「iPhone」の売り上げが70万台超のもよう 一方でこの先の売り上げを疑問視する声も
アメリカで先週発売された「iPhone」が、週末を挟んで売り上げを伸ばしている。
iPhoneは、わずか4日間で70万台も売れたとされているが、この「iPhoneブーム」がどこまで続くかは未知数となっている。
携帯音楽プレーヤー「iPod」に、電話やパソコン並みのネット機能がついたiPhoneは、発売初日から売り切れが続出し、週末を挟んで、売り上げは70万台を超えたとみられている。
投資会社のウィルツ氏は「『携帯はヒットしても50万台』という概念をiPhoneは吹き飛ばした。売り上げが低調なこの季節に、こんなに売れるとは驚きだ」と話した。
一方で、この先の売り上げを疑問視する声もある。
IDC調査会社のバクシ氏は「みんな興味はあるというが、実際に買うか聞かれて『YES』と言うのは10%。残りは買うのをためらっている」と語った。
その理由が、1台6〜7万円という高額な価格設定で、一般消費者が、「いずれ安くなるだろう」と機をうかがい始め、「売り上げはこれで頭打ちではないか」と指摘する声さえある。
iPhoneのアジアでの発売は2008年の予定で、アップルでは、それまでにさらにグレードアップを図るということだが、それもアメリカ国内の売れ行き次第ということになるかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070708/20070708-00000897-fnn-bus_all.html