☆★アナログシンセPart7★☆

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20名無しサンプリング@48kHz
K.T.さんのHPより転載
DCO 8253 TimerIC*2
Sub OSC/ Wave converter... MC5534 hybrid IC
VCF/VCA IR-3109 4pole OTA LPF
BA662 OTA Resonance Att.
BA662 OTA VCA
..... A1QH800170 hybrid IC
NOISE TR逆bias/BA662 OTA Noise level
EG SOFT
LFO SOFT
EFFECT BBD 2相chorus (MN3009)
D/A 12bit ladder
CPU uPD7810*2 (A/D内蔵)

ANALOG部
Modulator関係は softで発生、Oscillatorは DCO構成のため
Analog部は VCF/VCA/HPF /Ensemble Chorusとなります。
VCF/VCAはこの時代の ROLAND synthで標準として使われていた、
IR-3109 4pole OTA LPFとBA662 OTA VCAを使用していますが、
これらの chipを hybrid ICにして一まとめにしています。

DIGITAL部
6voice 分の DCOの制御(Sub OSCの源波形+SAW波形制御)を Timer IC 8253*2によって 行います。
Juno106の DCOとは DCO用 CV 電流をコンデンサに充電(積分 )させそれを放電するタイミ ングを上述のTimer ICの矩形波で行うもので結果 SAW波が発生され、波形発生自体は 純analog 的に行われますので波形そのものは analog VCOと何らかわりません。
発振周波数が Timer ICの矩形波発振周波数で制御されるため DCO(Digital Controlled Oscillator)とよばれます。
PW波は この SAW波をコンパレータにかけることにより、また SUB OSC波形は、 Timer IC出力の矩形波を分周することで得ます。
上述の Timer ICを除く wave converter(wave generator)部分は hybrid IC化されています。
CPUは2個使用しており、1個は Keyboard assign / panel volume read / MIDI /programmer 等のいわば情報収集/音色program 機能に、
もう一個は 音源としての機能 ..... 1個目のCPUからのserial信号(note/parameter 情報 etc )を受けまた bender 位置等を読み、音源として機能するように DCOを制御し、soft modulatorを動作させ、結果をCV out (S&H)として analog module等を動作させます。
Juno106においては memoryできる volume sliderの数が 16個になっています。 これは 8chの multiplexer ちょうど2個分になるように parameterの種類を工夫して いるのでしょう。