■■■■■音楽理論(・∀・)4冊目■■■■■

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14名無しサンプリング@48kHz
ん.......代理和音の話ししてんのか?それなら全音からでてる
「バルトークの作曲技法」って本の「中心軸のシステム」の項目に
いろいろ書いてるぞ。
例えば、中世の旋法音楽では曲の終止型においてのみ
I-IV-V-Iが使用されていた。CdurだとC-F-G-Cだな。
これが古典和声だと平行調amollのI-IV-V-IであるA-D-E-Aを
持ってきて、CにA、FにD、GにEが代理することになる。
ロマン派の和声ではそれが短3度上の平行関係にある調の
I-IV-V-Iに代理させている。するとCにAとEs、FにDとAs、GにEとBが
代理する。どうやって短3度上の平行関係にある調を導いたのかというと、
Cdur-cmoll-Esdurという具合に。これをさらに応用すると。
(全部書くのは面倒なのでトニックのみ以後書く)
(Fisdur-fismoll)-(Adur-amoll)-(Cdur-cmoll)-(Esdur-esmoll)
Fisdurの平行短調はDismoll=esmollである。
ここで(Es=Dis)-(Fis)-(A)-(C)-(Es=Dis)というトニックの連鎖が
できあがる。無論、この連鎖の完全4度上にはサブドミナントの連鎖が、
完全5度上にはドミナントの連鎖ができあがる。
このようなやり方だと平行調、同主調、同主短調をわけて考えるのは無駄
である。よって下からe-g-c-esと重なる和音や左手でc-e-g
右手でfis-ais-cisと押さえる和音もありとなる。
210 :172 :04/05/25 05:37 ID:ICI5318H
>>209
ああなるほど。EとBbがGのグループで。GのトライトーンペアのDbもグループに
入るわけですね。ディミニッシュのグループが3つできて、これで12のルートが
4つずつ3種の機能に分けられると。
key of Cとして
トニック      C Eb F# A
サブドミナント   F Ab B D
ドミナント     G Bb Db E
なんか賢くなった気分。バルトークの本探してみます。
(しかしクラ系の語法は頭を切り替えるのに苦労します…。)