【生は】生ドラムをシミュレート【ええよ】

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128名無しサンプリング@48kHz
かなり話題に登っているようなのでDFHSについて個人的に気になった点を書きます。
例えばキック、スネア、ハット、TOM2個、シンバル2枚くらいの構成で被り数も2個など、
最小限に抑えていれば1.5GBで辛うじて足りますが、
GM配列的にキットを全て並べて被りを入れて全部をロードしてたら1.5GBでは到底足りない。2GBでも到底無理。
そのために付属のエディタにはMIDIデータを読んで必要なサンプルだけを選んでロードする機能があり、
それを使えばかなりメモリは節約できるようになってますがそれでもやはり難しい。
例えばスネア一音色だけでも実際にはベロシティスイッチ数がかなりあるわけで。
全部読み込めば必然的にロード数は音色数×ベロシティ数×マイキング数になる。
今後HDストリーミングに対応してくれるだろうと淡い期待を寄せてはいますが、
現状のWINPCでは2GB以上のメモリを乗せてもアプリ一個に対する特化使用ではほぼ無意味。
2GBの上限を考えればもし今後もHDストリーミングに対応しなければ
正直言ってこのソフトはオーバースペックですね。
まさしく発売当時のギガサンのように。
マイキングについては空間再現処理とかそんなハイレベルな物ではなく、
単純に一音色について被りマイクも別トラックとして一緒に録音してあるだけです。
1音だけ鳴らしてそれを複数マイクで録音してあるだけの事なので、
当然ながら実際のドラム録音時に起きるような複数音色によるうねりなどまでは入っていません。
まあうねりは叩くフレーズによって無限数になるので絶対に再現不可能ですしね。
スネア1音だけを叩いて、それをスネアの上下やハット、TOM、オーバーヘッド、アンビエンスなどのそれぞれのマイクで個別に録音してあります。
更にそれがベロシティスイッチ数ぶん全部入ってるわけです。

因みにキック、スネア、ハットは一種類しか選べません。
VSTiで複数のDFHsを立ち上げようというなら別ですがw

まあでも現状発売しているライブラリで最高峰の部類なのは間違いないでしょうね。
あとギガサンやコンタクトでの読み込みには今後も対応しないでしょうね。
実際に使えば分かりますが、あれを普通のサンプラーのインターフェイスで使うのは無理だし、
無理に読めても不便で仕方ないと思います。