EOSのワレ探してます。

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1初心者
初めまして。
最近DTNをはじめました。
でもお金が無いから当面はワレでいこうかなとおもいます。
EOSのワレをDLLできるとこを教えてください。

かしお
2名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 13:50 ID:saFfe7Rk
はいはい逝ってヨシ
3_:02/01/28 13:52 ID:6KzbtXCO
dllはダイナミックライブラリですが何か?
4名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 13:52 ID:OawkP+UQ
   ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (,,゚Д゚) <  駄スレの再利用は
 _/ つ/つ  \_____
 ~て ) _)    ___
  ∪ ∪    て  ~)   クルリンコ
 ////     ⊂  /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ωω      (''  ) <  ヨッ…2ch最大の
            (/ (/    \_______
              ,,_
             ⊂, \⊃ ベチャ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               \∧∧   <  グッ…課題です
               ⊂(,,゚Д゚)つ))  \______
5名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 13:53 ID:3oQeDtmj
タイーホw
6名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 14:00 ID:OawkP+UQ
    〆 ̄  ⌒ヽ
  γ   〃__ ノ)))
   |   从 __, |_ チュ!
   |   | |   |∧∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |   | | ゛ ,ノ( ゚Д゚;) <   このスレ擬古専用スレにして良いか?
  | | ||_|リ 「__  ,|∪|   \_______
  |/ \ \| /ヽ/  ̄ コ
  |  ヽ ̄|「/ヽ _]
   |   |_/  /∪∪
7名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 14:05 ID:OawkP+UQ
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    |     ギコ募集中    |
    |                |
    |___________|
        ∧ ∧.||  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ( ゚Д゚)|| <  ギコナハハハハ!
       .(|  |つ  |   バンスコ作成中に猫が楽譜にしょんべんしやがった…(マジデ
       〜|  |||    \____________
         .U U
8名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 14:08 ID:OawkP+UQ
           ノビ〜         ノビ〜        ノビ〜       ノビ〜
   (   Λ_Λ      ○   Λ_Λ     (   Λ_Λ      ○  Λ_Λ
  ⊂ ´⌒つ゚ー゚)つ   ⊂ ´⌒つ´∀`)つ  ⊂ ´⌒つ゚Д゚)つ  ⊂ ´⌒つ・∀・)つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
9名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 14:14 ID:nkqmaCf7
楽器屋へ逝く
    ↓
EOSが展示してある
    ↓
地面に向かってDLする。
    ↓
EOSが割れる。
    ↓
ヽ(´ー`)ノ ベンーショ
10名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 14:15 ID:Kxc/2F0Z
          /~ヽ              /:ヽ
          {:::::::::\        /.:::::::::}
          ヽ、::::::::\,.....-.―-/.:::::::::::ノ
           ゝ,.-‐-、,.‐‐-、::::::::::::::::"く
          /    /⌒丶 ヽ._::::::::::::::ヽ  では削除されるまでの間
         /   ,ィ〃//゙ヽ. ヾ ヽ::::::::::::}  大耳モナーが
         /  ∠_     `'、   ゝ:::::::::j  この糞スレを管理しておきます♪
        {  /,.=、`   ,.ニ ̄`メ ヾ }:::::::メ
        ノ)イ1仆..}    ri⌒ヾ ソりト、::::/
          リソ,,`ー' .   、、::;ナ 仆⌒!ソ
     (\_/八    、_   ̄ '' ,.!|f_ノリ (\_/)
     ( ´∀`)リヽ.         ィルリ从メ   (´∀` ∩
     (.つ  つ   ` ー┬   トx     (つ   丿
      ) ,) ) '^~  ̄く(__ ___/ ,ゝ 、   (  ヽ,,ノ
      (,,_,,_,,)    /ソc< r一'~´  ヽ、 (,,゙__,,)
      /   レヘ、___//.:::::.ヽ\      入/   |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
11名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 14:20 ID:j+KUNs/r
少々割れてても使えればいいので宜しくお願いします。
12名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 14:23 ID:N8AaDXcP
    では、削除されるまでの間、変耳モナーが
    ここを管理しておきます。
                            +
.   +  (|_|)(|_|)(|_|)  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
13ヴァーグナーその1:02/01/28 14:34 ID:OawkP+UQ
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)< タイピングの練習でもしよう。駄スレ復元計画もかねて。
 UU ̄ ̄ U U  \_____________
_____∧_________________
ヴィルヘルム・リヒャルト・ヴァーグナー(ドイツ1813-1883)
   〜半音階主義〜

1850年といえばまだロマン派の時代であるが、それ以後を新ロマン主義と呼ぶ。
1848年のパリの2月革命によって大変革を経験したヨーロッパ社会では音楽も変わらざるを得なかった。
ヴァーグナー自身、当時ザクセン宮廷劇場指揮者という立場でありながら、
反政府側につき、ビラの印刷や見張りをなどをしたため指名手配となり以後13年間、
亡命生活を余儀なくされた。
この事はロマン派の章でも触れる。

二月革命後、新思潮として自由主義と民族主義が現れる。
前者は新しい音楽感や様式を生み、後者の影響としてヴォルジャークやグリーク、
シベリウスらの民族主義的な作品がヨーロッパで賞賛された。
ヴァーグナーの作品も1850年を期して変化を見せた。

マイヤーベーアらのスタイルと類似が濃い《仙女》《恋愛禁制》《リエンチ》を経て
《さまよえるオランダ人》(1841)《タンホイザー》(1845)《ローエングリン》(1848)と
壮大なロマン派オペラを書いたヴァーグナーはその後、半音階的な和声を大胆に用いて
調性を曖昧にする事に精を出す。

古典派以来延々と続いた調整の世界での表現はすでに飽和状態に達していた。
《トリスタンとイゾルテ》(1857-9)は楽譜上ではなんとか調整的和声法に辻褄を合わせてはいるが、
実際には不協和音が長々と続き、一瞬協和音に落ち着いたかと思うとまた、次の長い不協和音のたびが始まる。
14名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 14:48 ID:KOoRBCDM
>>1
>>最近DTNをはじめました。
DTN???
デスク・トップ・ヌード???
15ヴァーグナーその2:02/01/28 14:48 ID:OawkP+UQ
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)< 腰が痛いなゴルァ
 UU ̄ ̄ U U  \_____________
_____∧_________________

フランス革命による昴揚した精神と合理主義に支えられて頂上を極めた古典派の様式は、
60年ほどでベートーベン生存中にすでに変質し始める。
古典精神の産物である調性(tonakity、長調と短調)と、調性を土台として生まれた
古典的機能和声法などは次第に新しい表現を束縛するものとなりつつあった。

ショパンやリストの作品には早くも古典的な和声法で許されていない非和声音がしばしば用いられている。
(ショパンの美しい旋律に隠れてほとんど気に止まらないとはいえ、多種多様な音型とともに大胆な
非和声音の使用から、あのデリケートな表現が生まれたといえよう)
ヴァーグナーの作品では調性は常に上がり下がりする半音階によって翻弄されて曖昧となり、
主音に落ち着く事を拒否している。
また、3和音はその上さらに7,9,11度を成すおとが加えられて解決を必要としない独立した響きと化している。

《トリスタンとイゾルテ》はそれ以前のオペラと比べると、この半音階の使用が著しく、
「半音階のお化け」とさえ言われた。
その第1幕への前奏曲の冒頭部分を示そう(譜1)(注:譜面は用意せんぞゴルァ)
16ヴァーグナーその3:02/01/28 15:07 ID:OawkP+UQ
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)<   ぎこはにゃ〜〜ん
 UU ̄ ̄ U U  \_____________
_____∧_________________

ヴァーグナーは彼の舞台作品を「総合芸術」(Gesamtkunstwrk)と呼んだ。
日本で一般に用いられている「楽劇」(Musikdrama)という語はほかの人が名づけたものである。
彼は芸術は人間全体の表現で無ければならず、個々の芸術(造型、詩、音楽)が
一体となって作品を作るべきであると考え、ひたすら舞台作品を書いた。

彼は古典派のようにひとつのまとまった主題に基づいて一曲を統一的に構築する事を避け、
断片的な無限旋律(Unendliche Melodie)を多数用いて中心を拡散しようとする。

また、慣習的な「番号オペラ」をやめて、劇が常に連続的に進行する形をとった。
その代わりに各棟像人物、物事、理念を表す動機を様々に用いて全体に統一を与えている。
これをヴァーグナーは「基礎主題」(Grundthema)と読んだが、いまでは「指導動機」(Leitmotiv)と言う方が一般的である。

声によって歌われる言葉はある出来事や状況などの筋の運びに必要な外的な要素を表現し、
管弦楽が内的な、本質的なドラマ性を表現するという考えから声に対しての管弦楽の優位性が増大し、
そのスコアは次第に分厚くなって行く。

ヴァーグナーはショーベンハウアーの、人間の意志を否定し、盲目の意志(宿命)に弄ばれる人間は愛と死によってのみ救われる、
という厭世哲学を受け入れている。
《トリスタンとイゾルテ》はまさにそのような哲学の、音楽上の極限的な表現といえる。

解決の無い「トリスタン和声」は、この世では解決できない人間の運命を表しているのだろうか…?
17ドビュッシーその1:02/01/28 15:25 ID:OawkP+UQ
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)<   テンテケテケテケテンテケテケテ…
 UU ̄ ̄ U U  \_____________
_____∧_________________
クロード・アシル・ドビュッシー (フランス1862-1918)
    〜印象主義〜

19世紀の後半はヨーロッパ中の音楽にヴァーグナーmp世紀末的な分厚い音が覆い被さっていたといえよう。
ドビュッシーはヴァーグナーのゲルマン的な大仰さを嫌い、次第にその呪縛から逃れ、独自の世界を作り出す。

彼もヴァーグナーらと同様に古典的な和声から自由な音楽を求めていた。
その手段として、音階の面では半音階よりはむしろ一層無調的な全音音階を用い、
中世の協会旋法や東洋の五音音階、スラヴ風な長・短調の頻繁な交代もしばしば現れる。
1889年のパリ万国博覧会でははじめて聴いた日本やインドネシアの音楽から調性以外の音階を見出したと彼は言っている。

和音の面では古典的機能から解放された和音が、一個の独立した響きとして自由に飛び回る。
例えば、同一和音の連続(古典派理論では最も避けねばならない悪例のひとつ)や解決を必要としない9や11の和音の使用などである。
そして旋律は断片的であり、ひとつの調に長くとどまらない。
時には短い時間内に一オクターブの中の十二の半音のほとんどが使われて無調(何調でもない、Atonality)的である。

これらに加えてドビュッシー音楽の個性を強調しているのは、リズムである。

バロック以来の二拍子あるいは三拍子を行儀よく反復するしきたりからリズムを開放し、多用なリズムの連結によって、
自由で流動的な音の動きを実現した。
そして、三連音、五連音、七連音など割り切れぬ数を一拍に対比させる事も多い。
18名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 15:34 ID:mZE1TiMi
最後のかしおってかしこのこと?それともCASIO?
19ドビュッシーその2:02/01/28 15:49 ID:OawkP+UQ
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)<   ぎこはにゃ〜〜ん
 UU ̄ ̄ U U  \_____________
_____∧_________________

彼は印象派と呼ばれる。

印象派という言葉は絵画の世界で1874年にモネ、ルノアール、セザンヌらが開いた展覧会の、
モネの絵『印象、昇る太陽』に対して否定的に用いられたのが始まりとされている。
印象派といわれる画家達は「自然の中に線は無い。だから線では物を書かない」といい、
また光の中でうごめいている色そのものが主題なのだという。

この印象主義は続いてヴェルレーヌやマラルメらの文学の世界で起こり、
音楽では1887年にドビュッシーが作曲した《春》に対して
「色彩の感覚が誇張されすぎていて、デッサンの正確さと形式の重要さを忘れている」
と批判されたのが始まりである。
印象派の作品は絵画、文学、音楽のいずれにおいても、雲、霧、風あるいは水に関するもの、香り、光などの
不定形な流動体を題材とする事が多い。

ドビュッシーの作品にはピアノ曲が多い。
ヴァーグナー的な分厚い音の世界ではピアノのような澄んだ淡白な音は掻消されてしまっていたが、再び生き返ったのだ。
ドビュッシーはコンセルヴァトアールで様々な賞を取ったが、和声楽の成績は芳ばしくなかった。
それは先生の教えた通りに古典的に書かなかったからである。

彼のある作品に対して先生が、
「長調なのか短調なのかはっきりしない」
と非難したのに対して、彼は、
「音楽は長調でも、短調でもありません」
と答えだという。

ドビュッシーは音楽を時間の次元から解放し、個々の和音を音色として独立され、「ひびき」そのものの絶対的で静的な価値を作った。
そしてロマン派のように情緒を綿々と歌い上げるのではなく、瞬間瞬間の光の躍動を感じさせる音楽を生み出し、
《牧師の午後への前奏曲》や、オペラ《ペアエスとメリザンド》(メーテルリンク作)では無意識に近い精神、
人間の神秘的な実存−不条理の世界をそのままの音の世界に呼び起こす、不思議な音楽を書いている。
《ペアリスとメリザンド》は番号オペラでなく、アリアも無く常に連続した音楽になっている点でヴァーグナーより徹底している。
20ドビュッシーその2:02/01/28 15:52 ID:OawkP+UQ
  ∧ ∧  カタ       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (,,゚Д゚),__カタ_ _<   …この本自体がものすごく面白い本なのでタイプしててはまるな…
  ./ つ_|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \_____________
 (,  |\||  VAIO   |
     '\,,|==========|
21名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 16:01 ID:OawkP+UQ
――――――――――――――
しかし>>1も厨だが著作物を侵害してる点で言えば俺のほうが厨なわけだな…
__  __ .r――――――――
    ∨   | エムエークスでも捕まるご時世ですからね…
日 凸 U | ______
≡≡≡≡≡| /  .∧∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 U ∩ [] ∨% (゚Д゚ ;) < ドビュッシーが俺を誘惑したとでも言い訳でもしますか?
__ ∧ ∧___∧ ∧|つ∽)_ \_____
  (,, ゚Д゚)日 (゚Д゚,,)∇
― /   | ――.../   | ―――
\(__.ノ   \(__.ノ
 ━┳━   ━┳━
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄
22名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 16:18 ID:nkqmaCf7
せっかくのネタスレもOawkP+UQのせいでつまらんスレになっちまった、、、
流れ読めよヴァカが
23名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 16:33 ID:O8r9ckT8
>>22
それもそうなんだけど、読み始めると面白くなってきた・・
OawkP+UQはへこまずに、ぽつりとやってくれ、読者1名。
24EOS出身:02/01/28 16:37 ID:x2rZUvsI
>>1
移動しましょう ↓
http://pc.2ch.net/dtm/index.html#1
25シェーンベルクベルクその1:02/01/28 16:41 ID:OawkP+UQ
                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                  | 問題のシェーンベルク地点に到着した。これより潜行する…ドーゾ
                   \_  _____
                      ∨
                             『 ゴォォォォォ…
              ¶ ∧ ∧      / ̄ ̄ ̄ヽ
        ∧ ∧   ‖(* ゚Д゚)⊃  / ̄∈≡∋ ̄ヽ
       (* ゚ー゚)  / ̄U ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ( ̄ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ┏┓┏┓       ¢  \
 ∈≡∋              〓   ┃┃┏┛   〓    ¢  )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
___________∧_________________
アーノルド・シェーンベルク(オーストラリア1874−1951)
      〜十二音技法〜

シェーンベルクはドヴュッシーの様式をも受け継いではいるが、
本質的にはヴァーグナーの革新をいっそう押し進めて、ついに調性を否定する無調に至るのである。
シェーンベルク自身は汎調性(Pantonality)という言葉を用いている。

初期の代表作のひとつ、弦楽六重奏曲、《浄められた夜》(1899)は、リヒャルト・デーメルの
同名の詩を表題としており、ヴァーグナーの半音階法をより大胆に転回し、
異名同音(ある調に属する和音をほかの調に読み替える)によって
次々と転調し、ひとつの調が確かにならないうちにほかの調を予感させて行く。
その結果所々に無調的な部分が生まれている。
と、同時にドビュッシーの印象派風の和音処理も多々見出される。

なお、象徴派の詩人デーメルを選んだ事もドビュッシーと共通する事である。
この曲やその後で作曲された交響曲《ペアレスとメリザンド》(1903)
…これもドビュッシーがオペラの台本として用いたメーテルリンクの戯曲を題材としている
…など今日かなり調的に聞こえるのだが、
当時シェーンベルクは批評家達によって気違い扱いされていたのである。
26シェーンベルクベルクその1:02/01/28 16:44 ID:OawkP+UQ
     ¶ ∧ ∧ Ψ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ∩( ゚Д゚ )∩ < >>そう言われるのは解っていたが、俺の勝手だゴルァ
     | V   V /   \____________
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
27シェーンベルクベルクその2:02/01/28 16:51 ID:OawkP+UQ
   ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (,,゚Д゚) <  シェーンベルクは12音技法の説明まであるので長すぎるな…チョトメンド
\ / つ ノ    \________
 (__-、ノ
 ノノU
 ∪
__∧_________________

シェーンベルクがはじめて無調を大胆に試みたのは《第二弦楽器四重奏曲 作品一○》(1908)だといわれている。
弦奏四十奏という形式は古典派以来、最も精神的な緊張の高い絶対音楽のためのものとして扱われていたが、
シェーンベルクは、その第三、第四楽章にソプラノの歌を乗せた。

この事だけでもスキャンダルであるが、第四楽章で用いたステファン・ゲオルゲの『魅惑』の冒頭に
「私は他の惑星の気配を感じている」
という一説があり、われわれが住んでいる地球とは物理的な条件の異なる惑星の気配を表現するのに、
これまで使われてきた調性という引力関係とは異なる音組織が求められ、
無調に踏み切ったのではないかと考えられる。

第四楽章の冒頭の、あっという間に過ぎ去る十六個の三十二分音符には、12の半音すべてが現れている。
(4個だけ重複しているが)
という事は、このフレーズがもはや何調にも属してない事を意味している。
無調とは何調をも感じさせないように音を連ねて調整から脱出する事である。

例えばc-e-g(ハ・ホ・ト)と続ければ、これはハ長調を成立させてしまう。
何調にも属さない音の連ね方を求めるには、全音階的な音の連続を避け、半音階や全音音階を用い、
古典和声で不協和な音として特別扱いされてきた短二音階や長七度、増四度などを頻繁に用いる必要がある。
28シェーンベルクベルクその2:02/01/28 16:52 ID:OawkP+UQ
>「私は他の惑星の気配を感じている」

 ∧⊂ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (゚Д゚)ノ < うわ〜、宇宙が膨張してるよ
 (|  |    \__________
〜|  |
  ∪∪
29名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 17:02 ID:LmK2iwlD
くだらねースレ立てんじゃねーよ
30シェーンベルクベルクその3:02/01/28 17:23 ID:OawkP+UQ
 ∩ ∩
 | ∪ |
 |  〜
 | ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | i ,,゚Д゚) <  さぁ盛り下がってまいりました
 U U    \________
___∧____________________

無調は当時の芸術思想「表現主義」(Expreessionismus)とも無関係ではない。
絵画のほうではカンディンスキーやブラックらが表現主義の画家といわれている。
シェーンベルクも彼らと接触があり、絵のほうも相当な腕前であり、自画像その他が残っている。

表現主義は印象主義への反動として生まれたものであり、印象主義が外界の対象を感覚的にとらえるのに対して、
表現主義は対象を拒絶し、ひたすらに人間の心の真相へと沈潜して行き、その内部を表現しようとする。
それ故きわめて主観的であり、特殊な心理状態に集中して精神分裂症的な表現をとる事もある。
題材としては悲劇的なものを好み、孤独、死、幻影、性的なもの、予言めいた事などがテーマとして扱われる。

音の世界でこう言った表現をするためには新しい表現方法や音素材を見つけなければならない。
猛烈に速いパセージ、高音と低音との激しい跳躍、ピアニッシモからフォルティッシモへの極度な変化、
予測を許さない非連続的なリズム等々、自然な連続的な流れを拒否し、中庸を欠く表現、
そして調の秩序に反する無調、これらはすべて表現主義にうってつけであった。

さらに声の扱い方としてSprechstimme」(語り声)あるいは「Sprechgesang」(語り歌)が発明された。
これは一旦書かれてある高音に声を当てた後、すぐに音程をはずして、全体としては歌わず、
語る形であり、《ピロリ・リュニュ−ル》その他で用いられている。

メロドラマ《ピロリ・リュニュ−ル》(月に憑かれたピエロ)はベルギーの表現主義詩人アルベール・ジローの
同名の五十篇の詩からドイツの象徴主義詩人O・E・ハルトレーベンによって訳された二十一編に作曲されたもので、
幾つかの楽器の様々な組み合わせの上でソプラノがシュプレヒゲサングで語る。
ある時はは夢見るようであり、ある時は無意味でもある。
31シェーンベルクベルクその4:02/01/28 18:38 ID:OawkP+UQ
   /⌒∧∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ミ( (( ゚Д゚) < 
〜〜ミ ミ U U〜〜\_____
_____∧________________

無調による作品を数曲書いた後、彼は幾つかの問題につき当たる。
まず無調では大規模な作品が書けないという事である。
素材をごく少しにして全体を統一してみてもすぐ行き詰まってしまうし、
一定時間無調が続くと、無調的雰囲気が単調に連続するのみで、曲が進行し変化して行くと感じられない。

シェーンベルクは六年間作品を発表しなかった後で小規模な音列技法を経た後、無調を有機的に
転回する手段として「十二音技法」を発明した。

シェーンベルク自身は「相互の間の関係のみに依存している十二個の音による作曲の方法」と名づけた。

いわゆる「十二音技法とは」、作曲をするのに当たってまず一オクターブの中の十二の半音を全部一回だけ用いた
(つまり十二音の)無調的な音列を作る。
それをあらゆる曲の土台となる音組織として、旋律的にも和声的にも一曲を仕上げるのである。

基本形をOriginal(O)とし、それを次のような形で転回して行く。(本文とはちょっと違う書き方するぞゴルァ)
(1)位置型  Originalが1〜12ある
  ↑十二音音列をそっくりそのまま高くしたり低くしたりしたもの(つまり移調のようなもの)
   これはオリジナルを入れて十二種類あるわけである。

(2)反行型  Inversionが1〜12ある
  ↑InversionはOriginalの音程を上行は下行にと展開したもので、これも移置すれば十二種類が可能である。

(3)逆行方  Retrograbusが1〜12ある
  ↑RetrograbusはOriginalの最後の音から逆に戻った形である。

(4)逆行方の反行型 IR が1〜12ある
  ↑逆行したものを反行する事である。

これで四十八種の展開が可能なわけだある。
実際には、その中からその曲に適した数個を用いるのが普通である。
32名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 18:48 ID:nkgoBeCu
DTN、DLL、かしお

>>1はある意味で神。
33シェーンベルクベルクその5:02/01/28 18:59 ID:OawkP+UQ
                      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ______  ∧ ∧  < さっき台詞入れ忘れた…
    ____/_____/ρ゚Д゚__)┓ \____________
   _O。//。'O/  ̄ 。| ̄ ̄- |] ̄`ヽ ブロロロロ〜!
   |┌――┐__ l⌒ll__.|__---イ_l⌒llノ =3
――~`--' ̄ ̄ ̄`--' `--' ̄ ̄ `--' ――
___________ ∧___________

また、音列の十二の音を二分(三分、四分)し、それぞれの部分を逆行させてつなぎ合わせるなど、
後にはさらに複雑な展開の方法を考え付いている。

シェーンベルクは1921年の夏、弟子のルーファーと散歩中に
「今日私はちょっとした発見をしたけれど、これで今後100年間のドイツ音楽の優位が保証できる」
と語ったそうである。
つまり、十二音技法を発明したのである。

十二音技法によってかなり大きな無調の曲を書く事が可能となった。

十二音技法はヴァーグナーの半音階、ドビュッシーの全音音階やその他の非調性的音階などの延長線上に生まれたといえるが、
その徹底した革新性の故に過去とは断絶した、しかもドグマ的な者であるとみなされがちである。

晩年のシェーンベルクには音列の作り方や曲の構成に、調性の重要な要素である主音と属音の関係を強調したものなどもある。
今日でも十二音技法とその原理を用いて作曲している人は少なくない。

シェーンベルクにはテキストをともなう作品が多いが、その中で彼自身の手によって英語で書かれた(アメリカに亡命してからの作品)、
《ワルソーからの生き残り》は、ナチの毒ガス室から危うく逃れて帰ってきた一人のユダヤ人が忘れる事の出来ないその情景を語るというもので
男の語りは十二音技法で書かれたオーケストラに支えられている。
34シェーンベルクベルクその6:02/01/28 19:01 ID:OawkP+UQ
シェーンベルク自身、ユダヤ人であり、彼の身内にも何人かの犠牲者がいた。
そのような極限状況を描くのに調的なメロディを用いたとしたらどうであろうか。
男の語りに気を取られているうちに聞いている人を恐ろしい緊張感で包むのは、圧倒的にオーケストラの力なのである。

無調や十二音技法だからこそ、かつて人類が経験した事が無い恐ろしさを表現する(感傷的に出なく)ことができたといってよいだろう。

新しい技法というものは、、実現するものの世界が変化し、従来の素材では表せなくなったときに生み出されるものだと思う。

シェーンベルクは、後輩の指導にも熱心であったが、彼の弟子のうちベルクとヴェールンが最も個性的である。

シェーンベルクとベルクとヴェーベルンの三人を「第二次ウィーン樂派」と呼ぶ。(もちろん第一次はハイドン、モーツァルト、ベートーベンである)。

 ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ゚Д゚) < 切りの良いとこまで行った、スレ汚しすまんかったね、ハイハイ
 (⊃ \⊃ \____
  \  )ρ
   く く
35名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 19:11 ID:OawkP+UQ
_ , '⌒ ⌒\
\\ ノ// ヘヘ、
 '(○) |||)、 ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ' 'へ゛ーノ  ( ゚Д゚) <最後にひとつだけ…シェーンベルクはオーストリア出身だ訂正するぞゴルァ
    (  ̄ ̄ ̄《∪∪   \________
    |  ー−− | |
    |__|   | |
  ∠|_|_|_|_|_ゝ 丿UU
    |__|_|    ・
    | ||     ・
    |__|__|    ・
    | \\    ・
36名無しサンプリング@48kHz:02/01/28 20:15 ID:6HPVIN3J
13〜35>
ヒマなんだね。
37名無しサンプリング@48kHz:02/02/03 20:07 ID:MdOaWb7O
バッハとかラヴェルとかやってくれるとうれしいな。
38名無しサンプリング@48kHz:02/03/02 07:26 ID:Rk6iHOXq
なんじゃい、ワレ。
39名無しサンプリング@48kHz:02/03/14 03:15 ID:R7DU+218
おいっ!タメになるじゃないか!

何の本を写してるんだ?
タイプライト・レッスンだからコピペじゃないんでしょ?
40名無しサンプリング@48kHz:02/04/13 01:31 ID:pXoefJgG
ID:OawkP+UQさんの再降臨を熱望します。
41名無しサンプリング@48kHz:02/05/08 20:26 ID:O2EPRbTb
  
42名無しサンプリング@48kHz:02/05/24 03:44 ID:nm1oTUxD
両スレ
43名無しサンプリング@48kHz:02/05/24 04:21 ID:bAHir0dj
すげえ・・・ここのスレ。
偉人の音楽の歴史か。
もっと読んでみたい。
音楽作るとき精神的に強くなれそう。
44名無しサンプリング@48kHz:02/05/24 05:36 ID:RQt89chT
同じくもっと読みたいです。
残りも全部ここに書き写してホスィ…(゚д゚ )
45名無しサンプリング@48kHz:02/06/03 20:49 ID:jm/algqT
>>44
あと200ページ以上も打てと言うのか…

タイプしていた本のタイトルは
・「現代からの音楽史」 印牧由 規子 著 公論社 ISBN4-7714-7708-6
です
ちなみにこの本は読む前に音楽理論を一通り理解しておいたほうが読みやすいと思う

↓あと、他にお勧めの本(DTM板向けで難解過ぎないものを中心にセレクト
・「音の不思議を探る」 チャールズ・テイラー著 佐竹淳 林大訳 大月書店 ISBN4-272-44025-X C0073
シンセサイザーに関する記述が非常にレトロですが、YAMAHA DX7を使用しての実験の記述があり、DX7が欲しくなってしまうでしょう(w
・「音楽脳入門 脳と音楽教育 Introduction to The musical musical brain」 ドン・G・キャンベル著 北山敦康訳 音楽之友社 ISBN4-276-31156-X C1073
音楽教育の基礎。脳と全身をを音楽で包んでしまう方法、教えますって感じ
・「D.T.M時代のロック的新作曲講座 Roll over Beethoven」斎藤節雄著 シンコーミュージック ISBN4-401-71101-7
この中では一番初心者向けかも。詰め込み気味な本ではあるけど理論書や本文中に紹介される録音作品を聞きながら読み進めれば相当な知識量になります
また、初心者のための音楽理論的実験の項目もあり、真面目にできる人には楽しめる本だと思います

図書館で音楽コーナーの書籍を全部読めば相当量の知識が身につくと思う
ただ、「頭ばっかりでも、体ばっかりでもだめよね」を基本にしましょう。本を読むことで安心してしまう人は伸びません(俺がそうだったから
他に面白い本があったら俺にも紹介してね
46名無しサンプリング@48kHz:02/06/16 20:34 ID:Qcb6zRxk
47名無しサンプリング@48kHz:02/06/20 22:39 ID:H7mcO+nJ
シェーンベルクの続き読みたいよー
48名無しサンプリング@48kHz:02/07/01 11:57 ID:uMmf7Vuw
同じく、楽しみにしてた。
49名無しサンプリング@48kHz:02/07/07 10:57 ID:bfH6TbUF
50名無しサンプリング@48kHz:02/07/19 04:23 ID:E3ExvP2b
51名無しサンプリング@48kHz:02/07/19 20:33 ID:30KN10f8
52名無しサンプリング@48kHz:02/08/01 13:46 ID:jMFAaUfX
53名無しサンプリング@48kHz:02/08/02 14:47 ID:lb4E8ccm
そんなことより踊りませんか
54名無しサンプリング@48kHz:02/08/05 14:33 ID:+l0OwVeF
>>47-48
・「現代からの音楽史」 印牧由 規子 著 公論社 ISBN4-7714-7708-6
55名無しサンプリング@48kHz:02/08/08 04:23 ID:ExJPk1Pm
ageるべきかと思ってしまった
56名無しサンプリング@48kHz:02/08/08 04:31 ID:HWrnYR6J
何か面白い本があったらここに書き込むように汁!
57名無しサンプリング@48kHz:02/08/15 11:47 ID:Sv2VNyww
われ?
58名無しサンプリング@48kHz:02/08/16 01:54 ID:MxJMYTaF
うわなんか途中までちゃんと読んじゃったYo!

なんか挿し絵に和みつつ・・この「挿し絵と本文」スタイル是非
続けてほしいな(´ー`)と思った私はafoですか。
59名無しサンプリング@48kHz:02/08/27 21:04 ID:DwWJmznW
     ____
    /∵∴∵∴\
   /∵∴∵∴∵∴\
  /∵∴∴,(・)(・)∴|
  |∵∵/   ○ \|
  |∵ /  三 | 三 |  / ̄ ̄ ̄ ̄
  |∵ |   __|__  | < >>1 DTNって何?
   \|   \_/ /  \____
     \____/
   ______.ノ       (⌒)   
  //::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐
/ /:::::::::::|  /:::::ノ__ | .| ト、
| /:::::::::::::::| 〈 ̄   `-Lλ_レ′
レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′


60名無しサンプリング@48kHz:02/08/28 10:25 ID:T7IChb3e
natuage
61名無しサンプリング@48kHz:02/08/28 10:39 ID:a3SGIDuP
Desk Top Network
62名無しサンプリング@48kHz:02/08/28 13:43 ID:zT/8uSm4
Daisuke Tokidoki Nemurenai
63名無しサンプリング@48kHz:02/08/28 14:04 ID:wHnGzgIW
Desk Top Nusic
64名無しサンプリング@48kHz:02/08/28 14:17 ID:ypQortF2
↑ウケタ。
65名無しサンプリング@48kHz:02/08/28 14:39 ID:CEO3F0mu
無難にDesk Top Neko
66名無しサンプリング@48kHz:02/08/28 16:59 ID:A7QRUwwl
Daisuke & Tetsuya Network
67名無しサンプリング@48kHz:02/08/30 10:44 ID:qLyVbtK0
スタインウェイのワレ探してます
68名無しサンプリング@48kHz:02/09/03 12:54 ID:FR6nyXNu
sage
69名無しサンプリング@48kHz:02/09/14 13:50 ID:y/c/TAj3
DTMでも
Daisuke&Tetsuya Networkだったりして

それともまじでDTNってあるのか?
70名無しサンプリング@48kHz:02/09/21 03:54 ID:gLv9WRhA
元気?
みんなどうしてるの?
わからない。
71名無しサンプリング@48kHz:02/10/04 07:30 ID:FxqkJ6EW
age
72名無しサンプリング@48kHz:02/10/15 15:53 ID:dx9+RFxE
 
73名無しサンプリング@48kHz:02/10/30 01:21 ID:R4FhSqVy
寝る前にage
74 ◆PpmV5isDKk :02/11/07 22:02 ID:+Wjdh+in
テスト
75名無しサンプリング@48kHz:02/11/16 20:22 ID:V0yCSDA4
76名無しサンプリング@48kHz:02/11/20 13:01 ID:T6raKlQW
友達ネカマやはり持ってて初め素直比べて機能いいのかな?違いますかな?
77名無しサンプリング@48kHz:02/11/22 12:04 ID:8B3R7YY/
大助花子・時々・眠れない
78名無しサンプリング@48kHz:02/11/24 07:11 ID:yUUg4Ftb
好き
79名無しサンプリング@48kHz:02/11/30 10:32 ID:l7ApRGJt
名スレ救援
80名無しサンプリング@48kHz:02/12/09 12:00 ID:Skhr46zZ
マーラーまで書いてくれ
81けえかほおこく1:02/12/09 14:20 ID:ZNw8QlRX
3がつ3日

 ストラウスはかせわぼくが考えたことや思いだしたことやコレから僕のまわりでおこたことわぜんぶかいておきなさいといった。
なぜだかわからないけれどもそれは大せつなことでそれでぼくが使えるかどうかわかるのだそうです。
ぼくを使てくれればいいとおもうなぜかというとキニアン先生があの人達わぼくのあたまをよくしてくれるかもしれないといたからです。
ぼくわかしこくなりたい。
ぼくの名まえわチャーリイゴードンでドナーぱん店ではたらいてドナーさんわ一周間に11ドルくれてほしければぱんやけえきもくれる。
ぼくの年わ三十二さいでらい月にたんじょお日がくる。
82けえかほおこく1:02/12/09 14:22 ID:ZNw8QlRX
うまく文しょーがかけませんとストラウスはかせやニーマきょーじゅにいったけれどもそれわかまわないからしゃべているよおにかけばいいからといってビークマン大がくのちのーおくれのせえじんせんたーのキニアン先生の組
83けえかほおこく1:02/12/09 14:23 ID:ZNw8QlRX
でさくぶんをかくときみたいにかけばいいといったぼくわせんたーにわ周に3かい仕ごとがおわてからべんきょおしにいっています。
ストラウスはかせわ考えたことやおもたことをどんどんかきなさいといいますがもう考えられないからかくこともなにもないからきょーわこれでやめる、、、、、、けえぐチャーリイゴードン。
84名無しサンプリング@48kHz:02/12/16 23:09 ID:BL54VxZB
名スレ認定。
85名無しサンプリング@48kHz:02/12/16 23:20 ID:rEaE+f+q
いったいなんなんだ?このスレは
ついでに>>1はタイーホ!
86名無しサンプリング@48kHz:02/12/21 04:07 ID:nhYirfg5
87名無しサンプリング@48kHz:02/12/21 19:25 ID:c3+ZzI+8
落ちたと思ってたらまだ生き残ってたか。


よかった。。。
88名無しサンプリング@48kHz:02/12/24 16:03 ID:UxfBj5eB
 
89名無しさん:03/01/05 02:35 ID:wNZ16fSx
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ  | 君さぁ こんなスレッド立てるから          |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ             |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさと回線切って首吊れ     |
       \____________________/

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
90名無しサンプリング@48kHz:03/01/11 14:13 ID:Ivl4n+Ea
ごめん。ごめん。
91ある親子の会話:03/01/13 20:32 ID:s1fnKU0f
母「ひろし、大人になったら何になりたい?」
子「う〜んとね〜、DTNになりたい!!」
92名無しサンプリング@48kHz:03/01/13 21:21 ID:3P83uhX5
>>1はドトゥン
93名無しサンプリング@48kHz:03/01/15 14:22 ID:NFXc3yWK
>>92
君は、1の凄さを知らないようだな!
新語DTNを発明した偉大なお方なのよ
歴史に名を残す男でしょう!!
94名無しサンプリング@48kHz:03/01/17 22:36 ID:o6dzWj03
 
95名無しサンプリング@48kHz:03/01/20 12:56 ID:WcN/SLX6
素晴らしいスレですね。
96名無しサンプリング@48kHz:03/01/20 14:03 ID:zwwQtYnE
93 は明らかに 1
9793:03/01/22 19:29 ID:4dUtMyHk
そういうツッコミを予想しつつ書いたんだけどね。
本当にそうだったら面白いんだが・・・。
もうすでにタイーホされてんじゃないかな〜。
98名無しサンプリング@48kHz:03/01/22 23:08 ID:Z5KKR8Nj
      ∧ ∧
     ( ・3・)
     ./ つ つ 
  〜(_⌒ヽ      (´⌒(´
     .)ノ `J≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
         (´⌒(´⌒;;
    ズザーーーーーッ 
99名無しサンプリング@48kHz:03/01/22 23:44 ID:VfluYNV3
なんかわからんが挿絵よしと。。
クラッシックじゃなくロックの歴史でもやるかな。。。
100名無しサンプリング@23.9kHz:03/01/29 15:00 ID:EFwRduUf
100 Get!
101名無しサンプリング@23.9kHz:03/02/07 18:27 ID:Ef+Gzk+Z
    ( ゚д゚)ノ  ぼく〜のなまえはワー坊♪
           ぼくの〜なまえはレー坊♪  ヽ(゚∀゚ )
ヽ( ゚д)゚∀)ノ ふたりあわせてワレ坊だー♪
          き〜みとぼくとでワレ坊だー♪ ヽ(∀゚(д゚ )ノ
  ( ゚д゚)ノS    高価なものから♪
             安価なものまで♪     @ヽ(゚∀゚ )
    ( ゚д゚)    落とせるアプリだ♪     (゚∀゚ )
  ヽ( ´д`)ノ       WINMX♪       ヽ(´∀` )ノ
102名無しサンプリング@48kHz:03/02/15 08:59 ID:Hh3CEcfA
あれ?
103名無しサンプリング@48kHz:03/02/15 11:52 ID:dhhl31cF
シェーンベルクの次はウェーベルンキボンヌ・・・・
104名無しサンプリング@48kHz:03/02/16 00:37 ID:pO+xQRfU
裏の裏のそのまた裏ぐらいまで考えてそうで、>>1にはつっこみづらいですね。

ワレ行為、DTNやDLLにつっこむのは論外。
わざとらしさを指摘してもなんだか違う。
ネタとしてのつまらなさ。
もっさりした垢抜けなさを攻めてみましょうか。
「ダセぇよ!」とか。
105名無しサンプリング@48kHz:03/02/22 00:15 ID:zCbQulD2
>>104
おれならこう攻めるな。

こっちのスレで聞け。

EOS について語ろう
http://pc3.2ch.net/test/read.cgi/dtm/1031150409/
106名無しサンプリング@48kHz:03/03/08 03:07 ID:EOM1ySRl
107名無しサンプリング@48kHz:03/03/18 09:33 ID:uIaOntUi
age
108名無しサンプリング@48kHz:03/03/18 09:59 ID:5jbFAHp6
昨日EOS4.10から4.61にしたYO!!

どこが変わったのかよくわからないYO!!
109名無しサンプリング@48kHz:03/03/18 13:37 ID:4NoOzZPt
最近DTLはじめたんですけど,
どなたかMOTIFのワレがDLLできるとこ教えて下さい。
110名無しサンプリング@48kHz:03/03/18 13:38 ID:4NoOzZPt
>>106
IDがEOMじゃんかっこいい
111名無しサンプリング@48kHz:03/03/30 02:13 ID:VlZAX4Tp
つーか、M1
112名無しサンプリング@48kHz:03/04/04 20:20 ID:jJhhEV11
コソーリ保守
113名無しサンプリング@48kHz:03/04/09 21:23 ID:hBezgCPq
 
114名無しサンプリング@48kHz:03/04/17 07:01 ID:V7M1W/aZ
115山崎渉:03/04/17 11:53 ID:YdzckEJw
(^^)
116 ◆NULLPOKE.w :03/04/17 21:11 ID:VUIaEtJN
            __,,,,_
            /´      ̄`ヽ,
            / 〃  _,ァ---‐一ヘヽ
         i  /´       リ}
          |   〉.   -‐   '''ー {! 
          |   |   ‐ー  くー |
           ヤヽリ ´゚  ,r "_,,>、 ゚'}
         ヽ_」     ト‐=‐ァ' !   <ぬるぽ
          ゝ i、   ` `二´' 丿
              r|、` '' ー--‐f´
         _/ | \    /|\_
       / ̄/  | /`又´\|  |  ̄\

117名無しサンプリング@48kHz:03/04/17 21:14 ID:jRJ2/4S6
ダイナミックリンクライブラリですよっ
118名無しサンプリング@48kHz:03/04/17 21:15 ID:QtIUmCC9

  ( ・∀・)   | | ガッ
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__Λ∩
  _/し' //. V`Д´)/
 (_フ彡        /  ←>>116
119名無しサンプリング@48kHz:03/04/17 21:25 ID:vKWLH+RI
少なくとも3・14・18あたりよりは1の方が頭いいと思う。
120名無しサンプリング@48kHz:03/04/17 21:40 ID:2EXI56re
>>1はネタだろう
121名無しサンプリング@48kHz:03/04/17 23:10 ID:vKWLH+RI
>120
だからだよ
122 :03/04/18 00:56 ID:lLKS4Uf3
EOSはソフトシンセだったんだ!!!

warezサイト教えてください。
123名無しサンプリング@48kHz:03/04/18 17:15 ID:FsFhXGjF
>119
3・14・18あたりより…×
3・14・18・120あたりより…○
124山崎渉:03/04/20 06:03 ID:zq0az4ar
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
125 ◆NULLPOKE.w :03/04/24 05:26 ID:UFiyQRJM
ぬるぽ
126名無しサンプリング@48kHz:03/04/24 17:33 ID:fzRAHZjJ
カンケイナイ イタデ ニカイモ ヤルナ
  ( ・∀・)   | | ガッ
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__Λ∩
  _/し' //. V^Д^)/ ←>>125
 (_フ彡        /
127名無しサンプリング@48kHz:03/05/08 14:06 ID:oTf/vwry
IDがEOS記念age
128石川 直隆:03/05/08 15:08 ID:63yKSEVV
〒809-0034
福岡県中間市中間3−8−3
39歳 1963年9月19日生まれ 乙女座 A型 本籍 韓国
(有)丸富士 専務取締役

電話番号090-7159-3045
i-mail >[email protected]
129 ◆NULLPOKE.w :03/05/08 23:38 ID:/bWZomc9
130山崎渉:03/05/22 02:37 ID:GIyXaLZF
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
131山崎渉:03/05/28 17:09 ID:KspWJsHS
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
132名無しサンプリング@48kHz:03/06/03 21:41 ID:I4lhLpyL
133名無しサンプリング@48kHz:03/06/04 02:56 ID:iDg+wozn
>>132
マカーハケーン
134名無しサンプリング@48kHz:03/06/13 14:31 ID:8G7NisCb
 
135名無しサンプリング@48kHz:03/06/24 08:34 ID:IwowuYO4
 
136名無しサンプリング@48kHz:03/07/09 13:49 ID:bEwbshmr
まだこのスレ残ってたんだねぇ・・・
137名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:05 ID:YRGSHPsO
  、_且_,  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 `(゚Д゚)´< ちょっとだけ再開
 ι''''' つ \___________________
 ノ |+| ゝ
   U U~
___∧___________________
アルバン・ベルク(オーストリア1885-1935)
   〜抒情的音列技法〜

ベルクは1905年ごろにシェーンベルクの弟子となるが、
十二音技法を用いながらも最後までヴィーン音楽の伝統を感じさせる叙情性を保ち続けている。
ベルクの音列には特別な音程関係(四度の積み重ねなど)を考慮したものもあり、
調性を感じさせる所もあり、原則を守ることよりも、固有の性格のある音列を用いている。
二十世紀のオペラの傑作「ヴォツェック」(1921)に関して
多少その特徴を記す事でベルクの一面を知ってもらおう。

「ヴォツェック」はゲオルク・ビュヒナーの戯曲からベルクが台本を構成したもので、
ヴォツェックという一兵士が大意その他から嘲弄され、非人間的に扱われ、愛に裏切られ、
殺人を犯し、自殺するという、今日的な犠牲者として描かれている。
面白い事に全体は組曲、パッサカリア、ロンド、交響曲、
インヴェンションなどの古典的な器楽の形式を用いてまとまりを作っている。

ヴァーグナーやドビュッシーのオペラと同様に全体は明確な部分に分かれず、
全三幕はドビュッシーの「ベレアスとメリザンド」と同じく、間奏曲によってつながれている。
また、ヴァーグナーと同様に指導動機もいくつか用いている。
138名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:05 ID:YRGSHPsO
  / ⌒ \
 ( ( ̄)_)∧ ∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
γ~~ ̄ ̄  (; ゚Д゚) < 梅雨でじめじめ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     \__________

___∧___________________
アントン・ヴェーベルン(オーストリア1883-1945)
   〜点描主義〜

ベルクが十二音技法を用いながらもロマン派につながっていたのに対し、
ヴェーベルンはむしろ古典主義につながっていると思われる。

ヴェーベルンの作品は彼の性格の故か強い緊張感に満ちている。
ごく短い作品が多い(最も短いのは約19秒)が、それは素材を厳選し、
同じことの繰り返しをできるだけ避けた結果である。
そして、常に聞く人の予測を裏切る新しい要素が時間的空間的に出現する。
そのため線的な流れに変わって点としての音が空間に星のように疎らに光(「点描主義」)、
それはかなり跳躍的な音程で各楽器に受け渡されている。
(つまり一つのフレーズを構成する数個の音の音色が多様となる)
139名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:06 ID:YRGSHPsO
  --------∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜□□ □□ ( ゚Д゚)< バルトークは長丁場だけど興味深いからしっかり読めよゴルァ
 U U U U U U-U   \__________

___∧___________________
ベーラ・バルトーク(ハンガリー1881-1945)
   〜民族的新古典主義〜

バルトークの音楽については彼がハンガリー人であることを無視しては語れない。
ハンガリーの先祖はマジャール族というアジア人種である。
マジャール族は早くから諸民族との交流が激しく種族的にも文化的にも複雑である。
十五世紀にはジプシーが入り込み、十六、七世紀にはトルコとの長い戦いが続く。
その後ハプスプルグ家の帝国主義の支配下に置かれ、
十九世紀にはオーストリアとの二重国家「オーストリア=ハンガリー」となる。

マジャールの民俗音楽にはジプシーやトルコの音楽が入り込み、
さらにキリスト教の音楽や隣接しているヨーロッパ諸国の民族や芸術音楽も混ざっている。

音楽的にも政治的にも複雑なこの国に生まれたバルトークは、
ヴァーグナーやR・シュトラウスを学ぶことで音楽を始めた。
しかし二十世紀のはじめに民族独立のために激しい国民運動が起こり、
バルトークも重圧的な後期ドイツ・ロマン派の音楽から逃れるため、
マジャールの伝統的な音楽の研究を始めた。
140名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:06 ID:YRGSHPsO
  --------∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜□□ □□ ( ゚Д゚)< サンプリング的な事例登場
  (O)----(O)U-U) \__________

___∧___________________

彼は重い録音機を持って農村に分け入り、数ヶ月も滞在して口の重い農民からマジャールの歌を採集していく。
(スロヴァキアとルーマニアの民族音楽も採集している)
途中からもう一人のハンガリー人の代表的作曲家ゾルタン・ゴダイ(1882-1967)との共同作業によって仕事の能率は高まった。

フォークロアの研究はその後今日に至るまでに世界的に盛んであるが、方法論の多くをバルトークらに学んでいる。
バルトークは次のように言っている。
「もう民音楽の研究は私にとって重要なものとなった。
これによって私がそれまで従ってきた専制的な長・短調組織から開放されたからである。」

マジャールの民謡には四度音程を基本とする五音音階が多い。
これは日本も含めた東洋の諸国に共通する特徴であり、
西洋の五度音程を基本とする調性と明らかに異なる点である。
141名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:06 ID:YRGSHPsO
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ヽ/⌒ヽ、   < AA選ぶのしんどい・・・
  ιニι( ゚Д゚)っ  \________

___∧___________________

マジャール民謡はその他に教会旋法や古代ギリシャの旋法をも含んでいる。
リズムの面でも二拍子、三拍子での規則的に進むものよりきわめて自由なものが多い。

マジャールのメロディーはメリスマが豊かである。
メリスマとは一音節に二つ以上多数の音程の異なる音がつけられる事である。
器楽曲においても、一つのパートがある音を持続させている間に
ほかのパートが細やかに動く音型(五とか七とかの割り切れない音符による)を奏するとういう形で用いられる。
またハンガリーの農民の舞曲は速いテンポ・ジュスト(厳格なテンポで)とメリスマの多い、
ゆるやかなパルランド・ルパート(語るように自然に)の交代によって変化を楽しんでいる。

バルトークとコダイは採集した民謡を科学的に研究し、その二千曲ほどの楽譜を出版し、
さらに編曲やそれらを素材とした作品を書き、民謡に関する著作や論文の数も多い。

コダイの作品には民謡が比較的、生な形で用いられている事が多いが、
バルトークはマジャール民謡の中の民族的な語法を抽出し、
それを音階、旋律型、リズムの面で音素材として用いる事によって絶対音楽を作るようになった。
(その転が十九世紀の国民楽派と異なる点である)

バルトークは作曲に当たって、いくつかの数的配慮や特殊な音階を拠り所としている。
142名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:06 ID:YRGSHPsO
  ∧ ∧  ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (;;゚Дメ)< 黄金分割でリズムを説いた本もあったなぁ・・・
  /  |  \_____________
〜(___ノ
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〜 一、黄金分割(黄金比) 〜

中世イタリアのフィボナッチが発見した比例で、ある線分を二分する際に「a:b=b:(a+b)」という比を用いるものである。
これによると
「1、1、2、3、5、8、13、21、34、55・・・」
という数列が得られる。
黄金比は神の比率といわれるほどの美しいものとして造形美術の世界で用いられているが、
バルトークはこの分割法に相当な執着をみせている。
たとえば「弦楽器と打楽器のチェレスタのための音楽」の第一楽章では冒頭の一つのパートが始まり、
次第にほかのパートが加わってくるのだが、二つ目のパートは第五小節で、三つ目は第八小節で、
と数列上の数の小節で次々と入ってくる。

また音程の面では半音一個を一とし、次第に半音二個、半音三個、と音域を広げていく。
さらに三十四小節までは小さい音で奏されるが、こおで弱音機を取り外してクレッシェンドをしはじめ、
五十五小節がクライマックスとなる。

さらに重要な事は、この数列を音程に及ぼした音階を用いている事である。
これは「バルトーク音階」とも言われている。(譜例省略)
143名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:07 ID:YRGSHPsO
 ∧∧∩   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (゚Д゚)ノ < 譜例や譜例が無いとかけない文章は全文省略してるぞゴルァ
 (|  |   \__________
〜|  |
 ∪∪
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〜 二、シンメトリー 〜

彼はシンメトリックな構成を非常に好む。
ちなみにハンガリー民謡にはシンメトリックな面が多い。(譜例省略)
「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」にもシンメトリーがさまざまに用いられている。
第一楽章の音量は五十五小節を頂点としてシンメトリックである(pp<fff>ppp)。
そして後半の音型は前半の音型の反行形である(垂直な面でのシンメトリー)。
第三楽章の冒頭のシロフォンによる(日本の拍子木を思わせる)リズムは全くシンメトリックに構成されている。
そして第三楽章全体は「ABCBA」となっている。
144名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:07 ID:YRGSHPsO
 ∧⊂ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (゚Д゚)ノ < 柴田南雄って人、96年に亡くなっているんだけど良い本沢山書いてるよチェケラ
 (|  |    \__________
〜|  |
  ∪∪
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〜 三、倍音列音階 〜

倍音列の自然な美しさを用いた音階をしばしば用いる。(譜例省略)
これは倍音列の八番目から十四番目までの音である。
増四度を含んでいるが、最後の音を除いて全音階的である。
また導音を欠いている点が調整的な音階との決定的に異なるところである。
さてフィボナッチの数列による「バルトーク音階」と「倍音列音階」を重ね合わせてみてみよう。(譜例省略)
すると1オクターブの中に十二の半音のうち十一までが出揃っている事がわかる。
この二つの音階は互いに不足な分を補い合っているといえよう。
(柴田南雄著「西洋音楽史4」音楽之友社 101P)

その他に鍵盤楽器(主にピアノ)を打楽器的に扱うのもバルトークの特徴であり、
この「打楽器主義」は原始主義(後述)などと無関係ではなく、またその後さまざまな新しい方向へ発展する。
145名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:07 ID:YRGSHPsO

         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ∧_∧ < コーヒー飲みまくり・・・
   ( ゚Д゚) 日\____________
   /つ つ======
〜  (
 (/  し
___∧___________________
またバルトークは楽曲の構成に古典的な形式をしばしば用いる。
「弦・チェレ」の第一楽章はフーガ風であり、第二楽章以下は弦楽器群を二つに分けて立体的に交差するように作られている。
これはバロック時代のジョバンニ・ガブリエリらが用いた「複音楽スタイル」である。
楽章の配置も「緩・急・緩・急」とバロックの教会ソナタ風である。

そして第一、第二楽章で精神的な深さを表現し、第三楽章で抒情的に歌い、
第四楽章(フィナーレ)に舞曲をおくのも古典的である。
バルトークはそれらの点で楽曲の完成度の高さから古典主義者であり、「民族的新古典主義」と読んでもよいであろう。
146名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:17 ID:5MQX4V5x
           ビヨーン    ∧ ∧  / ̄
〜′ ̄ ̄[l■l_]XXXXXXXXX( ゚Д゚)< このおっさんの「火の鳥」のCG
 UU ̄ ̄ U U              \_ 多用バージョンは面白いよ

___∧___________________
イーゴル・ストラヴィンスキー(ロシア1882-1971)
   〜原始主義〜

十九世紀の終わりから二十世紀のはじめにかけて東洋に対する研究や未開地への探検が盛んとなり、
諸民族が伝統的に持っている音楽(西洋音楽とは異質の)本格的な研究が始まり、
芸術音楽の中にそれらが姿を見せるようになる。
すでに書いたようにドビュッシーはインドネシアのガムランやその他の東洋音楽、
バルトークは祖国マジャールやその近隣の民俗音楽を用いるなど数多くの例を挙げることができる。
それは調性から逃れる手段として、あるいは西洋音楽にない新鮮さの故に注目されたのだろう。

ストラヴィンスキーもエクゾティシズムに大いに心を動かした。
彼の生まれた国ロシアの民話を題材とし、
ロシアの伝統音楽の中にある力強い原始的エネルギーを彼の音楽の支えとしている。
(特に初期には)
147名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:17 ID:5MQX4V5x

        ∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ρ(゚Д゚ )< メロディーのリズムと終止感の研究をした学生時代を思い出します
    口⊇⊂  |  \_____
   /"/|/  丿┐
   ///UU'//┐=3 ぶべべべ〜
   ◎ ̄ ̄ ̄└◎
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
___∧___________________
ディアギレフが率いるロシア・バレエ団のパリ公演のために作曲された三大バレエ曲、
「火の鳥」(1910)「ペトルシュカ」(1911)「春の祭典」(1913)で、
その手法は大きな盛り上がりを見せている。

ストラヴィンスキーは単にエクゾティックなものとしてロシアの音楽を用いるのではなくて、
そこにある原始的な、素朴な生命力を音楽の新しい魅力としたいという考えであり、彼は「原始主義者」といわれる。

原色的な強烈な音色とともに、リズムの激しさが強調されている。
彼は「音楽の本質はリズムにある。旋律的なモティーフは多様なリズムを統一するためにあるのだ」
といい、リズムを重要視している。
148名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:17 ID:5MQX4V5x
  ∩   ∩_     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜⊂ ̄ ̄ (。Д。)⊃ < あーじめじめ〜
  ̄ ̄ ̄ ̄∨∨ ̄ ̄|\_____________
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たとえば、「春の祭典」の中の「青年の踊り」の冒頭のようにリズムは小節線の束縛から逃れて、
自由に飛び回るのである。(譜例省略)
「春の祭典」には「異教的なロシアの絵」という副題がつけられており、
春の神に生贄を捧げるという古いロシアの進行に基づいている。
この非キリスト教的、非合理的世界と、それを描くストラヴィンスキーの
古典的規則に反したリズムやメロディーは西洋的な秩序を乱すものである。
そのような意味でストラヴィンスキーの原始主義は神秘主義につながり、スクリヤビン、メシアンらに引き継がれている。

音組織の面では機能和声法や対位法を否定してはいるが、全体としてはやや調性的である。
ドビュッシー的な平行和音なども用いているが、彼独特の手法としては「復調」(Polytonality)がある。
復調とは同時にいくつかの調を平行させて用い、
各声部は明確な調性を持っているにもかかわらず全体としては何調でもなくなるというものである。
149名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:18 ID:5MQX4V5x
    ∧ ∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ゚Д゚) 目< ハーコリャコリャ
     |つ つ ||  \ ____
   〜   |  .||
    ∪ ∪  .||
___∧___________________
原始主義は映画の世界での「野獣は」(フォービズム)と共通する。
ゴーギャンのかくタヒチ島の女たちの絵とストラヴィンスキーの音色には相通じるものがある。

ストラヴィンスキーは1934にフランスに、そして1945にアメリカに帰化した。
そのころになると原始主義は次第に秩序あるものに変わり始め、新古典主義となる。
さらにバロックへの好みを示し、フランス楽壇に「バロックに帰れ」と呼びかけてもいる。

ストラヴィンスキーは伝統について次のように語っている。
「伝統とは現在を生き生きとさせ、現在と陶治する生きた力である。」
また1950年代には、それまで否定していた十二音技法を追及し始める。
ストラヴィンスキーの作品には二十世紀前半のすべての音楽上の傾向が現れているといわれ、
また彼が同時代と次の時代の他の作曲家に及ぼした影響力は大きい。
150名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:18 ID:5MQX4V5x

   /⌒∧∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ミ( (( ゚Д゚) < 今年こそは海へ行きたい・・・
〜〜ミ ミ U U〜〜\_____
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オリヴィエ・メシアン(フランス1908-1992)
   〜ミュジック・セリエル〜

メシアンについて書く前に、ドビュッシーとメシアンの間にあった、フランス音楽界の動きについて簡単に触れておく。

サティーのもとに集まっていた反ドビュッシー派の人々が結成した「新青年派」から1920年に「フランス六人組」が生まれた。
デュレー、オネゲル、ミヨー、タイユフェル、プーランク、オーリックの六人である。
彼らは詩人のジャン・コクトーやサティーの影響下にあり、印象主義や原始主義、
その他大げさな「主義」というものやロマン主義的性質を取り払い、一般の民衆の感覚に近い「現実的」な音楽を目指した。

「六人のアルバム」を出したり、デュレー以外の五人でバレエ「エッフェル塔の新婚夫婦」を共同作曲したりしたが、
あとは個人的に作曲活動を行っている。
彼らのうちのオネゲルとミヨーは多数の映画音楽を担当し、大衆と現代音楽(家)との接点を作った。
151名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:19 ID:5MQX4V5x

                          (⌒ヽ
     ・・・アツイ         〜    (℃ )
    〜_ __ ∧∧       〜     ノ
    ⊂⊂⌒ ⊃(- -)っ           ‖
                           △
___∧___________________
さて、その後1935年にオリヴィエ・メシアンが中心となって室内楽運動の団体「ラ・スピラール」を結成し、
(メシアンの他にアンドレ・ジョリヴェ、ダニエル・ルシュール)
翌年イヴ・ボードリエを加えて「青年フランス派」の名乗りを上げた。
彼らは「六人組」の新古典主義にに反対して次のような宣言をした。
「革命的便宜主義からもアカデミックな便宜主義からも共に遠ざかり、
若々しく自由な作品を創造する事を目的とし、人間性、抒情性の回復、
ペルリオーズ美学への回帰を目標とする。」

彼らのうちでも特にメシアンはドビュッシーの印象主義と
アレクサンドル・スクリヤビンらの神秘主義を色濃く受け継いでいる。
152名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:19 ID:5MQX4V5x
   ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (,,゚Д゚) <そろそろ譜例が多くなってきて書きづらくなってきた・・・
\⊂   ノつ  \________
 (__-、ノ
 ノノU
 ∪
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ドビュッシーは印象主義を具現する手段として全音音階その他を用いたが、
メシアンは七種類の「移調の限られたモード」(M・T・L)を用いる。
(譜例省略、内容はホールトーンや、半全半全半全半全、など七つのスケール。)

モードとは旋法の意味である。
一はすべて全音、二は全音と半音の交替であり、すでにドビュッシーやスクリヤビンもしばしば用いている。
三以下はメシアンの考案による。
「移調の限られた」というのは、移調したものが原形と全く同じ音で形成されてしまう場合(極端な例は半音階)、
移調する意味がないので、モードによって移調可能な数が限られるという事である。

一つの作品をあるモードで和声的にも旋律的にも統一する、
あるいはいくつかの声部に異種のモードを用いる(ストラヴィンスキーの復調と同じ)、
「アーメンの幻影」の第四曲目のように一小節ごとに異なるモードを持ってくるなどその用い方はさまざまである。
153名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:19 ID:5MQX4V5x
   ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (,,゚Д゚) < 譜例なしなので読みにくいと思うががんがれ
  〜(   )  \______
   |||
   (__)_)
___∧___________________
メシアンは自らを「リズム家」と呼ぶほどにリズムにおいても独特である。
例えば四分の三拍子と楽譜に書かれてあっても便宜上な物でしかなく、
また拍子記号を全く書かないものもあり、リズムは自由であり、「無拍子音楽」なのである。
つまりこれは「無調」がリズムに及んだものと考えられる。

リズムに関してさらに「付加された時価」(V・A)というインドのリズムから考え出したものと、
「逆行不可のリズム」(R・N・R)がある。
「付加された時価」とは、(例えば)本来八分音符が三個重なっているリズムの真ん中の音に
八分音符の1/2である十六分音符を付加する事で元の八分音符三個の規則的な堅さを取り、柔軟にするというものである。
また、四分音符三つのようなリズムを1/2に縮小する時にも、
八分音符三つとしないで、真ん中の音に十六分音符を付加する事で古典的な縮小を避けるのだとしている。
「逆行不可なリズム」とは、シンメトリックであるため、逆行しても原形と全く変わらないというものである。
154名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:20 ID:5MQX4V5x
 ___ ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ___( ゚Д゚)< ガムラン奏者の養成学校の映像を見た事があるけど、すごかった・・・
 __ /⊃三つ \_______
 _〜′ / \
 _ ∪ ∪    \
    ◎ ̄ ̄ ̄ ̄◎
___∧___________________
メシアンはM・L・TやR・Nを用いる事で、限定された材料の繰り返しによって統一を得て、
一種の神秘的な雰囲気をかもし出そうとしている。
メシアンの作品の大きな特徴は、繰り返しが多く、展開のない平面的な世界にある。
同質の音響(きらびやかな)を延々と続ける事で、その中に聞く人を引きずり込んで、恍惚とさせてしまうのである。

メシアンはカトリック信者であり、初期には「アーメンの幻影」「幼児イエズスの二十のまなざし」など、
カトリック的題材によるものが多いが、ストイックではなくむしろ甘美である。
1945年以後はカトリック的なものより、インカ帝国や異国的な愛を歌った物が多い。
「トゥーランガリラ交響曲」(サンスクリットで「愛の時」というような意味)と、
合唱曲「五つのルシャン」は共にインド的な世界と無関係でなく、
前者はインドのリズムやインドネシアのガムランを取り入れ、
後者ではヒンズー語からメシアンが作り出した発音を用いている。
155名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:21 ID:bCFblAEr

    ∧ ∧_    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /(゚д゚ )/\ < はー暇暇
/| ̄ ̄ ̄ ̄|\/  \__________
〜|____|/
___∧___________________
1949年頃からはひたすら「音列技法」(ミュジック・セリエル)に拠って作曲を始める。
シェーンベルクが音高の面で開拓し、ヴェーベルンがリズムにも応用した音列技法を
メシアンはさらに強弱や、アクセントにも及ぼしている。

例えば、「音価と強度のモード」のある声部(譜例省略)では×印をつけたトの音は、
常に十六分音符(音価)、sff(強度)、アタックのついたスタッカート(音色)という属性を持って現れる。
作曲家は作曲する際にそのようにあらかじめ様々のモードを与えられて
客観的な素材となった音を配列するという操作を行うのである。

このような手法を「ミュジック・セリエル」(英語ではtotal organized music)という。
この手法はピエール・ブーレーズ(1925-)やシュトックハウゼンらによってさらに進められる。
シュトックハウゼンは音の方向性(どの方向から聞こえてくるか)をもセリー化している。
ミュジック・セリエルは後に「ミュジック・コンクレート」や「電子音楽」(後述)とつながりを持ってくる。
156名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:21 ID:bCFblAEr

    ∧ ∧   /
    ( ゚Д゚)< 今日のところはここまで
     |つ つ  \
   〜   |
    ∪ ∪
___∧___________________
メシアンは、インドやギリシャのリズムを研究している事は先に書いたが、鳥の歌の研究科でもある。
鳥のさえずりを録音して楽譜にとり、作曲の素材としている。
作品には「小鳥たちの目覚め」や「鳥のカタログ」その他があるが、
「鳥のカタログ」」は今後も書き続けるそうである。(この本の書かれた年は1977年)
1972年に来日した時に日本の鳥の声を持ち帰り、「七つのハイカイ」という作品が生まれた。
157名無しサンプリング@48kHz:03/07/11 10:23 ID:bCFblAEr
     |
     |
     |
     |
     |
    |∨|
    (|  |)   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (。Д。) < 次書き込むことがあれば続きは以下の内容です、読みたかったら買ったほうが良いと思います
    ∨∨   \_________

カールハインツ・シュトックハウゼン(ドイツ1928-)
   〜電子音楽〜
ジョン・ケージ(アメリカ1912-)
   〜偶然性の音楽 図形楽譜〜
158山崎 渉:03/07/15 10:44 ID:Tozx1jsg

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
159山崎 渉:03/07/15 14:15 ID:Tozx1jsg

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
160名無しサンプリング@48kHz:03/07/16 02:26 ID:NNTHaNBI
一年半後に復活か・・・
すげぇ。このスレすげえ。
161名無しサンプリング@48kHz:03/07/16 19:35 ID:TcLhp3G6
目指せ最古スレ
162名無しサンプリング@48kHz:03/08/01 07:18 ID:fNTKWqCT
163山崎 渉:03/08/02 02:13 ID:LQj389q5
(^^)
164名無しサンプリング@48kHz:03/08/05 12:02 ID:jU7m8LLy
165名無しサンプリング@48kHz:03/08/11 21:28 ID:Aq2UgWG0
EOSのワレは見つかったかぇ?
166山崎 渉:03/08/15 16:14 ID:ROip+dwn
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
167名無しサンプリング@48kHz:03/08/16 04:45 ID:B9WZyp9+
ワレage
168名無しサンプリング@48kHz:03/08/16 18:29 ID:80FmlVTS
ばーか
暇人
169名無しサンプリング@48kHz:03/08/16 18:32 ID:KuKSR1hw
ドングルエミュってある意味ハードの割れだよな
170名無しサンプリング@48kHz:03/08/16 20:00 ID:7RTW5uOK
本文も勿論だが
擬古が何話すのかが
楽しみだったりもするぞ
171名無しサンプリング@48kHz:03/08/21 18:29 ID:8m83AX7M
>>1は今頃何やってるんだろうか?
172名無しサンプリング@48kHz:03/08/27 17:08 ID:Kc0LjmdT
>>157
正直ケージはどうでもいいんだけど、シュトックハウゼンに超期待

ageない方がいいのかな?
173名無しサンプリング@48kHz:03/09/04 15:41 ID:FJU/QkBk
てs
174名無しサンプリング@48kHz:03/09/16 19:22 ID:HQ5MDnIM
あれ?間違えた。
175名無しサンプリング@48kHz:03/10/06 13:45 ID:NHICuQ+8
あれ?間違えた。
176名無しサンプリング@48kHz:03/10/06 13:46 ID:NHICuQ+8
 
177名無しサンプリング@48kHz:03/10/06 13:56 ID:NMNfHv9O
誰かSOL2流して〜
178○○ル ◆Mu1000UKvE :03/10/06 16:35 ID:Qy9RpDa7
>>9
ワラタ
179名無しサンプリング@48kHz:03/10/16 08:04 ID:o3DcjFMl
わーい
ためになる
180名無しサンプリング@48kHz:03/10/19 01:38 ID:9KF1hSrj
あれ?間違えた。
181名無しサンプリング@48kHz:03/11/13 16:27 ID:9zgN8j8m
あれ?間違えた。
182名無しサンプリング@48kHz:03/11/18 21:23 ID:87xCi/pX
EOSB2000W売りたいのでがヤフオクでいくらで売れると思いますか?
183名無しサンプリング@48kHz:03/11/19 01:18 ID:w05ZkaZf
>>182
前は7.?万。漏れ狙ってるから4万くらいでヨロシコヽ(´ー`)ノ
184名無しサンプリング@48kHz:03/11/19 01:25 ID:eBbXSBq1
はじめから、できのいいプリセット音色をつかうから
耳が悪くなる。

まずは、コップ@水 の水滴音
カミナリの落下音
ペットのくそ
中学生のあえぎ声  等々

自然音色から始めるとよいよい。
185名無しサンプリング@48kHz:03/11/19 10:16 ID:eaHjfKPb
EOSの落下音も。
186名無しサンプリング@48kHz:03/11/19 15:35 ID:PK65kMlW
中学生のあえぎ声
 
ステージにベッド持ち込んで50分のデュオ即興セットしたい!!
187名無しサンプリング@48kHz:03/11/19 15:52 ID:d5Jf30Ap
いい音ねただろ。な。 某なっちゃんに抵抗できる罠。
188名無しサンプリング@48kHz:03/12/02 03:14 ID:1932xQK+
あれ?間違えた。
189名無しサンプリング@48kHz
>>188
IDいいな