わが魂は輝く水なり−源平北越流誌−
作:清水邦夫 演出:蜷川幸雄
美術:中越司 照明:大島祐夫 衣裳:小峰リリー 音響:友部秋一
出演:
斎藤実盛…野村萬斎
斎藤五郎(実盛の息子。亡霊)…尾上菊之助
斎藤六郎(実盛の息子)…坂東亀三郎
藤原権頭…津嘉山正種
郎党時丸…川岡大次郎
巴…秋山菜津子
ふぶき…邑野みあ
中原兼光…廣田高志
中原兼平…大石継太
郎党黒玄坊…大富士
平維盛…長谷川博己
乳母浜風…神保共子
城貞康…二反田雅澄
シアターコクーン
2008年5月4日(日・祝)〜27日(火)
乙!
昨日観た。主要キャストみなうまい。頑張りすぎてみな主演に見えるW。
主役は木曽軍なのか?実盛五郎親子なのか?わっかりにくい脚本ではある。魂も輝く水も何処?って感じ。
5 :
重要無名文化財:2008/05/05(月) 10:44:46 ID:6M8W1bYx
チラシと出演者からもっと違うものを想像していた
意外と漫画チック…ってか、これなんてヒカルの碁w
原作で思っていたより笑いの要素が多かったね。あれは演出なのかな?
でも締めるところではしっかり締めてたし良かったと思う。
ってかヒカ碁バロスwwwwwwwwww
原作読んで感動した、が、実際芝居を見たら結構笑った
雰囲気やっぱり違う、
時代的な重さが消えたような。
菊之助ファンにはつまらないみたい。スレで酷評だった。
見に行かれた方
出番少ないのはわかってますが長谷川博己はどうでしたか?
>>10 ぼけぼけ駄目駄目な主君の感じがよかった。
ある意味お笑い担当。
>>10 背筋が凛としてて育ちのよさが出てる感じだった。
でもって喋るとやっぱりボケ担当だったw
秋山さんはいかがでしたか?
秋山さん、よかったよ!
自分は出演者の中で蜷川色みたいなのを一番感じた。
巴って幾つの設定なんだろうかと見ながら思った。
難解にみせてくだらない。
こけおどしの芝居だな。
あれが難解?
むしろ判りやすいと思ったけど
掘り下げが足りないとオモタ
今日マチネみてきた!
維盛がケレアと違っていて面白かった。感想ばかり言って他人ごとなのが学者みたいで客は笑ってた。
菊之助は優美で良かったよ。
あと中原兄弟が怖かった。あの二人が変わりゆく姿が軍の状態を現してると思ったな。
萬斎もうまく老体にばけたな。それこそラストは「バケモノ」みたいだったが。
なんであんなにみんなバカみたいに叫びまくるんだ?
萬斎の話し方には今まで違和感を感じることが多かったんだけど、今回はそれほどでもなかった。
宇野重吉のも見てみたいなあと思ったが、こればっかりはどうしようもない。
通路使う演出あり?
菊スレでそれらしき話が出てたけど
実盛を若い人(萬斎さん)がやるのは、どういう意味というか、
解釈をすればいいのでしょうか。
萬斎さんの老け役が上手すぎて、普通に歳相応な人がやってもいい
んじゃないかと思ったもので…
少なくともオイディプスの時より違和感ないな>萬斎の台詞回し
通路使う演出ってニーナは良く使うじゃん。別に珍しくも無いと思うけど。
>>24 そうなんだけどたまにない時あるから
1回行けなくなりそうで手放すチケットをどっちにするか悩んでたので気になってさ
自分14でまぢかを五郎が舞台から降りて通った。反対の左側は後ろから五郎と実盛が通った。
同じ演出の保障は無いが参考にしておくれ
通路使用バレ
下手側は菊之助さんが何度か通り、萬斎さんが一度使う。
上手側は維盛たちが入場に二回使う。
場面転換が今回多いため。席は一階後方だったけど充分楽しめたよ。
うーん。
なんだか消化不良で、テーマも判然としないし。
若者の狂気が全然説得力をもたないし。
時代錯誤的な芝居だと感じてしまった。
上手側通路も菊ちゃん通りました。
菊ちゃんの衣装がふわ〜っとかすめていきますた。
30 :
名無しさん@公演中:2008/05/07(水) 22:36:09 ID:CdWgn8YN
六郎の人の声が素敵でした。
歌舞伎役者?
歌舞伎役者の坂東亀三郎。
なかなか声も良いし、滑舌もいいでしょ?
終演後の観客の反応も様々だったね。
笑いの要素はいらないっていう人もいれば楽しかったって言う人もいるし、
話が分かりにくいっていう人もいれば、分かりやすかったって人もいるし、
六郎の声がとても良いっていう人もいれば、叫びすぎっていう人もいるし。
とりあえず万人受けするカンジではないって事だねぇ。
中には「ああいうアカっぽい話は嫌いだ」とこき下ろすブログとかもあったし。
因みに自分は肯定派ですけどw
婦人公論 2008年5月22日号(5月7日発売)
〈相討ち対談〉幸せな出会いは無邪気な狂気が連れてくる
蜷川幸雄×野村萬斎
昨日見てきた。
菊之助があまりにも女の子女の子しててかわいらしいんで参った。
ちょっとした仕草とか手の位置とか、もうどうしようもなく女の子。
息子じゃなくて娘だろうと突っ込みつつ見てた。
話のほうは、事前に連合赤軍とか予備知識を入れてしまったので、
わかりにくくはなかったな。
なぜ今これを上演するのはについては、もうちょっと考えてみる。
スレ伸びないねw
36 :
名無しさん@公演中:2008/05/09(金) 22:55:45 ID:hQiVQdQs
どうして話に連合赤軍とか関係あるの?
どうにもピンとこない話だった
焦点がどこにあるのかわからないまま終わったというか
主役二人は悪くはなかったけど、(本来の意味での)役不足かも
萬斎のキレのある体さばきを期待していったら
老人的な動きばかりだったのがちょっと残念
ふぶきは、狂気というより、単にあたまのおかしいねえちゃんだったし
六郎は、役者はよくやってたとおもうんだけど、普通の兄ちゃんっぽい
人物造形で、「兄と違って暗い目をしてる」には笑いそうになってしまった
秋山さんはさすがでした。中原兄弟の狂気も結構よかったかな
ところで、菊之助って太った? 衣装でそう見えただけかな
笑わせる演出も、あまりぴったりはまってないというか、中途半端だったね。
蜷川さんの演出は絶叫が多いの?
それにしても、絶叫が多すぎるのでは。
>>37 いんや実際太ったと思うよwでも綺麗だったね
綺麗で可愛すぎちゃってほんと女優さんみたいだった
焦点がぼやけてるっていうのは話の下地というか時代性がわかってないと確かにそう感じるかも
それに
>>34 の言うように現代社会のどういう部分に重ねて捉えたらいいのかはぴんとこないよね
でも久しぶりに蜷川さん演出で誰の演技にも気を散らされずに集中できた舞台だった
>>38 どうして、このタイミングで笑わせるんだろう?
というのが多かった気がする
>>39 やっぱり太ってたのか
あのぽっちゃり加減が、女っぽさを増強してる気が
予備知識ゼロで見に行ったんで、話の下地とか全然わからんのだけど
木曾軍と主役二人がうまく対比されていたという感じもしなかったし
木曾軍の群像ものでいくか、主役二人にもっと焦点をあてるかの方が
よかったんじゃないかなぁと愚考したりして
>>40 やっぱりまだ芝居の中心が、木曽義仲軍と実盛五郎親子のどちらにあるのか焦点がぼやけたままか。
初日観て、明日も行くので演出が少し変わっているのを期待したんだが…。
中心は実盛親子だが、木曽群とメビウスの輪のように表裏一体でつながっているから
錯綜してぼやけて見えるのではないかな。
読んでないけど、戯曲自体が本来そういうものなのかも?
文句言ってるのは萬齋さん菊之助さんファンかな。
あれだけW主演って宣伝しておいて出番が思った程ではないから。
公証人のドラマも連合赤軍を思い出したが、この舞台も・・・
なぜ、今赤軍なんだろう。そこに引っかかる。
菊は女性のように見えたに同意。
役者は悪くないが、芝居全体としては、物足りなかったよ。
まんさいファンでも菊ファンでも、他の役者ファンでもないし、蜷川ファンというほどでもでもない。
何で巴だけブーツなんだろ…凄く気になった。
>>46 ハゲド。ブーツ気になったw
普通に具足では動きにくいのかね?
あちこちのスレ回ってみたけど、菊之助スレが一番酷評しているような気がする。
難解だとか、こんなもんに出るくらいなら歌舞伎に出ろとか。
別に菊之助、悪くなかったように思うけど。
まあ、彼の他の舞台見たことないので比較出来ないが。
>>42 今日観て納得。
初日より、バランスとれていた。満足いった。
>>49 そうなんですか。私は初日しか見られなくて残念。
ちょっとした調整でもだいぶん印象が変わるからね・・・
私の解釈は正しいのかな?
今の日本人は良くも悪くも冷めていて低エネルギーだから、
連合赤軍的状況は面白いテーマとは感じないだろう。
でも、集団の狂気や家族の愛憎などは普遍性があるね。
錯綜した様相そのものが面白いのだろうが、それをわかりにくいと感じさせるか
面白いと感じさせるかは、全体的な演技と演出によって変わってくる。
この芝居においては、殺伐とした中にも、言葉と、ビジュアルにおいて詩的な美しさを
際立たせることが大事なようだね。
菊は役にもはまって美しくて良かったと思う。菊、本人比としても悪くない。
私は菊の舞台は最近よく見ているし、菊は好きだがむしろ富司純子ファンかな。
菊スレにはアンチや、菊ヲタでない歌舞伎ヲタも来る。
ちょうど歌舞伎座は團菊祭で弁天小僧をやっているということもあり、
ファンとしては歌舞伎に専念してほしい気持ちもあるだろうし、
歌舞伎好きは現代劇が好みに合わない人もいる。
松本幸四郎の「シェークスピアソナタ」はすごく面白かったのに、つまらない、
難解だと伝芸板では書いている人もいた。
(もっとも一般ブログでもそういう感想は多かったが)
伝芸板は過疎なので、意見は偏りやすい。
本日みて 今帰ってきました
蜷川さんいらっしゃいました。
むしろわかりやすい親切な演出だったと思うけど。
巴さんのブーツ気になった
なんでだろ
カーテンコールでの萬斎さんがすごくかっこよかった
巴役の女優さん良かったなぁ。ふぶきはちょっと・・・とでしたが。
主役2人は華もあるし、この作品の父と息子の関係が実生活においても常に
ついて回る宿命である2人なので他の役者にはない想いみたいなものが感じられた。
そういえば東儀さんを見かけた。土曜ソワレ
すみません。ちょっとお聞きしたいのですが、
当日券は結構前から並んでますか?
立ち見でも観ていられる内容ですか?
劇場にきいたほうが早いと思うが・・・
初日の感じでは1時間前に行けば大丈夫そうだった。
内容に関しては、個人の好みだから何とも言えない。
連合赤軍的状況は、蜷川さん世代にとっては鮮烈な記憶なのかなぁ・・・
内容を掴んだ自信がもてない。もう一度、後半に見てみたい。
狂気の集団連合赤軍は閉鎖的な中で仲間同士殺しあうオウムみたいなもの。恐いよ。
ただオウムと違うのは、何万人も国会議事堂にデモかけたりとか、時代そのものが熱をもっていたから学生運動末期に起きた連合赤軍事件に、ひとごとと思えない同世代は多いかも。
蜷川さんがあの時代を熱く語っていたのは、今若く輝いている若造に俺達だって若く輝いていたんだといいたいのかな。
わが魂はいろんな見方ができる一筋縄ではいかない作品。自分は老いに焦点あてて見た。
少なくとも平日は空席がわりとあります。
立ち見じゃなくても見れるよ。
56さん、ありがとうございました。;;
勉強になりました。
>>54 >>57 有り難うございます。
コクーンに聞いたら、分からないと言われたので、
当日券で観た方がいればと思いまして。
そんなに混んでる感じではないみたいですね。
菊之助ヲタの人、菊って訳すのやめてくれないかなあ?
ここは演目スレなので
過疎スレだね
うむ〜そうか…
一つ気になっていたんだけど、
「馬のように臭い」と巴が言われたことはどう解釈すればよいのかな?
義仲にとっての馬ってなんだろう?
つまらない舞台でした。
65 :
名無しさん@公演中:2008/05/15(木) 02:20:53 ID:lARKRucW
読売新聞に劇評載ってた。
松井今朝子評読んできた
つまりこの芝居は萬斎+菊之助の研修だったと…
>>63 馬車馬のように働いて臭いのか、
種馬のように発情していて臭いのか?
動物、獣臭いのか?・・・・?
>>63 義仲は馬を怖がった=戦を恐れる(嫌がる)ようになった
巴が馬と同じ匂いがするというのはつまり、
巴が森の国にいた頃と変わって、戦慣れした血なまぐさい女になってしまったと。
そういう事を嫌悪して言ったのではないかと私は解釈した。
義仲が馬を物凄く嫌がった延長で巴にも「馬臭い」と言うから、
「けがらわしい女め!」というニュアンスなんだと思う。
義仲軍は全員気が狂っていて、自分だけは正常で
周りが狂っていると思い込んでいるという状態。
しかも、巴は最愛の夫に嫌われて激高というわけでもない。
原作読んでみたけど、言葉が仰々しい割りには中身がない戯曲だよ。
時代劇というよりも、連赤事件をモデルにした
左翼の旧世代と新世代の確執の物語だから、
今ではピンとこないという今朝子さんの指摘は的確。
ダシにされた義仲軍や実盛がいい迷惑だと思った。
追加。
巴のモデルが永田洋子、ときいても、永田洋子がどういう女性だったのか、
連赤での彼女や他の女性活動家の立場はどうだったのか、ということを知らないと
ピンと来ない話が多いと思う。
下世話な話だけど、永田ってすごいブスでガリ勉の小理屈ねーちゃんなんだよ。
「男にチヤホヤされてのぼせあがってる!」となぶり殺しにされた
美人の女性活動家もいるんだが、ブスのひがみ根性もあったんだろうという説もある。
永田の側近的な立場の男たちも、本当に恋人関係だったのか、
女王様にかしずく男娼だったのかよくわからんところがある。
あさま山荘では忠実な側近だったくせに、逮捕後は永田の悪口ばっかり言ってるからね。
そんな連中が、日本国家をのっとることをもくろむ「革命」を本気でめざしてたんだよ。
劇中の巴が事実上は義仲軍の指揮者であり、京都入城に備えて権威づけのために
義仲軍の中の小天皇を執拗に求めてはあっさり殺す(連赤用語で「総括」)というのも、
永田と連赤事件(ただの仲間内のリンチ殺人だけでなくその背景も)を置き換えたものなんだから、
難解を通り越して、現代では全然ピンとこないのも当然なんだよ。
主演の二人もその「時代」を知らない世代だしねぇ・・
>>63です!
皆様ありがとうございます!
日本赤軍について自分なりに調べていたところで、とても参考になりました。
永田洋子さんという方の容姿コンプレックスからきていた(と私は思ったのですが)残酷な仕打ちにびっくりしました。集団の中で絶対的な権力を求めるあまり側近を消去していく姿は確かに巴ですね。
馬=戦の血なまぐささ、解釈には納得しました。明日もう一度行ってきます!
主役が主役になってない感じがした。
ちょいと出てきたなーという
永田洋子さんとは、怖い個性の持ち主ですね。
巴にたいする先入観を持ってしまいました。
舞台を拝見するのも、少し怖くなってまいりました。
いえ、逆に深いテーマを理解できたように感じます。
さぁ明日、はりきって観に行きます。
巴ははじめから表情が、きもくて、マジで怖かったなw
なんでこんな女優出すのかと一瞬思ったが、狂気の演技がうまいということなのだろうw
いやー、芝居くさかったよ<巴
>>73です。
やっぱり……わたしには難しかったです。
それでも巴や実盛の木曽の山中での夢見るような語らいと、夢の森での語らいが違いすぎて、なんだか胸が詰まりました。
「半年前に巴は死に、義仲をぬりこめた」という半年前の出来事にも。
永田洋子や日本赤軍に対しては同情しませんが。
ただ裏の主題がわかっただけでかなり見方が変わりました。夢の森でブーツをはいた巴は衣を纏っていますが、既に戦場の女なのですね。
「ブーツ=戦場の女」であったのですね。
思い出の巴との心理状態の違いを明確にするための衣装なんだと思いました。
気になったのは六郎離脱シーン。狂気の集団に総括されたわりに呆気なく見送る五郎に違和感。
ささいなことですが、巴の闇の縁を垣間見た繊細な人間と思えません。
長文&駄文ゴメンナサイ。
やっぱりそうか・・・
巴はくさいし、ふぶきは大根で、きんきん声だね。
何だか巴の評判悪いね。
ブログ巡りしてみると賛否両論だし。
特に熱狂的な萬齋ファン菊之助ファンに評判悪い。
皆さんどんな巴だったら良かったの?
五郎が求められた義仲の「身代わり」ってのは、軍団の統率者としての意味合いだけなんだろうか?
それとも、当時の新左翼のことを考えると、性的なものも含まれてるんだろうか。
二回見た。全体的に良くなってる気がした。
源平の話として見た初回は、どうもちぐはぐな感じがしたんだけど、
連合赤軍の話として見たら物語に合点がいった。
(当時を知っている世代ではないので、あくまで想像)
ふぶきの絶叫がちょっとなぁ・・・。
巴と対比させるなら、静かな中に情熱と狂気を秘める感じにしてほしかった。
そして巴、何故にブーツw
五郎太りすぎ
一列目で見たが、含み綿してるのかと思った
85 :
名無しさん@公演中:2008/05/19(月) 00:58:02 ID:RZd+wyBi
>>83 ふぶき、見ててつらいよねぇ
キャストの中で、ダントツに下手な気がするんだけど
ふぶきドセンターで観たにもかかわらず声張り上げてるだけで台詞聞き取れずシラけちゃった
前方センターだから音響さんのせいじゃないよね?
昨日、いいところ(なんで五郎が死んだか説明するトコ)で、
五郎、2度もかみやがった
連合赤軍の話だったのか…
チラシ見て、平家物語だと思って観に行って
違和感の嵐だった平家物語好きの自分…
>>88 お気の毒w
かくいう自分も懸命に新平家物語を読んでた。途中でなげちゃったけど。
だってみんな名字同じなんだもん…。
16日観劇した人が「演出変わった」とブログに書いてたらしいが・・
具体的に何処が変わったのかしら?
自分これから見に行くんで多分分からないと思うんだけども。
>>90 うろ覚えだけど、ココが違ったような気がする。
初日近く:
2幕、六郎が「義仲軍が火を放つ」という進言をすると、
直後に実盛たちが現れて同様の進言をする。
惟盛が「今、六郎も同じことを〜」と言う。
実盛、「なに、六郎が?」というような反応をする。
中日:
六郎が進言をすると、実盛が現れるが進言はしない。
六郎の進言が実盛にも聞こえていたという設定で話が進んでいく。
(実盛と惟盛のやり取りをカット)
違ってたら指摘よろしく。どこが変わったか自分も知りたいです。
惟盛じゃなくて維盛だった。失礼。
>>82 新左翼が自分の集団の中でいちばん求めているのは、権威の象徴たるもの。
天皇制を否定しているくせに、自分たちだけの天皇や女帝なしではやっていられない。
現に、加藤登紀子は若いときから新左翼の女帝に祭り上げられているただの勘違いおばさん。
劇中では、本物の義仲が「発狂」しても、巴が義仲軍の統制者をつとめられるけど、
義仲軍の「みかど」は巴ではムリ。ということで、五郎やら六郎やらが代役に求められる。
新左翼も劇中の義仲軍も本気で天下を取ることをめざしていたんだから、
権威のあるなしは切実なことだよ。
しかし、吾妻鏡(鎌倉方の目線だから義仲を完全に悪者扱い)を読む限りでは
義仲勢には、新左翼のような陰湿さは微塵もない。
義仲は完全に無骨な田舎者扱いされているけれど、むしろマヌケな快活さにあふれている。
巴も男勝りの女武者に描かれているけれど、血に飢えた残忍な女帝の部分は全然ない。
だから、連赤を投影する対象に義仲軍を選ばれても全然ピンと来ない。
実盛と幼少時の義仲とのいきさつや、実盛が白髪を黒髪に染めて若作りして
戦場に出たという話の他はぜんぜん生かせていないのに、なんでこんな戯曲を?
というのが原作に対する率直な印象。
95 :
名無しさん@公演中:2008/05/20(火) 17:15:27 ID:7pSCmfau
これから夜の部見に行きます。
背景を頭に入れて見れるので、ここを読んでいて良かった・・・・
<巴が誰ならよかったか?
自分は奈津子さんがベターと思いました。最後のアジテーションの気迫は素晴らしい。
もう一度観に行こうかと考え中。当日券あるのは解ったけど、一時間よりもっと早く行かなきゃ無理かな?
2階だったから見渡せたけどやっぱり遠かった。当日券はコクーン席もしくは一階後ろになるかな。観ずらいですか?
昨日は立ち見が出てたよ。
昨日行ったけど、立ち観はどこにいたんだろ?一階後ろかな?2時間は辛いですよね〜。
因みに立ち観だとコクーン席料金になるんですか?
当日券あったとしてやっぱり早く並ぶべきですかね。
>>99 コクーンのサイト見てみれば>立見席の位置