昔のミュージカルでも語ってみませんか

そういえば、初演アンサンブルはＣＤにも掲載されていないんですね。
初演サイゴンのパンフレット（初版と最終版）から転記します。

【男性アンサンブル】３７名
東真司、石井一孝、石川禅、泉拓允、氏田昌、大須賀ひでき、大塚正夫
岡智、河岡裕門、小林アトム、小西教之、西條勝久、坂井成、渋谷智也
新宅明、杉田光央、田代久雄、中村隆男、中山城治、早川正、治田敦
船橋研二、堀内克彦、松澤重雄、水木誠一、宮川浩、谷代浩幸、矢部玲司
吉田直己、渡洋史
（ﾄﾞﾗｺﾞﾝﾀﾞﾝｻｰｽﾞ）
水野栄治、朝日雅宏、阪上勇也、岡全巨、町田正明、森山覚、高豊和

【女性アンサンブル】１３名
麻生かほ里、飯田容子、伊東恵里、永晃淋、尾津喜美、国分美和、
小柴友美恵、初音ひかり、華村りこ、藤えりな、藤井夕香里、
諸岡里実、横瀬竜子

【タム】６名
蓮池貴人、類家大地、北尾亘、久保孝典、篠塚諒、佐々木総太

後半ジジに昇格した園山晴子さんは除きました。逆に途中で代役出演した
宮川クリス、伊東キムはあくまでアンダーでしたので含めています。
タムは一年半の公演中に成長したため途中交代しています。
（初版が前３人、最終版は後４人、北尾くんだけが通しです）

上のサイゴン組と９４年のレミゼ組が東宝キャストの当たり年
だったと今でも思います。

特にレミゼは無名キャストのプリンシパル抜擢が目立ちました。
一般にも知られていた有名人は鹿賀・滝田・村井・島田・斎藤
の５人だけだったのに連日満員、土日は必ず立見席が出ました。

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「回転木馬」の残念なカットその１（本スレに載せるには忍びない長さ）

（ビリー）♪おかしい娘(こ)、ジュリー・ジョーダン、
　　　　　　俺と居て怖くないか？帰りたきゃ帰れよ
（ジュリー）♪あたしは居たいの、ここに
　　　　　　取れるわけない、あたしのお金。あたし文無し、本当よ！
　　　　　　もし持っていても奪えやしない、あなたならあげるわ
（ビ）♪おかしい娘(こ)、ジュリー・ジョーダン
（ビ）♪貢いだ男はいないのか？　（ジ）ええ
（ビ）♪今まで男はぜんぜん？　（ジ）ええ
（ビ）♪散歩ぐらいならしたやつは？（ジ）いる
（ビ）♪どこへだ？　（ジ）♪何処でもないわ
（ビ）♪森か？（ジ）いいえ
（ビ）♪浜か？（ジ）いいえ
（ビ）♪愛した？（ジ）いいえ！
（ジ）誰も好きになっていないわ、さっきも言ったでしょ！
（ビ）ほうら、やっぱりおもしろい娘だ。
　　　これから街に出てダンスでもしようか？それとも
（ジ）いいえ、あたし気をつけなきゃ
（ビ）なにを？
（ジ）自分の性格。あたしは一生結婚しないと思うの
　　　♪あたし結婚しないわ、するならこんなにかたい事、言わないでしょう
　　　　あたしはしないの！だから身持ちよく生きていかなければ

「回転木馬」の残念なカットその２（ビリーの独白）

♪息子なら楽しい・・・娘なら責任があるぞ
　悪くはないよな、リボン結んでやろう
　優しく可愛い、そうだよママ生き写し
♪娘よ、肌は桃色　いい匂い
　娘はよその子より賢いだろう！
　若者たちが追いかけるさ、あの手この手で口説くだろう
　娘は誰にも目をくれないで

　おとなしく腹をすかせ家へ帰る・・・

（ここまでがカット）

♪なんとかせねば、今すぐ　生まれる前にだ
　グレた俺とスラムに落ちる前に（以下略）

「回転木馬」の残念なカットその３（窓辺のゼラニウム「石彫りは彫る」の前）

（スノウ）
♪ゼラニウムは窓に、あじさいは外に。朝焼けのキッチン、朝食が待ってる
　君の投げるキッスで僕は海に出る。ふたりは幸せになれたはずだ

♪日暮れたどる家路、楽しかったろう。獲れたニシン、君の足元に置いて
　出来た可愛いベイビー、膝で甘える。だが夢は壊れた、もはやお終いだ

（他がカットでここだけ復活されたら、それこそスノウが主役だけどｗ）

「回転木馬」の残念なカットその４（「愛したら」リプライズの前）

（ルイーズ）
あたしぶたれたの強く、音がしたんだから！
でも、痛くなかった。お母さん、ちっとも痛くなかった
・・・キスされたみたいだった
（ジュリー）
うちに入りなさい。（カットされてない箇所を中略）
（ルイーズ）
でもあんなに強くぶって、すごく強くぶって、
ちっとも痛くないってこと、あるのかしら？
（ジュリー）
あるわ・・・強くぶたれても、ちっとも痛くないってこと

せめてこの４ヶ所と「一人じゃないさ」の最初をジュリーが歌ってくれてたら
・・・返す返すもザンネン

３人のダンサー（１）
下村さんの踊りはとても柔らかく優雅でした。
それに対して宮内さんはキビキビしていたように思いました。
二人に比べると少し渡辺さんが見劣りしました。

ルイーズのダンスの最初で軽くジャンプして背中から大の字になって
寝転ぶシーンがあります。
下村さんはまるでティッシュペーパーが一枚落ちるかのように地面に
ふんわりと寝そべります。
宮内さんも手足を真っ直ぐに伸ばして背中から落ちるのに、まったく
音がしませんでした。
渡辺さんはほんの少し膝が曲がっていたり、見ている方に少し体重を
感じさせる降り方でした。

３人のダンサー（２）
しかし、本業ではないセリフと演技に関してはまったく逆でした。
下村さんは音しか聴けないＣＤに残されたのが可愛そうなくらいです。
まるで悪いお手本のような典型的な学芸会です。
対する宮内さんは声がきれいな上にセリフも上手いです。三人の中でも
際立った美人でもありました。
渡辺さんは声も見た目も山瀬まみさんによく似ていて正直あまりきれい
ではありませんでした。けれども演技が素晴らしく、ビリーやジュリー
とのやりとりでいちばん泣かせるのが彼女でした。

改めて思い出すと宮内さんと渡辺さんの演技の方向性の違いが好かったです。
（申し訳ありませんが演技は二人だけを比較します）

ソロがないので二人が歌えるかどうかは分かりませんが、もし歌えるなら
宮内さんは是非コゼットでも観てみたいと思えました。
ちょうど「たまコゼ」のようなコゼットを演じてくれそうです。

可憐で明るく、セリフは蓮っ葉なのにお嬢さまらしさが滲み出ていました。
スノウＪｒとの口ゲンカでも上から目線で金持ちぶる彼を叱りつける姉の
ようでした。回転木馬をあくまでおとぎ話の世界だ感じさせる演技でした。


渡辺さんはセリフが自然でいかにも十五歳の反抗期の娘と言う感じです。
今でいうと「暴走しない時のソニキム」でした。

女手一つで育ててくれたジュリーに感謝しつつも、貧しい今の環境から
なんとか抜け出したいと苛立つ様子が分かります。本当はスノウＪｒに
少し好意を持っているのに、金持ちの子供を自慢する彼に対して劣等感
から反発して口ゲンカをしてしまいます。
十代の頃の自分を思い出し共感して泣かされてしまうルイーズでした。

数年後にプリマとしての渡辺さんをテレビでチラッと見てそのバレエの
美しさに驚きました。その後下村さん、宮内さんのバレエは観る機会が
なかったので少し残念です。

昔のミュージカルっていわれると私のような年齢者には東宝ミュージカルを想像します。
多くは菊田一夫作で越路吹雪・高島忠夫・三木のり平・有島一郎・宮城まり子など当時の
ミュージカルスターを・・・。このレスの書き込みは日本のミュージカルしては新しいよ。

>>110
このスレ人居ないから
特定の人が書いてるだけ

越路吹雪（コーチャン）はネ申扱いだぜ我が家ではｗ
坂本九とかもミュージカル出てたよな

多くは出ていなかったけれど九ちゃん、少年院の話でジエリー藤尾なんかといずみたくで
劇中歌「上を向いて歩こう」が入ってたミュージカル観た記憶があるよ。
それとたしか「努力しないで出世する方法」なんかもあったような・・・・・。

「見上げてごらん夜の星を」のミュージカル版もそうかな
映画はそうだったし
あと、フォーリーブスと南沙織が演じたと雑誌に出てた

俺は越路の舞台は沢山見たね、若い頃関西住みだったからその頃まだ東京でブレーク
してなかった越路は大阪ではミュージカル沢山出ていたよ。「フラン亭お花」「女優
物語」「モルガンお雪」・・・。珍しいのは高島忠夫・久保菜穂子・三益愛子「金色
夜叉」、外来物をまだ生で見たことの無かった当時はそれでも結構面白かったです。

森繁さん追悼age

越路吹雪〜上月晃〜鳳蘭〜大地真央〜一路真輝ときて
東宝ミュージカルのヒロインも選択肢が多くなってきましたね。

森繁さんの屋根ヴァを見られたことは今となっては幸せなことです。
森繁さん、淀さん、益田さん、賀原さん…みなさん鬼籍に入られた…。

テヴィエ、森繁さんから数えて市村さんは4代目って新聞で見て
え？と思ったら上條恒彦さんが演ってたのか。

西田テヴィエの感想聞きたいｗ
すっげー短期終了だった気が

>>117
西田さんは94年、96年、98年、2001年の4回、261ステージを演じてます

観た事ある人、森繁さんの屋根の上のヴァイオリン弾きのレポキボン

村井国夫のパーチックがどうだったのか知りたいw

関西のこと詳しい方がいらっしゃったら
近鉄劇場発のミュージカルについてきいてみたい

「阿国」初演見ましたよ。ナナさんもピーターも良かったけど、上々颱風の
生演奏に物語が飲み込まれていくあの感じがサイコーでした。国産ミューの
気恥ずかしさみたいなものがなくてはっちゃけてて楽しかった。もう20年前ですね。
「ザ・近松」もなかなか良く出来ていました。結局何本作ったんだっけ。

>>122
知ってる方イター！
調べてみたら正式名称は「ABCミュージカル」でした
（『火の鳥』は松竹座で上演したそうです）

『阿国』以外で自分がはっきり覚えていたのは『SANADA』だけでしたが
調べてて思い出したのは『狸』。とりかえばや物語が根底にあって
木の実ナナと赤坂晃が姉弟で入れ替わるという大変苦しいｗ…いや、おもしろいミュージカルでした
狸の滝登り！木登り♪なんて歌を思い出しました

「狸」！！
好きでした〜。
今、思えば木の実と赤坂が双子ってありえないだろー、という設定。
多分、探せば録画ビデオもあるはず。
（ＡＢＣで深夜に舞台中継されていた）

他の出演も橋本さとし、森奈みはる、舘形比呂（漢字が違うな）、鷲尾真知子、
尾藤イサオ他。
う〜ん、豪華。

「ＡＢＣミュージカル」懐かしいので近鉄劇場の上演記録から拾ってみた。
需要あるかなw 『火の鳥』は上演場所が違うので詳細不明。

初演・脚本・演出・音楽・出演者の順に記載。
●『阿国』1990.11　鈴木聡　栗山民也　上々颱風　
木の実ナナ　池畑慎之介　芳本美代子　深沢敦　鷲尾真知子　上条恒彦
●『SANADA』1992.11　大橋恭彦　西川信廣　村治崇光　
大沢樹生　赤坂晃　岩崎良美　高橋克美　上月晃　
●『ザ・近松』1994.11　横内謙介　大谷亮介　杵屋裕光
沢田研二　杜けあき　桂小米朝　荻野目慶子　六角精児　田根楽子

●『狸』1996.11　鈴木聡　鈴木聡　国本武春
出演者は124さんが書いてくださっているので省略
●『迷宮伝説　雨月の愛』1998.10　横山由和　村井秀安　宮川彬良
坂本昌行　杜けあき　藤田朋子　森川由加里　久野綾希子　戸井勝海

…６本製作されたってことでしょうか。
丁度２年に１本ペースだったので『火の鳥』が2000年の秋だと推察され。

20年振りにYOKOHAMA KID BROTHERS　が復活しました。
12月23日・24日復活公演
2月11日・12日・13日追加公演
両公演とも会場は新横浜サンフォニックスホール
全国に飛躍するため、名前を　THE KID BROTHERS　と変え
日本全国ツアー・海外公演も顧慮中
新たな試みとして4月よりライブ公演
団員・スタッフも募集中
詳しくは、ホームページを
http://t-kid8.com/

２００１年にブロードウェイのピーターパンが放送されてたの知ってる？
キャシー・リグビーが主演の。
日本版DVD発売してくれるよう頼んでみた。
すんごいいい作品だから、よかったら協力お願いします。
ttp://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=83612

斉藤由貴がコゼットをやったレ・ミゼラブルを見たいのですが
どっかにその時の映像は残ってないのでしょうか

>>129
http://jp.youtube.com/watch?v=Kga8MEYKdSU
ここらへんから遡ればおｋ

自分は「ミス・サイゴン」の開幕ドキュメントみたいな番組が見たい。
ボイトレの指導受けてる場面があるやつ

>>130
おおおーーー　どうもです　若い斉藤由貴が見れて感謝です

見てるうちにある疑問が・・・この人達（出演者と観客）は原作読んだことあるのかな？？って疑問が

牛を育てないと牛肉を喰っちゃいけないの？

作品単体スレでもないのに「原作」って何の原作よ？

>>135
すみません　レミゼの原作です

舞台にハマってから次の公演まで待ちわびる間に読んでいる観客は多いよ


途中、というか序章のミリエル大司教で挫折してる人も多いけどねｗ

ドパルデュー版のドラマを見るという手もある

私が観た最初のミュージカルは「王様と私」。昭和４０年越路さんと、今の幸四郎さん、当時は

染五郎さん出演でした。何と半世紀も前の事です。当時は年に１本か２本でした。

日本でのミュージカル事始めは、江利チエミさんと高島忠雄さんの「マイ・フェアレディ」

と云われていますが残念ながらこの舞台は見て居ません。

私のミュージカル回想は此処です。

ttp://blogs.yahoo.co.jp/akuta554/folder/573821.html?m=lc&p=9

栗本薫さんのを見たな

良スレ

age

age

３作品しかミュージカル見てないけど、それぞれ何回も見た、あるいは見たくなってしまうってことは魅力あるエンターテイメントなんですよね。

ミュージカルブームもあったらしいし。

ONEで始まる歌のブロードウェーミュージカル何でしたっけ。

じょしゅ

松坂慶子が主演のブロードウェイ版ではないビクタービクトリア
回転ドアの演出がグランドホテルのパクりだって避難もあったけど、シャンソンをメインにした音楽もセットま雰囲気があって好きだった。
本作があり、ストーリーも登場人物もそのままなのに、曲も演出も日本オリジナルって企画は珍しい。

他出演者 草刈正男 いかりや長介 森久美子 他

ヘアーが来るけどどうなの

回転木馬