1 :
名無しさん@公演中:
ファン同士の醜い争いがみられなくなるのはつまらんな
2 :
名無しさん@公演中:2007/01/12(金) 22:08:07 ID:YDvmNz4p
これで臭いものには蓋! 真実が書けないなら、役者は騙し、嘘つき、逃げ、なんでもありの無法地帯! 地獄であえぐ女がまた・・・・・・・・・
3 :
名無しさん@公演中:2007/01/12(金) 23:00:57 ID:fiNloUMe
ホンマに閉鎖なるんですか?
4 :
名無しさん@公演中:2007/01/12(金) 23:09:54 ID:s65A48o2
他の板見てみ。祭りになってる
5 :
名無しさん@公演中:2007/01/12(金) 23:16:47 ID:Tj6ikYrY
はよせい!
6 :
名無しさん@公演中:2007/01/12(金) 23:37:12 ID:wlv5K9kj
まだわかんないけどねー
また新しく誰かつくるだろぅけど
各板の役割が決定しました
ニュー速:情報収集 vip:祭り要員 アウトロー:丁寧に苦情申し立て オカルト:儀式
モ娘(狼):ストーキング 市況:資金捻出 ちくり裏事情:密告 無職・だめ:鉄砲玉要員
刃物:所持品提供 野鳥観察:見張り要員 メンタルヘルス:出頭要員 FLASH:FLASH製作
ネトヲチ:ネット監視 軍事板:作戦指揮・統帥 法学&司法:作戦参謀 科学&物理&生物:BC兵器開発
お菓子:うまい棒補給 ENGLISH:対外宣伝交渉 半角二次:応援ポスター制作、漫画・アニメ系板住民釣る
ダンス:応援ダンス製作 モデル:ハニートラップ 無線:独自の通信網構築 音楽各種板:鼓舞
PC各種:IT部隊 郵便・郵政:ヒットマン用衣装提供 車・バイク:交通、特攻 既女:ワイドショー誘導
ハード・業界板:工作活動 CCさくら板:虐殺妄想 ガイドライン板:情報管理 サバゲー板:実働部隊、塩沢宅を包囲
花火板:火薬調達 写真撮影板:盗撮、記録映像 オフ板:塩沢宅近辺で会合 創作文芸板:ベンチウォーマー
実況(番組):マスコミ情報確認 ペット・癒し:精神安定 801:腐女慰安 食文化(カテ):兵站(炊き出し・兵糧)
園芸:穴掘り要員 戦国時代:動かざること山の如し ネ実:現実逃避 ダウソ板:サイバーテロ 医師板:医療班
ニー速:苺ましまろ 2ch批判要望:閉鎖歓喜 楽器作曲板:抗議ソング作成
哲学板:思想構築 土木板:前線基地構築 土産物・特産物板:買収のための物資援助
8 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 10:26:07 ID:4HVaXo3v
いつ閉鎖されるんですか?
9 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 10:34:07 ID:sIeswC+r
閉鎖大賛成!!!
名誉毀損で訴えたいくらい!!!!
私は2チャンネルのカキコミのせいで悪者物にされた。私のカキコミじゃ無いのに、勝手に勘違いして、スレを荒らして潰された。役者のファンって恐ろしい恐ろしい!狂って切れたら何するか分からない!早く2チャンネル終わってよ
11 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 13:40:19 ID:8/C7s0j2
ホント、ホント、
大衆演劇ってろくなファンがいない!
こんなんだったら大衆演劇自体無くなればいい。
12 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 13:42:19 ID:3Atyn4JO
大衆演劇なくなったら困るょぉ(ノ_;)
13 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 13:45:19 ID:vc9oCO8I
>演劇・舞台役者:作戦部隊の要員のわりふり
これは特撮板の役目じゃないの
14 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 13:50:30 ID:40GiIBsL
今回訴えたって奴は誰なんだろかね。
以前名前とか住所とか晒されたってらしいけど・・・
15 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 13:56:00 ID:wcXsxDkD
>>14 訴えた人の個人情報はすでに流れてるよ。本名、住所まで。2chは恐ろしい…
じゃあ始めからこなきゃいいのに…
17 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 14:15:46 ID:tNYb4FJG
18 :
名無しさん@公演中:2007/01/13(土) 17:16:27 ID:N86VAdUm
訴えた人の情報があばかれるの?2チャンが閉鎖って本当に? 訴えた人がいれば閉鎖される ? 簡単な事なんですね。
早く閉鎖しろ!
20 :
名無しさん@公演中:2007/01/14(日) 03:28:37 ID:omacFDLU
2ch差し押さえ反対OFF
OFFの詳細(Wikiから転載)
in東京
【日にち】1月14日(日)
【時間】AM11:00〜
【場所】秋葉原駅電気街口
【必要な物】ペン・署名してもらう書類・プラカード、ビラ、覆面、などなど、あればなにか人目につくもの・「閉鎖いやー」という気持ち・うまい棒
【備考】飲酒等非常識な行為は厳禁。
in福岡
【日にち】1月14日(日)
【時間】AM11:00〜PM6:00頃まで
【場所】博多駅みどりの窓口前
21 :
名無しさん@公演中:2007/01/14(日) 03:54:02 ID:cd1n6SwY
はよう失くなれ!
22 :
名無しさん@公演中:2007/01/14(日) 04:27:27 ID:XCGGZfF+
2ch閉鎖日=地球最後の日
23 :
名無しさん@公演中:2007/01/14(日) 10:23:45 ID:i1JKtI1t
みんな暇だね。
人間として悲しいくらい最低の心しか持っていない人が集まる処は早く無くしたほうがいいよね。
ふつーに考えて閉鎖にはならんだろ。
「ドメインが差し押さえられるかも」ってのがどうして閉鎖と直結するんだ?
25 :
名無しさん@公演中:2007/01/14(日) 13:56:12 ID:sVQt2g7d
いつ閉鎖??
26 :
名無しさん@公演中:2007/01/14(日) 15:10:30 ID:q2zFBU4x
27 :
名無しさん@公演中:2007/01/15(月) 08:29:31 ID:M0BDYTmr
公式とかないからここで情報交換できたのにな
28 :
名無しさん@公演中:2007/01/15(月) 09:32:04 ID:7+qTWSV4
情報交換ならいいけど、ほとんど誹謗中傷ばっかり!
2チャンの為に何人の人が泣いたり演劇離れしてるか・・・。
大衆演劇も2chも知らなければ幸せだった(-.-;)
閉鎖しろ、と言いながらカキコしてるこの矛盾・・・
31 :
名無しさん@公演中:2007/01/18(木) 04:55:13 ID:AhILUKs/
何時閉鎖?
閉鎖しないよ
33 :
名無しさん@公演中:2007/01/18(木) 09:05:55 ID:oFhWzenR
閉鎖してほしいからカキコしてるのに。
閉鎖しないの?
閉鎖してもらいたい人!どんどん書き込みしよう!!
34 :
名無しさん@公演中:2007/01/18(木) 11:06:05 ID:9yp4GvKC
書き込みした人は捕まるのかな?
閉鎖してよ〜
最近2チャンに書かれてる役者は、それだけのことをしてきた人ばかり。
客もそれだけのことをした人ばかり。
何もしてない人の名前はあがっていない。
嫉妬されるようなことをしてるから嫉妬される。
あっちこっちで人をだますから、書き込まれる。
乱れた不衛生な生活をしているから書き込まれる。
37 :
名無しさん@公演中:2007/01/22(月) 21:10:03 ID:/FOmaiIL
2ちゃん!今週閉鎖と聞いていましたが、何時閉鎖するんですか!?
38 :
名無しさん@公演中:2007/01/23(火) 01:09:23 ID:INiEAVQp
>>36 あなたは人に恥じない生き方をしているとでも?あなたのような陰険且つ卑怯者のちゃねらーは決して健全だとは思えませんが?あなたがどこの誰だかわからいから叩かれないだけすよ。
39 :
名無しさん@公演中:2007/01/23(火) 01:18:19 ID:SBpr9Au1
2ちゃんってマヂで閉鎖なの?
だったら早くしてほしい!
今 大好きな人が叩かれまくってるから・・・。
お願いだから早く閉鎖して下さい
40 :
名無しさん@公演中:2007/01/23(火) 02:19:58 ID:wpdVSXAV
↑三島真吾?
41 :
名無しさん@公演中:2007/01/23(火) 23:08:03 ID:iXdyYyHO
真吾だったら先に自分のホムペ閉鎖しろよ!画像掲示板だけ残しても・・・
42 :
おおぜいのための物語と、ひとりだけのための物語:2007/01/28(日) 15:22:48 ID:qmXkZCSA
ジジがなんといってもいちばん楽しみにしていたのは、ほかのひとがだれもいないときに、
小さなモモひとりに話を聞かせることでした
たいていそれは、おとぎ話でした
モモがおとぎ話を一番聞きたがったからです
しかもほとんどいつも、ジジとモモのふたりを主人公にしたお話なのです
それはふたりだけのもので、ほかのときジジが話すものとはぜんぜんちがう感じのお話でした
43 :
名無しさん@公演中:2007/01/28(日) 15:29:50 ID:qmXkZCSA
あるあたたかな美しい晩のことでした
二人はいちばん上の石段にしずかにならんで腰をかけていました
空にはもう最初の星が輝きはじめ、銀色の大きな月が、くろぐろとした松林の上にのぼってくるところでした。
「ねえ、お話をして」とモモがそっと頼みました。
「いいよ。誰の話にしようか?」
「モモとジロラモのお話が一番いいわ」ジジはしばらく考えてからききました
「どういう題がいいかな?」
「そうね…魔法の鏡っていうのは?」ジジは考え込むようにうなずきました
「よさそうな題だね。よし、どんな話になるか、やってみよう」
彼はモモの肩にうでをまわして話はじめました
44 :
名無しさん@公演中:2007/01/28(日) 16:33:04 ID:qmXkZCSA
「むかしむかし、モモという名のうつくしいお姫さまがありました、高い高い雪山のいただきにそびえる
色とりどりのガラスのお城にすみ、いつも絹とびろうどのきものを着てくらしていました
お姫さまは、これ以上はのぞみようのないほどなんでも持っていましたし
食べるものはいちばん上等のものばかり
飲むものはあまいあまいぶどう酒だけでした
眠るのは絹のふとん、すわるのは象牙のいすでした
足りないものは何ひとつありません
けれどお姫さまはひとりぼっちでした
お姫さまのまわりにあるものは、召使も、侍女も、犬も、猫も、鳥も、そして花までも
ぜんぶがぜんぶ、鏡にうつった ただの影だったのです
45 :
名無しさん@公演中:2007/01/28(日) 16:38:54 ID:qmXkZCSA
そのわけはこうです。
モモ姫はまじりっけのない銀でできた大きなまるい鏡をもっていました。
これを毎日、朝に夕にそとの世界に送るのです。
大きな鏡は空をただよいながら、陸や海や町や野原をこえてゆきます
みんなはこの鏡をみてもすこしもあやしみません。
ああ、あれは月だよ、というだけです
この魔法の鏡は旅のあいだに、じぶんにうつる影をあつめます
そしてお城にもどってくるたびに、つかまえてきた影をお姫さまのまえにパラパラとふりまくのです。
46 :
名無しさん@公演中:2007/01/28(日) 16:44:04 ID:qmXkZCSA
影にはそのときしだいで、美しいものもあれば、みにくいものもあり、おもしろいものもあれば、つまらないものもあります。
お姫さまはその中から気に入ったものだけを選んで、のこりは小川にすてます。
すると自由になった影は、想像もつかないようなはやさで地上の川や池に流れていって
たちまちもとの持ち主のところに戻ります
人が泉や水溜まりをのぞくと、いつもじぶんの影に会えるのは、そのせいなのです。
47 :
名無しさん@公演中:2007/01/28(日) 16:51:06 ID:qmXkZCSA
ひとつ言い忘れていましたけど、モモ姫は永遠のいのちをもっていました
つまり彼女は魔法の鏡に自分をうつしてみたことがないのです
というのは、この鏡にすがたをうつした人は、それによっていつかは死ななくてはならないことになるからです
そのことをモモ姫はよく知っていましたから、けっして鏡をのぞこうとはしなかったのです
こうして彼女はたくさんの影といっしょにくらし、影とあそび、なんの不満もなくたのしくすごしてきました。
48 :
名無しさん@公演中:2007/01/28(日) 16:57:12 ID:qmXkZCSA
ところがある日のこと、鏡はお姫さまの心をうばうような影をもってきました。
それはある若い王子さまの影でした。
お姫さまはそれを見るなり、はげしいあこがれを感じて、どんなことをしてでも王子さまにあいたいと思いました。
でもどうしたら会えるのでしょう?どこにすんでいるかも、だれなのかも、なんという名前なのかさえもわからないのです。
お姫さまはどうしてもほかに方法を思いつかないので、とうとう魔法の鏡にじぶんをうつす決心をしました。
49 :
名無しさん@公演中:2007/01/28(日) 17:02:58 ID:qmXkZCSA
こう考えたのです。もしかすると鏡はわたしの影を王子さまのところにはこんでくれるかもしれない。
もしかすると鏡が空にただよっているときに、たまたま王子さまが目をあげて、わたしのすがたに気がつくかもしれない。
そうしたら鏡のあとを追ってこけまでやってきて、わたしをみつけてくださるかもしれないわ。
そこでお姫さまはながいこと鏡をじっとのぞきこみ、それから鏡をじぶんの影と一緒に下界に送りました。
けれどもちろん、そのために彼女は永遠のいのちをうしなってしまったのです。
50 :
名無しさん@公演中:2007/01/28(日) 17:25:17 ID:9OyfV1OO
それから、それから?
51 :
名無しさん@公演中:2007/01/29(月) 10:48:50 ID:Z7uYmZ5p
お姫さまがどうなったかはあとまわしにして こんどは王子さまのことを話しましょう
この王子さまは名前をジロラモといい、じぶんでこしられた大きな国を支配していました
その国はどこにあるのでしょう?それはきのうの国でもきょうの国でもなく
いつも一日ぶんだけ未来にある国なのです
ですから〈あしたの国〉という名前をもっていました
そこにすむ人びとはみんな王子さまを愛し すばらしい王子さまだとたたえていました
52 :
名無しさん@公演中:2007/01/29(月) 10:56:57 ID:Z7uYmZ5p
さてある日のこと〈あしたの国〉の大臣が王子さまにこうもうしあげました
『陛下、そろそろご結婚あそばさなくてはいけません。そうなさるのがとうぜんでございます』
ジロラモ王子はべつに反対する理由はありませんでした
そこでおきさきさまえらびのために〈あしたの国〉のいちばんうつくしいむすめたちが宮殿にあつめられました
どのむすめももちろん王子さまと結婚したかったので、できるかぎりうつくしく着飾ってきました
ところがそのむすめたちにまぎれこんで、一人のわるい妖精も宮殿に来ていました
からだの中に赤いあたたかい血でなく、みどり色のつめたい血が流れている妖精です
でもとくべつに工夫をこらして厚化粧していましたから、だれもそれに気がつきませんでした
53 :
名無しさん@公演中:2007/01/29(月) 11:11:08 ID:Z7uYmZ5p
〈あしたの国〉の王子さまが、おきさきをえらぼうと金色のひろい玉座の間にあらわれると
わるい妖精はすばやく呪文をとなえました
するとかわいそうにジロラモ王子は、わるい妖精のほかはだれも目にはいらなくなってしまいました
彼女のうつくしさにまどわされた王子はそくざに、おきさきになってはくれまいかとたのみました
『よろこんで』と、わるい妖精はつくり声でささやきました『でもひとつ条件がございます』
『いいとも、かなえてあげよう』とジロラモ王子はふかく考えずにこたえました
『ではもうしあげます』とわるい妖精は言って、不幸な王子のたましいをうばうような、あまい微笑をうかべました
『王子さまは一年のあいだは、空にただよう銀の鏡をけっしてごらんになってはいけません
もしも見てしまったならば、王子さまはたちどころに、ありとあらゆる記憶をなくされるのです
そしてごじぶんがほんとうはだれなのかもわからなくなって、だれひとり知る人のいない〈きょうの国〉へ行き
そこでまずしく名もない、あわれな人としてくらさねばなりません よろしゅうございますか?』
54 :
名無しさん@公演中:2007/01/29(月) 11:22:25 ID:Z7uYmZ5p
『たったそれだけなら、やさしいことだ!』とジロラモ王子はさけびました
ところでそのあいだにモモ姫にはなにが起こったでしょうか?
彼女は待ちに待ちましたが、王子さまはあらわれませんでした
そこで彼女は、じぶんで下界に行って王子さまをさがすことに心をきめました
お城にいた影たちにはぜんぶ、ひまを出してやりました
そしてたったひとりで色ガラスのお城を出て、うすい上靴をはいた足で雪の山をおり下界に入ってゆきました。
彼女は世界中の国々をめぐったあげく、とうとう〈きょうの国〉にたどりつきました
靴はもうすっかりやぶれていて、はだしで歩かなくてはなりませんでした
けれど魔法の鏡はあいかわらず彼女のすがたをうつしたまま、空たかくただよっていました
ある晩のこと、ジロラモ王子は金の宮殿の屋上で、つめたいみどり色の血の妖精とチェスをしていました
するとふいにポツリと、小さな水のしずくが王子さまの手に落ちてきました
55 :
名無しさん@公演中:2007/01/29(月) 11:33:17 ID:Z7uYmZ5p
『雨ですわ』とみどり色の血の妖精が言いました
『いや、そんなはずはない、空には雲ひとつないじゃないか』
こういって空を見上げた王子さまは、ちょうどそこにただよっていた銀の大きな魔法の鏡を見てしまいました
そこにはモモ姫のすがたがうつっていました
泣いています その涙のひとしずくが、さっき王子さまの手にふりかかったのです
それを見た瞬間に、王子さまは妖精のわなにかかっていたことに気がつきました
あいてはほんとうはうつくしいどころではなく、血管につめたいみどり色の血しか流れていない悪い妖精だとわかったのです
そしてモモ姫こそ、王子さまがほんとうに愛する人だったのです
『おまえは約束をやぶったね』とみどり色の妖精は、顔をゆがめて言いました
まるでヘビのような顔でした
『さあ、仕返しを受けるがいい!』
56 :
名無しさん@公演中:2007/01/29(月) 16:56:35 ID:Z7uYmZ5p
わるい妖精は、化石したようにからだをこわばらせている王子さまの胸に
長いみどり色の指をつきたてて、心臓にむすび目をひとつつくりました。
そのとたんに、彼は自分が〈あしたの国〉の王子だということをわすれてしまいました
彼はじぶんの城とじぶんの国から、夜のやみにまぎれて盗人のように出て行きました
そして世界中をさまよったはてにやっと〈きょうの国〉にたどりつき
それからというものはジジとだけ名乗って、まずしい人に知られぬ役立たずとしてくらしました
たったひとつだけ彼がもってきていたものは、魔法の鏡からとったモモ姫の影だけでした
ですから鏡はそのときいらいずっとからっぽなのです
いっぽうモモ姫のほうも、そのうちに絹とびろうどの服もすりきれてしまい、
いまでは古ぼけたぶかぶかの男ものの上着をきて、つぎはぎだらけのスカートをはいていました
そして古い廃墟にすんでいました
57 :
名無しさん@公演中:2007/01/29(月) 17:11:37 ID:Z7uYmZ5p
その廃墟であるうつくしい日にふたりは出会いました
でもモモ姫はそのみすぼらしいあいてが〈あしたの国〉の王子さまだとは知りませんでした
そしてジジのほうも、いまではとてもお姫さまとは思えないようすになっているこの女の子が、
モモ姫だとは気がつきませんでした
それでも、ともに不幸な身の上のふたりはなかよしになり、たがいになぐさめ合うようになりました
ある晩のこと、からっぽになった銀の魔法の鏡がふたたび空をただよってきたとき
ジジはもっていた鏡すがたを取り出してモモに見せました
それはもうしわくちゃになり、よく見えなくなっていましたが
それでもモモにはすぐ、それがむかし鏡にうつして送った自分の姿だとわかりました
そしてみすぼらしいジジの顔をあらためて見つめると、これこそじぶんがあれほど探しもとめ
そのために永遠のいのちをうしなった、あのジロラモ王子その人だということに気がつきました
そこでモモはこれまでの話をすっかりジジに聞かせました
けれどもジジは悲しそうに頭をふって言いました
『きみの言っていることは、ぼくにはちっともわからない
ぼくの心臓にはむすび目があるもんで、むかしのことはなにひとつ思い出せないんだ』
それを聞くもモモ姫は彼の胸に手を入れて、すぐに心臓のむすび目をといてあげました
たちまちジロラモ王子は自分が誰でどこの人かを思い出しました
彼はモモ姫の手をとると一緒にでかけました
とおくとおく〈あしたの国〉にむかったのです
58 :
名無しさん@公演中:2007/01/29(月) 17:23:50 ID:Z7uYmZ5p
―ジジの話がおわったあと、二人はしばらくだまっていました
やがてモモがたずねました
「そのあと、ふたりは結婚したの?」
「そうだろうね―ときがたってからね」
「それでふたりとも、もう死んでしまったの?」
「いやちがう」とジジはきっぱりこたえました
「そのことなら、おれはよく知ってるんだ
魔法の鏡はね、ひとりでのぞきこんだ人間から永遠のいのちをうばうだけなんだ
ふたりしてのぞけば、また死なないようになるんだよ
あのふたりもそうやったのさ」
月はくろぐろとした松林のうえで大きく銀色にかがやき
廃墟の古い石段をあやしく光らせていました
モモとジジはしずかにならんで、長いあいだじっと月を見つめました
こうして月を見ているかぎり、ふたりは永遠に死ぬことはないと、つよく感じていたのです
「モモ」から抜粋しましたこの“おおぜいのための物語とひとりだけの物語”は
「サーカス物語」という戯曲にもなっています
―おしまい―
59 :
名無しさん@公演中:2007/01/30(火) 08:24:20 ID:dq8cM2u3
明日で本当に2ch閉鎖しちゃうのかなぁ?
60 :
作者のみじかいあとがき:2007/01/30(火) 11:40:06 ID:Z5HQnRmW
さて、読者のみなさんの中には、たくさん質問があって、うずうずしているひとがあるかもしれませんね
でも申しわけないことに、わたしはそれにおこたえすることができないのです
といいますのは、白状しますと、この物語はわたしがひとから聞いたのを
そのまま記憶どおりに書いたものだからです
わたしは自分ではモモとも、その友達とも、ぜんぜん会ったことがありません
モモたちがその後どうなったか、いまどうしているかも知りません
それに舞台となった大都会についても、わたしはじぶんの想像だけをたよりに書いたのです
ひとつだけ、わたしがこの物語のさいごにつけくわえとお話ししておきたかったのは、つぎのことです
61 :
名無しさん@公演中:2007/01/30(火) 11:46:23 ID:Z5HQnRmW
わたしが長い旅に出ているときのことでした(いまでもその旅はまだつづいていますが)
ある夜、わたしは汽車でひとりの奇妙な乗客と同じ車室にのりあわせました
きみょうと言ったのはほかでもありません
そのひとがおよそ年齢のさっぱりわからない人だったからです
はじめわたしは、目の前にいる人を大変年寄りだと思い込んだのですが
そのうちにどうも勘違いしたらしいと気がつきました
というのは相客がきゅうにとても若々しく見えてきたからです
ところがこの印象も間違いらしいことがまたすぐにわかりました
いずれにしてもこのひとが、その夜長い汽車旅のあいだに、わたしにこの物語を話してくれたのです
62 :
名無しさん@公演中:2007/01/30(火) 11:53:40 ID:Z5HQnRmW
話がおわったあと、わたしたちはふたりともしばらくだまっていました
するとこのなぞめいた旅行者は、もうひとことつけ加えたのですが、そのことばをわたしは読者にお伝えしなければと思うのです
「わたしはいまの話を、」とそのひとは言いました。
「過去に起こったことのように話しましたね
でもそれを将来起こることとしてお話してもよかったんですよ
わたしにとっては、どちらでもそう大きなちがいはありません」
そのひとはつぎの駅でたぶんおりたのでしょう
しばらくしてわたしが気がついたときは、車室の中はわたしひとりきりでした
ざんねんなことにわたしはそれ以来、二度とこの話し手に出会えないままです
けれどもしそのうちひょっとして会うことがあったなら、わたしはいろいろなことを質問したいと思っています
63 :
名無しさん@公演中:2007/01/30(火) 11:57:56 ID:DDkPUlR6
60さん 読んでなかった 2チャンってココ? 閉鎖って?
噂 デマを書きすぎも有るけど 女が玩具にされたり 結婚を隠して詐欺まがいの役者がいたり 破産したり老後の金まで役者の巧みな言葉で無くしたり 命を落とす人までいる
取れる物は血の最後の一滴まで絞り取り 裏では連夜女遊びに明け暮れ 女房を隠して楽屋にゴロゴロ 性欲の為に置き モラルも何も無い まさしく動物か野獣のような大衆演劇
客と役者の相反する環境を少しでも 気付かせ 客が賢く 役者が常識を取り入れた時 大衆演劇がもう少し 社会で受け入れられる業種に成ると思う その為には 有って欲しいチャンネルですが
皆さんの意見は いかがですか?
64 :
名無しさん@公演中:2007/01/31(水) 20:15:33 ID:FftXv0Nt
嘘やでたらめの書きこみがおおすぎる早く無くなってほしい
あと一時間でカキコミに対する法がうったえると全部開示されるから楽しみ。
あっ、なくなったのかと思ったら見れた(・ω・)/
2ちゃんがなきゃ情報全く手に入らないから、イヤだな(;_;)
嘘でわなくて本当のこと書いてくれたり、教えてくれてる人たくさんいるよ(=^▽^=)
情報たくさんもらえたけれど、アンチ・カキコミに対しての批判など名誉毀損になるものもある。
それにしても役者さんについても贔屓についても可哀想なくらい本当の事書かれてますよね。
嘘ならまだ役者も楽屋や寮でみんなで笑えますが、本当の事をここまで細かく書かれると逆にみなさん可哀想ですよ。
暴露本出版できそうなくらいだ。
ただ、2チャンで客を叩くのはやめた方が良いですよね。
役者さん達〜、ファンになりすまして自分の嫌いな客や用の無くなった客を叩くのはそろそろやめなさいよ。
自分にかえってきますよ〜(笑)
69 :
名無しさん@公演中:2007/02/22(木) 09:51:04 ID:D8XsO1bI
何時なん?
待ってるのにいつまでもならんね
71 :
名無しさん@公演中:2007/04/27(金) 13:47:23 ID:7RLrjA9J
一日も早く閉鎖されてほしいですね。
必要な情報よりも見たくない情報の方が圧倒的に多すぎます。
生ゴミの腐ったような臭いが漂って来そうです。
吐き気がします。
72 :
名無しさん@公演中:2007/06/02(土) 02:01:28 ID:aO6jrZ0w
73 :
名無しさん@公演中:2007/06/02(土) 02:11:45 ID:UD0pSDY0
>>65サン 一時間で全部開示されるって‥詳しく教えて下さい
74 :
名無しさん@公演中:2007/07/03(火) 16:01:04 ID:+QqHOKOk
75 :
名無しさん@公演中:2007/07/03(火) 16:22:46 ID:GVBbf4uv
懐かしいネタだな
77 :
名無しさん@公演中:2007/08/27(月) 20:05:14 ID:dhTB8qCU
78 :
名無しさん@公演中:2007/10/12(金) 03:50:12 ID:aEBPJ7ZP
はやく閉鎖して
79 :
名無しさん@公演中:2007/12/26(水) 00:04:36 ID:c/1k0JHY
mazikayo
80 :
名無しさん@公演中:2008/01/09(水) 11:58:54 ID:bIQRCo1K
81 :
名無しさん@公演中:2008/01/11(金) 00:53:50 ID:3MoNSoJc
ありえない
82 :
名無しさん@公演中:2008/01/11(金) 06:24:58 ID:XfLdmlCP
ありえなかったですね^^
83 :
名無しさん@公演中:2008/02/09(土) 18:39:30 ID:ACmElfOk
84 :
名無しさん@公演中:2008/02/11(月) 18:46:32 ID:6b5xQraW
ないとつまんない
85 :
名無しさん@公演中:2008/02/13(水) 16:47:21 ID:hW1Xfzit
小林劇団イケメン3兄弟消去してほしい。。
86 :
名無しさん@公演中:2008/02/13(水) 21:14:57 ID:AzeyW2/x
劇団朱光PART3 スレ立てて
87 :
名無しさん@公演中:2008/03/11(火) 03:03:13 ID:yeAnSLbc
age
88 :
伊藤伊織:
8 6 6 2 1 1 2 1 4 0
7 3 3 7 6 8 8 7 1 3
5 4 3 1 2 6 0 5 3 8
3 3 2 1 8 0 7 7 5 2
1 8 2 2 6 6 4 3 8 2