■■ G2プロデュース ■■

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547名無しさん@公演中
昨日見てきた。
脚本を、そっちが専門の人にやってもらったほうが良かったんじゃないかと思った。
原作ファンなので、G2が言ってた通り原作に沿った話になってるのは分かったんだけど、
沿わそうとするあまり、話が平坦になって盛り上がりに欠ける気がした。

原作に沿わす、と言いながら、原作の森宗意軒(舞台では名前しか出てこない)のポジションを
天草四郎に置き換えるのは、深作欣二の呪縛に囚われてるのかな、と思ったけど、
単に客集めだったのかな。
でもそのせいで、四郎の役回りに色々無理が出て来てる気がした。
548名無しさん@公演中:2006/09/16(土) 15:20:21 ID:i0AJbZ5A
まあ、2〜3時間の映画や舞台の中に登場人物が増えすぎても鬱陶しいし、
余程ヲタじゃないと森宗意軒なんて知らないから、島原の乱=天草四郎ってことで
わかりやすくしてるんじゃないの。
それに16歳の美少年がリーダーにまつり上げられて、結局みんなを守れなかったっていうのが
建前の後悔と若かったんだから、自分のやりたいこととかもあったであろうという後悔が
転生理由というほうが見てるほうもわかりやすいじゃん。
549名無しさん@公演中:2006/09/16(土) 20:01:07 ID:OvaWcO/H
天草四郎が最後に回ったり、いくつかのキャラクタの統廃合があるが
それでも全般的には、原作のスジを追いすぎ・設定を盛り込みすぎ、だね。

長編連載小説ならよくても、演劇としては展開が無駄に複雑だし
どのエピソードも、どの人物も、食い足りず、弱い感じになった。
もっと内容を絞って肝心な事を強調した方がよかった。

原作を読んだ者としては、シーン毎に
「おっ、ここは原作のあの場面だーっ」とか、
そういう楽しみ方は出来たので、よかったけど。