甲良町長ら5人に減給処分へ
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2065512671.html?t=1403793412000 ※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
甲良町が健康保険組合に請求すべき医療費を請求せず、期限切れで回収できなくなったケースが
26件見つかった他対象の町民に無断で署名捺印して請求書類を作成したケースも見つかり、
町は町長など5人について減給の懲戒処分とする方針です。
甲良町は、小学校に入学する前の子どもや体の不自由な人たちの医療費のうち2割を補助していて
上限とした額を超えた医療費は、補助の対象とした人が加入する健康保険組合に請求しています。
ところが、組合から還付されるはずの医療費が入金されないことに住民課の職員が気づき、
ことし4月に調査した結果、平成23年度から昨年度までの3年間に58件の請求業務を放置し
このうち26件分、あわせて139万円あまりについて、
2年間の請求期限が切れて請求できなくなっていました。
住民課の職員1人が、期限の迫っていた請求書類を作成するために
対象の住民に無断で署名捺印したケースも4件あったということです。
住民課のロッカーから印鑑が50本見つかったということで、町は
理由はよく分からないとしながらも、これ以上調査はしないとしています。
町では北川豊昭町長や住民課長など関係者5人を減給の懲戒処分にする方針で、北川町長は
「今回の不祥事に対して深く反省するとともに町民に多大な迷惑をかけ心からおわび申し上げます」
とコメントしています。
06月26日 18時57分