【鳥取】ガイナーレ、また勝てず　次負けたら最下位決定

サッカーＪ２のガイナーレ鳥取は第４０節の１０日、鳥取市蔵田のとりぎんバードスタジアムでザスパクサツ群馬と対戦し、１−１で引き分けた。通算成績は５勝２０敗１５分けで勝ち点３０。２１位のＦＣ岐阜も引き分けたため、勝ち点差は４のまま。

前半３分、群馬にクリアボールを拾われ、最後はミドルシュートで先制点を献上した。その後は守備陣が立ち直り、中盤で奪ったボールを何度か攻撃につなげたが、決定的なチャンスは作れなかった。それでも前半ロスタイムに右サイドで得たＦＫで
ＭＦ武田がクロスを上げると、相手選手のオウンゴールを誘い同点に追いついた。

後半はＭＦ永里を前線に上げ、攻撃重視の布陣に変更。ＦＷ久保を中心に終始攻め込み、何度もゴールを脅かしたが、最後まで決勝点を挙げられなかった。久保は「絶対に勝たないといけない試合で、決勝点を奪えなかったことが悔しい。
次はどんな形でも勝つしかない」と話した。

次節は１７日午後５時、北九州市の本城陸上競技場でギラヴァンツ北九州と対戦。鳥取が負けるか、岐阜が勝った時点で鳥取の最下位が決定。鳥取が引き分けても、岐阜の勝利か引き分けで最下位が決まる。

下部リーグのＪＦＬ（日本フットボールリーグ）は１０日、Ｊ２ライセンスを持たないＡＣ長野パルセイロが優勝し、条件付きでＪ２ライセンスを持つカマタマーレ讃岐の２位が確定した。１９日のＪリーグ理事会で讃岐の入会審査が通れば、
Ｊ２最下位と入れ替え戦（１２月１、８日にホーム＆アウェー方式）が実施される。

ソース：毎日新聞
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20131112ddlk31050662000c.html