寝ない人はヨコに育つ!? 「睡眠不足⇒太る」スパイラルに陥るのはなぜ?
マイナビウーマン2013年8月23日(金)19:15
「食事に気をつけているつもりなのに、いっこうにやせない」「睡眠時間も減らして
カロリー消費しているのに、なぜか激太り…」。やせるために、さまざまな努力を
している女性は多いですが、成功している人はごく一部。それは、誤ったダイエット
をしているからです!
なかでも、誤解している女性が多いのが睡眠。昔から「寝る子は育つ」といわれる
ように、たっぷりと睡眠をとること=成長を促すというイメージから、「眠ると太る」と
思っていませんか?
「寝る子は育つ」というのは、睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きによるもの
ですが、実は睡眠不足こそありがたくない成長をしてしまうことがあるそうです。
そのありがたくない成長とは、ヨコへの成長。つまり、太るということ。睡眠を十
とっている人に比べ、睡眠時間の少ない人は太っている傾向にあるのだとか。
皆さんも、寝不足の日にいつもよりお腹が減るという経験をしたことはありませんか?
食欲は、食欲抑制ホルモン(レプチン)と、食欲亢進ホルモン(グレリン)という2種類
のホルモンによってコントロールされています。睡眠不足の場合、レプチンの分泌量
が減少し、グレリンの分泌量は増加するといいます。つまり、食べたいと感じさせる
ホルモンが多く分泌され、食べたくないと感じさせるホルモンは減っている状態になる
のです。
その上、睡眠時間が短い=起きている時間が長いということは、必要以上に食べ物
に手が伸びる可能性も。身体がダルいからあまり動かず、消費カロリーも減るなどの
悪条件も重なり、結果、太るとなるわけです。
寝不足→食欲は旺盛→摂取カロリー増加→消費カロリー低下→体重増加
という、まさに負のスパイラル! 夜更かししてカロリー消費しているつもりでも、
ついつい手を伸ばしているお菓子のことはなかったことにしてしまうもの。皆さんも
夏休みの夜更かしで、負のスパイラルに足を踏み入れないように気をつけてくださいね。
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-573991.html