今回から始まる新連載では、カンタンにできる下半身健康法を、その道のエキスパートに聞く!
初回に登場いただくのは、弘邦医院の院長で新日本プロレスなどのプロレス団体で「リングドクター」も務めていたこともあるドクター林氏だ。
「ED防止のためには、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠など“体の中”を良くすることは確かに大事です。しかし、それ以上に大切なのは“脳”を活性化させることです」
数多くの格闘家を診察してきた林氏曰く、人間の“脳”こそ、全ての原動力だという。
「プロレスの選手は試合中にテストステロンという男性ホルモンを体内に大量分泌させます。すると、脳内から攻撃ホルモンといわれるアドレナリンやドーパミンも溢れてくる。
その結果、肉体が持つ能力以上の力を発揮して、死闘を繰り広げられるのです」
これは男性器の能力に関しても同じ。そもそも「勃起現象」も、まず脳が興奮して“勃起せよ”と海綿体に指令。それから勃起のための血流注入がペニスに開始されるのだ。
「つまり、どんなに体を鍛えようと、脳が元気でなければ下半身強化に繋げられない。
特に中高年男性は肉体の衰えとともにSEXに対する“不安”や“恐怖”を抱いていることが多い。そうしたストレスが、テストステロンの分泌を鈍くさせることもあるのです」
テストステロンをガンガン分泌させることが、SEX能力を高める鍵なのだ。
その方法は意外に簡単。
「男性の場合、まず身の危険を感じた時にテストステロンの分泌が始まるのです。ただ、日常生活でそうした“危険な場面”に遭遇することは滅多にありません。
しかし、男性は“視覚による刺激”を受けやすい生き物でもあります。たとえば、ボクシングの試合を観戦するだけでも十分、効果が期待できるのです」
日頃からそうした格闘技を見ておくだけで、テストステロンの分泌は高まるのだ。しかも、テストステロンは、「興奮を得た対象となった“人や物が視界から消えても持続する”」という。
つまり、街で露出の激しい格好の女性を見て、興奮したとしよう。すると、その女性が目の前から遠ざかっていっても、一度分泌されれば、そのままの状態がしばらく続くのだ。
「その状態に入ると、あまり可愛くないと思っている自分の彼女や妻を見ても、“あれ? こいつこんなに可愛かったっけ?”と見る目が変わるんです。
いわば発情状態に入るため、ある意味、どんな容姿であれ、メスを見たら欲情するオスとなるんです」
こうした脳の仕組みをうまく利用すれば、年老いてもアドレナリンやドーパミンを作用させて、ヤル気を奮い立たせられるのだ。
「今は、薄着の女性が多い。ビーチでは水着姿も拝めます。セクハラにならない程度に、女性の肌を鑑賞して、テストステロンを分泌させることをオススメします」
ソース:エキサイト
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20130818/Weeklyjn_4143.html