「公共の場所での飲酒禁止」最初から無理な法律を制定するべきではないニダ、現実的な法律をつくるニダ

1 ：ケツすべりφ ★：2013/07/04(木) 08:27:09.32 0

韓国政府が、公共の場所での酒類販売や飲酒禁止の法制化を再推進する方針を固めた。
公共の場所とは学校、医療機関、公共施設、公園、海水浴場など大勢の人が一緒に
利用する場所を指す。保健福祉部（省に相当）は昨年9月、公共の場所での飲酒禁止法案を
立法予告したが、飲酒を禁じる場所の範囲をめぐる省庁間の意見対立や酒類販売業者など
利害関係者の反発で法案を国会に提出できなかった。

　公共の場所に散乱する飲酒の痕跡は、韓国社会の公共秩序に対する意識がいかに低いかを
示している。登山道や渓谷、ビーチ、散策路、公園のベンチ、果てはマンション敷地内の
公園や子どもの遊び場にまで、空の焼酎瓶やビールの空き缶、食べ残した酒のつまみが
散らばっているのが現実だ。子どもが遊ぶ公園で酒に酔ってふらふらしているのを
恥ずかしいと思わない大人もあまりに多い。

　米国ニューヨーク州では、公園でふたを開けた酒瓶を持っているだけで最高1000ドル
（約10万円）の罰金刑または6カ月の懲役刑を受ける。ニュージーランドでは、飲酒禁止区域に
指定されたビーチで酒を飲むと最高2万ニュージーランド・ドル（約156万円）の罰金が科せられる。

　多くの自治体が、公共の場所での飲酒禁止法の制定に備えて条例案の骨格をまとめている。
ソウル市は北漢山、冠岳山、清渓山などの自然公園と漢江市民公園、地域の公園を含め、
市内の面積の29％に達する2643カ所を飲酒禁止地域に指定する計画だ。また、釜山市は海雲台や
広安里など海水浴場7カ所と子ども大公園で酒類の販売と飲酒を禁じる条例の制定を進めている。

　だが昨夏、江原道江陵市が警察と連携して鏡浦海水浴場で飲酒を取り締まったところ、
海水浴場の利用者が100万人ほど急減し、地元業者の反発を招いた。こうした現実を踏まえると、
最初から無理な法律を制定するよりも、常識を備えた国民が守れる法律を作り、段階的に
飲酒禁止の範囲を広げていく方が賢明だ。例えばカナダのように、公園でも事前に許可を
得ればキャンプをしながら飲酒ができるようにする案も考えてみる必要がある。多くの国民に
とって守ることが難しい法律を作り、一角が崩れれば土手全体がつられて崩れ落ちるような
愚を犯してはならない。

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/03/2013070301512.html