壇上から、思い思いの「ごめんなさい」。高知県南国市の「後免(ごめん)町」という
地名にちなみ、普段はなかなか言葉にできない謝罪の気持ちを伝える「ごめんな祭(さい)」
が12日、同市で初めて開かれ、6〜76歳の男女約40人が約1000人の観客を前に
叫びながらざんげした。
高さ約2メートルの木製の壇に上がったガソリンスタンド店長、堀尾竜一さん
(29=高知県香南市)は「2回ほど居酒屋に行くと言って、実はキャバクラに
行っていました」と告白。妻に「ごめんなさい」と大声で謝った。
司会者のフォローもあってその場で許しを得ると、会場からは笑いと拍手が起こり、
堀尾さんは「怖かったけどすっきりした。いい機会になった」とうれしそうだった。
祭りは、地名を生かして地元を盛り上げようと、市民らが企画した。(共同)
[2013年5月12日17時1分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130512-1126168.html