NTTグループの会社が運営するインターネット検索サイト「goo」のホームページで、およそ3万人分のアカウントに対し
不正なアクセスが行われた可能性があることが分かりました。
運営会社では、これらのアカウントの利用を停止するとともに、利用者にパスワードを変更するよう呼びかけています。
「goo」を運営するNTTレゾナントによりますと、2日午前11時半ごろ、会社のサーバーに対して不正にログインを試みる
大量のアクセスが集中し、会社側で調べたところ、少なくともおよそ3万人分の会員のIDとパスワードが見破られて
不正なログインが行われた可能性があるということです。
IDとパスワードは、メールやブログ、ショッピングなどの会員制のサービスを利用するために必要なもので、
名前や住所、電話番号などがあらかじめ登録されています。
運営会社によりますと、今のところ会員の個人情報への不正アクセスは確認されていないとしていますが、
3日午後8時前から該当するアカウントにログインができないようにする措置を取り、利用者にはパスワードを変更するよう
呼びかけています。
サーバーへの不正なアクセスは、国内外の複数のIPアドレスから行われているということで、会社側では引き続き影響を調べるとともに
監視を強化していきたいとしています。
ソース:NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130403/k10013658691000.html