大阪市の市立高校に肩書きだけの校長と教頭があわせて121人いることがわかりました。
教育委員会の異動に伴う便宜的措置ということですが、批判の声が上がっています。
大阪市立東高校には、実際の校長と教頭以外に104人の教頭と17人の校長が在籍しています。
大阪市教育委員会によりますと、この肩書きだけの校長と教頭は、教育委員会の行政職に異動した教員で、
教員時代と同じ給与などを維持するために便宜的に教頭などの肩書をつけていたということです。
【大阪市立東高校・森口愛太郎教頭】
(Q.教頭先生は何人?)
「この学校ですか、私ひとりです。どういうふうな事になっているかはわかりませんので」
【大阪市・橋下徹市長】
「ふと気づいたら、いろんなゆがんだ規制、誰が正すんだろうと。教育委員会の事務局は、それが正しいと思っている。
でも、絶対こんなのおかしいんですから」
この措置は法的に認められていて、全国的にも行われている手法だということですが、大阪市教育委員会は
「他に適切な方法があれば検討する」とコメントしています。
ソース:関西テレビ
http://www.ktv.jp/news/index.html#0431997