鳥取県立博物館は25日、同館が運営するホームページ(HP)が改ざんされる被害に遭ったと発表した。
何者かが管理画面に侵入し、7カ所で不正な文字表記に書き換えた。同館は詳細な原因を調べている。
個人情報の流出や館内のデータベース改変などの被害はないという。
改ざんされたのは「鳥取県の祭り・行事」と、「収蔵資料」の化石、動物、菌類などのページ。ページを選ぶと意味不明な文字や数字が表示される。
1月8日に同館職員が作業のためHPを開き、不正な文字の表示を確認し、HPを管理している鳥取市内の業者に調査を依頼。
11日に被害に遭ったデータベースを閉鎖した。業者の調べでは、昨年12月13日午後3時ごろに書き換えられ、対象の項目をクリックすると
ロシアのHPへ誘導されるような形跡が残っていたという。
同館によると、業者が2009年8月に公開用サーバーを切り替える際、外部から書き込みできるようにしてしまっていたことが原因としている。
ソース:日本海新聞
http://www.nnn.co.jp/news/130126/20130126002.html