阪神やオリックスで活躍した元プロ野球選手が、飲食店の売り上げを受け取る権利を譲り渡すと、
うその話を持ちかけて、不動産会社の社長から現金500万円あまりをだまし取ったとして、
詐欺の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、阪神やオリックスで活躍した元プロ野球選手の塩谷和彦容疑者(38)です。
警察の調べによりますと、塩谷元選手は、おととし、大阪の百貨店内にある飲食店の売り上げを
受け取る権利を譲り渡すと、うその話を持ちかけて、知り合いの不動産会社の社長から
現金およそ550万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いがもたれています。
警察によりますと、こうした権利を塩谷元選手は、実際には持っていなかったということで、
連絡が取れなくなったことを不審に思った被害者の男性が、ことし7月に警察に告訴していました。
調べに対し、「生活に困っていたのでだました」と、容疑を認めているということです。
塩谷元選手は、兵庫県高砂市の出身で、平成5年のドラフト会議で阪神に6位指名され入団したあと
平成14年にオリックスに移籍し、よくとしにはオールスターゲームに出場するなど、
13年間、強打の野手として活躍しました。
ソース:NHK神戸放送局
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023537831.html?t=1353058360556