【政治】交付税遅延で24道府県が借金5400億円超

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1ちくわ部φ ★
 赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立が遅れ、国から自治体への地方交付税交付金の支払いが
滞っている問題で、24道府県が9月以降、資金繰りのため金融機関から予定外の借り入れを行った
ことが読売新聞のまとめでわかった。

 各道府県のピーク時の借入残高の合計は少なくとも約5471億円。一方、金利負担は少なくとも
計約5014万円に上る。災害復旧や生活保護事業など市町村に影響が出る恐れもある。

 読売新聞は、不交付団体の東京都を除く46道府県の財政担当部署に、交付税の遅れが始まった9月
以降10月末までに不交付による資金不足を避けるため金融機関から借り入れを行ったかどうかや、
ピーク時の借入額残高、借り入れ後10月末までの分として支払いが必要な利息額などを聞いた。

 借り入れを行った24道府県は、北海道や群馬、千葉、大阪、徳島、福岡など。

 借入残高の最大額が最も大きかったのは北海道で、10月1日に853億円に達した。本来なら9月
分として交付税1728億円が入るはずだったが、分割払いの影響で同月10日に入ったのは3分の1
の576億円。道債の償還時期なども重なって資金不足が生じ、全く予定のなかった一時借り入れを
同月28日から始めた。金利負担は計約1500万円に上る。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121104-OYT1T00359.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20121104-363540-1-L.jpg