【鳥取】鳥取県が過去最大の黒字決算

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1 【関電 76.1 %】 @関電φ ★
鳥取県の昨年度の一般会計の決算がまとまり、歳入、歳出ともに前の年度を下回ったものの、
借金の返済にあたる公債費などの減少に伴い、154億円余りの過去最大の黒字決算となりました。

県によりますと、昨年度の歳入の総額は3616億円余りで、実質的な地方交付税や国庫支出金など
国からの財源が減ったことから、前の年度より128億円余り、率にして3.4%減りました。
一方、歳出の総額は3420億円余りで、建設費の減少に加えて
借入金の返済にかかる費用=公債費が大幅に減り平年並みになったことなどから、前の年度より180億円余り、
率にして5.0%減りました。
この結果、昨年度の決算は、繰越金を除いた実質的な収支が154億円余りの過去最大の黒字となりました。
一方、貯金にあたる財政調整型基金の残高はおよそ450億円で、前の年度とほとんど変わりませんでした。
このほか、借金である地方債の残高は、国からの交付税の不足分を補うため県が一時的に借りる臨時財政対策債を含め、
前の年度よりおよそ72億円増えて6616億円弱と、過去最高となりました。
県財政課では「公債費の高い水準が続くなど、厳しい財政運営が続いている。今後、社会保障費の増加などが見込まれる中、
限度がある歳入でも賄えるよう、行財政改革に努めたい」としています。

ソース:NHK鳥取放送局
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4044864581.html