放射能恐れ西日本希望の就活生増加…採用担当「そんなに頭は良くないんじゃないかと思ってしまいます」

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1井宿φ ★
内定あり、なし学生が徐々に分かれ始めてきた就職戦線。氷河期が続くなか、
悲喜こもごもなのは例年のことだが、今年の就活には「原発事故」や「SNS利用」
といった特色がある。

東日本大震災による原発事故から1年経過した今年はこんな学生がいるという。
「放射線量の高い地域では働きたくないから都心ではなく、関西や九州の勤務地を希望したい
という学生がいましたね。気持ちはわかるんですが、だったら全国規模の会社を受けるなよ、
という話。少なくとも就職難のこの時代に、内定をもらう前にそこまで本音をさらけ出してしまう
学生は、そんなに頭は良くないんじゃないかと思ってしまいます」(商社の若手採用担当)

放射能リスクを恐れる学生は増えているようで「埼玉出身だけど関西の市役所を受ける」
(都内の女子大生)なんて声もある。だが、全国勤務の可能性がある企業を受けて「東北・
関東はイヤ」では虫のいい主張と取られかねない。世の中そんなに甘くない!

一方、ここ数年はスマートフォンが就活生の必需品とされ、企業側も採用にフェイスブックなど
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用する例も増え「ソー活」などという
新語も生まれた。だが、頻繁なネット利用がコミュニケーションの妨げになっていると指摘する
声もある。

「今はネットにすぐ情報を書かれてしまうから、前よりも学生に対して本音が言いにくくなって
います」

こう語るのは化学メーカーの採用担当者。学生と個別で話をする際、会社の内部情報を
ある程度明かし「腹を割る」ことは往々にしてあるが、最近はネット上にその情報を簡単に
公開されるケースがあり、警戒を強める企業もあるという。

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/%e6%94%be%e5%b0%84%e8%83%bd%e6%81%90%e3%82%8c%e8%a5%bf%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%b8%8c%e6%9c%9b%e3%81%ae%e5%b0%b1%e6%b4%bb%e7%94%9f%e5%a2%97%e5%8a%a0/