前田健、ノーヒットノーラン! 中畑ベイを手玉
産経新聞 4月6日(金)21時21分配信
(セ・リーグ、DeNA0─2広島、1回戦、広島1勝、6日、横浜)広島の前田健太投手
(23)が、自身初のノーヒットノーランを達成した。プロ野球史上74人目。セ、パ両リーグ
を通じ、2006年9月16日の阪神戦(ナゴヤドーム)で山本昌(中日)が達成して以来、
6年ぶりの快挙となった。 投球内容は打者29人に対して、122球を投げ、被安打0、
6奪三振、2四球だった。
前田健は立ち上がりの一回を3者凡退で滑り出すと、以後も快調に飛ばし、六回2死
から内藤に四球を与えるまでは1人の走者も許さない完璧な投球内容。球威、制球とも
申し分なく、初めてランナーを背負った六回も1番・石川を遊ゴロに封じた。七、八も危なげ
なく抑え、九回は下園を右飛、荒波を二ゴロに。偉業まであと1人となった場面で石川に
この日2個目の四球を与えたが、続く梶谷を投ゴロに抑え、一塁へ送球して自らの今季
初勝利を手にした試合を締めくくった。
前田健は昨年10月のヤクルト戦(神宮)で、九回に入るまでノーヒットを続けていながら、
九回に2失点してサヨナラ負けを喫した苦い過去がある。「(九回は)去年のことがかなり
よぎった」というが、この夜はきっちりと勲章を手に入れた。
ヒーローインタビューでは「きょうは最初から調子がよく、コントロールとストレートの切れ、
スピードがよかった。意識したのは九回。それまでは無心で投げていた。(ノーヒットノーランは)
高校時代にもないと思うのでうれしいし、プロの世界でできて光栄」と笑顔。広島の投手では、1
999年5月8日の中日戦(広島)の佐々岡真司以来となったノーヒッターには「(佐々岡と同じ
背番号)18番といえばエース。その名に恥じない投球を続けていきたい」と胸を張った。
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>>654によります
妻・成嶋早穂アナの放送事故についてはこちらを参照
成嶋早穂の放送事故
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