欧州連合(EU)の欧州委員会は19日、旭硝子、日本電気硝子、および、ドイツのショットが、
テレビやコンピュータのスクリーンに使われる陰極線管の価格操作を行ったとして、
1億2874万ユーロの罰金を科すことを明らかにした。
規制当局は、旭硝子に対して4514万ユーロ、日本電気硝子に4320万ユーロ、ショットに対して
4040万ユーロの罰金を科す。ただ、この3社は、カルテル行為を認めたことから罰金が10%削減された。
また、日本電気硝子とショットの罰金は、当局に協力したことからさらに引き下げられた。
米コーニングと韓国のサムスン電子との合弁企業も価格操作を行ったものの、
当局に関与を通達したことから罰金は科せられない。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK800677620111019