チアチア族のハングル教育がピンチ!バウバウ市長「約束が違う。もうパートナーじゃない」

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98オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
ハングルにはRとLの区別がない。RRと重なった時、発音がLになる。
外来語ではたとえばテレビをther-re-bi-jonのように書き、RRをLと発音してterevisionのLの発音を再現する。
ただしこのRRは語中の2音節にまたがる連続子音でしか現れず、語頭に書かれることはない。
朝鮮語の中で使っているぶんにはこれでまったく問題ない。しかしチアチア語ならどうか。

ttp://livedoor.2.blogimg.jp/hangyoreh/imgs/6/8/68836c15.jpg

上の表記は JALAN TINKAHA LIWU という道路の名前。JL.はJALAN(インドネシア語で「道」)の略語。
下のハングルではJALANをjar-ranと表記することで、Lの発音を表記。このLは語中だからこれは可能。

しかしLIWU(eur-ri-vu)の方はかなり苦しいw
一文字目の○はゼロ子音の字母で、「このあと母音が来ますよ」という記号。
横棒はローマ字転写でeuと書かれる「非円唇のu」という母音。
その下の「己」型の子音字母がR。次の音節の頭のRと重なってLの音を表記。
つまり語頭のLを表記するために存在しない母音euと不要のゼロ子音字母を加えている。
これでは「韓国訛りのチアチア語をハングルで書き取ったもの」であり、チアチア語の合理的な表記法とは呼べない。

次のWUの部分はBを摩擦させる子音[β]を表記するために、現代朝鮮語では使わない子音字を
古典語から引っ張り出してきたらしい。それがアリならなんで語頭にRRを書かないのかとw
9998続き:2011/10/16(日) 10:37:38.09 0
突っ込みどころはまだある。真ん中のTINKAHAのTがdd、Kがggとなっている点だ。
朝鮮語ではdd、ggは「濃音」と呼ばれる子音で、喉を緊張させて出す。日本語で「っ」の後に出る音に似ている。
dやgに当たる子音は「平音」といって、語頭では日本語の清音、語中では濁音に変化する(ハ行では半濁音と濁音)。
濃音はこの平音の字母を二つ書いて表記する。

ローマ字でtやkで転写される字は別にあって、「激音」というが、こちらは有気音とか帯気音ともいい、
発音するとき強い呼気を伴う(だからthやkhのように綴る方式もある)。
この「激音」はハングルの子音字母では「平音」字母に一画、棒を加えるだけ。
標識から見て「チアチア語ハングル表記」では平音字母を有声音、濃音字母を無声音に使っているのだろう。
チアチア語には帯気音はないから、おそらく激音字母は使わずほったらかしだろう。

言語の文字表記はシンプルであればあるほどよく、その言語にとって無駄がないことが何より大事。
チアチア語に頻繁に登場する無声子音に、一角足すだけの激音字母を使わず、同じ字母を二度書かせる
濃音字母を強要するのは感心しない。確かに無声子音は激音と同じではないが、

ここで必要なのは「韓国人が読んでチアチア語の発音に聞こえるような綴り」ではなく、
「チアチア語を書くのに最も合理的でシンプルな綴り」なのだ。

だから「チアチア語を綴る時には平音字母を有声子音に、激音字母を無声子音に使う」としたほうが
ずっとチアチア語のためには便利なのだ。かつてソ連で少数民族の諸言語をキリル文字で表記したときにも、
キリル文字のロシア語での発音にはこだわらず、その言語の音素体系に合った綴り字を工夫した。
ハングルを他言語に推奨する学者たち(?)はなぜそうしないのか。
100オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
こんなんじゃチアチア族も見限るわなw