去年11月福井市のアパートの駐車場でブラジル人男性の車が放火された事件で、
警察はこの男性の顔見知りで派遣社員のブラジル人の男を放火の疑いで逮捕しました。
去年福井市内ではイスラム教の礼拝堂の駐車場でも外国人が所有する車が焼けるなど
同様の事件がほかにも3件相次ぎ警察ではこの男が関わった疑いもあると見て調べることにしています。
逮捕されたのは福井市冬野町に住む、ブラジル国籍の派遣社員、カンポス・ネット・テオフィロ・デ(53)容疑者です。
警察によりますとカンポス容疑者は去年11月14日福井市日光のアパートの駐車場で、
このアパートに住むブラジル人男性の乗用車に放火した疑いが持たれています。
警察では去年10月に福井市文京のイスラム教の礼拝堂「福井モスク」の駐車場で、
マレーシア人留学生のワゴン車が焼けるなど去年9月から11月にかけて
同様の事件が4件相次いだことから連続放火事件として捜査していたところ、
カンポス容疑者が放火した疑いが強まったことから逮捕したということです。
警察の調べに対しカンポス容疑者は「放火しました」と容疑を認めているということです。
警察ではすべての事件でカンポス容疑者が関わった疑いもあると見て調べるとともに、
3件の現場からは外国人を中傷する内容の張り紙が見つかっていることから動機などについて調べることにしています。
ソース:NHK福井県のニュース 10月09日 16時42分
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053144111.html