覚醒剤でカメルーン人逮捕
小分けしてアルミ箔などで包んだ覚醒剤を飲み込んで体内に隠し、
密輸したとしてカメルーン人の男とナイジェリア人の男の2人が
栃木県内で警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、カメルーン人のマリウス・ミヨ容疑者と
栃木県鹿沼市に住むナイジェリア人のオビアフバ・サンデー・オディナカ容疑者の2人です。
警察によりますと、ミヨ容疑者ら2人はことし7月、アルミ箔などに包んで
小分けした覚醒剤、およそ233グラムを飲み込んで体内に隠し、
成田空港から日本国内に持ち込んだなどとして覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
ミヨ容疑者はことし7月、宇都宮市内の警察署で暴れてけがをし、病院に運ばれた際に
体内に覚醒剤を隠し持っていることが発覚したもので、その後の調べでミヨ容疑者と
いっしょに行動していたオディナカ容疑者も関わっていたことがわかったということです。
警察の調べによりますとミヨ容疑者は、カメルーンで覚醒剤の運搬を依頼され
小分けした覚醒剤、60個、およそ1点2キロを飲み込んで密輸したいうことで、
逮捕されるまでの間に別のナイジェリア人と接触し大半の覚醒剤を渡したと供述しているということです。
警察では、ミヨ容疑者らが組織的な麻薬取引に関わっていたとみて、
入国してからの移動経路や接触した人物などを詳しく調べています。
ソース:NHK栃木県のニュース 09月13日 13時11分
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1006586051.html 覚せい剤飲み込み密輸した疑いで外国人2人逮捕
覚せい剤をビニールラップやアルミ箔で包み、直径5センチほどのカプセル状に小分けして
大量に飲み込み密輸したとして、県警が覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで
カメルーン国籍の男ら2人を逮捕していたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。
県警の調べにカメルーン人の男は「依頼されて報酬をもらい密輸した。60個くらい飲み込んだ」
などと供述しているとされ、総量は1キロ以上とみられる。覚せい剤密輸事件の立件は空港のない
県内では異例という。県警は12日、鹿沼市内の関係先を家宅捜索した。
逮捕されたのはカメルーン国籍で住所・職業不詳、マリウス・ミヨ(38)と鹿沼市、ナイジェリア国籍の男(40)の両容疑者。
マリウス容疑者は7月11日、宇都宮中央署のガラスを割ったとして
器物損壊容疑で現行犯逮捕、建造物損壊罪で起訴されている。
捜査関係者によると、マリウス容疑者は7月初旬、カメルーンで覚せい剤を飲み込み空路で密輸した疑いが持たれている。
ナイジェリア人の男はマリウス容疑者が入国後、密輸したことを知りながら行動を共にしたとして
覚せい剤取締法違反(共同所持)の疑いが持たれている。車でマリウス容疑者と移動し、本県に連れてきたとみられる。
マリウス容疑者は7月の逮捕後、覚せい剤約20グラムを包んだカプセル状の包み一つを排せつして発覚。
逮捕前にも宇都宮市内で複数の包みを排せつしたとみられ、県警は約200グラム分を押収した。
マリウス容疑者は「(排せつした大半の覚せい剤は)別のナイジェリア人に渡した」などと供述しているとされ、
県警は同法違反(営利目的輸入)などの疑いで別のナイジェリア国籍の男(50)の行方も追っている。
ソース:下野新聞「SOON」 (9月13日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110912/608710