四国のGoogle検索ランキング1位 高知→「津波」 徳島→「津波」 愛媛→「原発」 香川→「うどん」

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1ぽキール星人φ ★

(1)原発(5)ガイガーカウンター(6)セシウム(7)節電(9)陸前高田(10)放射性物質…。
検索大手のグーグルが発表した今年1月から6月の検索急上昇ワードがこれ。ガイガーカウンターとは
放射線量測定器のことで、ベスト10のうち実に半数以上が震災絡み。

いま、どんな言葉に関心が持たれているかを調査したもので、ほかにベクレルや被ばく、余震、
節電レシピ、枝野幸男といった言葉・人物も急上昇。「生活のさまざまな場面に震災の影響が
感じられる結果となった」とグーグル担当者。

都道府県別データもある。香川の場合、(1)うどん(2)温泉(3)サンメッセ香川(4)県立ミュージアム
(5)高松市がベスト5。うどん人気はいまに始まったわけでなく、急上昇に次ぐ急上昇は「目下、
首位を独走中」といったところか。

気になる理由だが、担当者によると、ゴールデンウイーク前にこれらの検索が急上昇。
栗林公園、レオマワールド、小豆島、直島も軒並み上位入りしており、「千円高速」を利用して、
香川のうどん店や温泉、美術館巡りを楽しもうと情報を求めた人々の姿が見えてくる。

ちなみに隣県1位は、高知と徳島が津波、伊方原発のある愛媛は原発。被災地宮城も原発で、
岩手はボランティアだった。福島は「原発・現在」が1位で、「風向き」が2位。放射能汚染の広がりは
住民以外でも気になるところ。

半年後はどんな言葉が上位を占めるだろう。私たちの日常生活を脅かすような言葉のオンパレードだけは、
もうご免だ。

そーす 四国新聞社
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/column/20110723000112