【EU発!Breaking News】一体誰が何のために?点滴用の生理食塩水にインスリン混入。3人死亡。(英)
イングランド北西の都市ストックポートにある病院で、点滴を受けていた71歳と84歳の男性患者、
そして44歳の女性患者が死亡、また同じように点滴を受けていた患者11人が
症状の悪化を訴えるなどの事態が発生した。
この患者らに共通していたのは、点滴の際、純粋な生理食塩水が使用される予定だったことである。
だが事件発生後、彼らへの点滴用に準備されていた生理食塩水を調べたところ、
いつの間にかインスリンが混入されていたことが明らかとなった。
つまり、この点滴を受けた患者らはインスリン過剰摂取により死亡、あるいは症状が悪化したということになる。
原因は明らかになったものの、一体誰が何のためにインスリンを混入したのか?
これは残念ながらまだ明らかとなっておらず、警察による更なる捜査が続けられている。
事件発生後、病院の点滴用の生理食塩水は全て新しいものと交換され、病院内の監視も強化、
病院入り口では訪問者に対するボディーチェックも開始された。
だがこの病院は、それまでの管理がずさんだったためにこうした事件が
発生したと批判されても仕方がないだろう。一刻も早い解明が望まれる。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)
ソース:Techinsight 2011年7月19日 10:00
http://japan.techinsight.jp/2011/07/england_medicalerror_1107172210.html