2011年5月1日
万引をする理由は、少年の9割が「欲しいから」なのに対し、成人の3割は「生活に困っているから」であることが、
県警の万引事件に関する聞き取り調査で分かった。万引犯は監視カメラよりも人目を気にする実態も浮かび
、県警は「万引防止には声掛けを」と呼び掛けている。
調査は昨年11〜12月に摘発した容疑者を対象に任意で実施し、104人から回答を得た。内訳は少年(14〜
19歳)が30人、成人(20〜64歳)が46人、高齢者(65歳以上)が28人。
万引の理由を尋ねたところ、少年では90%が「所有、消費目的」、10%が「遊び、好奇心」と回答し「生活困窮」
との答えはなかった。一方、成人では「所有、消費目的」が50%まで下がり「生活困窮」が30・4%に上った
。高齢者も「生活困窮」が10・7%いた。
犯行現場は「総合スーパー」が43・3%と最も多く、少年では「コンビニ」「書店」の割合が高かった。犯行時に
気になることは「店員の数、動き」が41・7%、「警備員」が29・1%だったのに対し「防犯カメラ」は4・9%にとどまった。
県警生活安全企画課によると、県内の刑法犯の認知件数は、2002年の4万7600件から10年には2万3400件に
半減したが、万引の認知件数は2000件以上で推移している。
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20110501/CK2011050102000091.html?ref=rank 依頼スレ
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