上海モーターショー2011が4月19日に開幕しました。中国は既にアメリカをぬいて世界最大の自動車市場となっており、
上海モーターショーも世界で最大規模の自動車展示会となっております。
東京モーターショーとの比較で、東京ではリーマンショック以降アメリカのビッグ3が出展をしなくなり、
欧米メーカーによる出展も減り、かなり寂しいものとなっている一方、上海では数多くの外国企業が出展して・・・という
記事が一昨年あたりでは良く見かけたものです。しかし、既にそれも当たり前となってしまうと、
そうした指摘すらニュースにならないのかと思ってしまいます。寂しいことであるのは間違いありませんが、
考え様によっては、それだけ中国は外国の自動車メーカーが食い込む余地がある(=国内自動車会社がまだ発展途上で弱い)
ということも意味するのかと、思えなくもないかと考えております。
『中国新聞網』を見ていたら、「中外美女车模大PK 日本参观者称不能自拔」(中国と外国の美女がコンパニオンとして競争をしており、
日本の見学者を魅了)という記事(動画)がありました
http://www.chinanews.com/shipin/2011/04-21/news36782.html#play。
この見出しを見ただけで大体どんな記事かあらかた想像はつくかと思いますが、最初に各自動車メーカーが中国内外の美女をコンパニオン
として採用しているということからはじまり、しばらく彼女達の紹介が続きます(やはり動画の方がこういうのを見るときは楽しいです)。
そして彼女達はミニスカート、ハイヒールといった姿が男性の見学者を引きつけという紹介が流れた後で、
何故か日本人の男性がインタビューを受けており「美人でスタイルが良くて、どれもこれもすばらしいモデルさん」と日本語で答えておりました。
本当に何故わざわざ日本人をもってきたのかよくわかりませんが、「日本人男性=・・・」というイメージがあることや、
外国人も注目しているモーターショーという形を演出したいがために、外国人(日本人)を持ってきたのではないかと考えます。
実際、確かにどうでもよい記事で、これに続いて、男性はこうしたことに心動かされるようだが、女性はあまりそうでもないというアナウンスを入れて、
(こうしたモデルより)気品がある女性が好きだ、私は車を見に来たという女性のインタビューをながしておりました。
男性が好む女性と女性が好む女性は当然異なり、こうした男女に異なる反応がでるのは、当たり前過ぎることで、本当にどうでもよい記事ですが、
ここのところ、原発だ、震災だど暗いニュースばかりだったので、こうした記事もたまにはいいかと思って書いてみた次第です。
http://koko-hen.jp/archives/3095626.html 外国人コンパニオン
http://livedoor.2.blogimg.jp/amuro001/imgs/3/2/322c9a9a.jpg