【自民党】日韓図書協定の審議を拒否

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1ちくわ部φ ★
 自民党外交部会は20日午前、朝鮮半島由来の「朝鮮王室儀(ぎ)軌(き)」などを韓国に引き渡す
日韓図書協定の審議を拒否することを決めた。政府は5月21日の李明博大統領訪日前の国会承認を
目指しているが、実現は困難な情勢となった。

 外務省は部会で、日本統治時代に朝鮮総督府が保有していた日本由来の図書を韓国側が多数保有して
いることを報告。昨年11月の協定署名直前に自民党の指摘で調査を行った結果判明したもので、日本で
重要文化財指定を受けた「対馬宗家文書」の一部約2万8千冊も含まれている。

 だが、外務省は「総督府経由で日本にもたらされた韓国の図書と、統治中に日本が朝鮮半島に持ち込んで
そのまま韓国に残った日本の図書とは経緯が違う」として、韓国に引き渡しを求ない考えを表明。部会では
「一方的な引き渡しはおかしい」との反対論が続出した。20日昼には、松本剛明外相が衆院外務委員会で
図書協定の提案理由説明を行うが、実質審議は暗礁に乗り上げることになった。

 日韓図書協定は昨年8月、日韓併合百年にあたっての菅直人首相の談話で引き渡しを明言。昨年11月に
両国外相が儀軌など計1205冊の引き渡しを定めた協定に署名していた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110420/plc11042010060010-n1.htm