【性】オナニーしまくればフェチは治るのか

1 ：守礼之民φ ★：2011/02/28(月) 17:21:39.01 0

足とストッキングが大好きなドイツのＤ君。でもＤ君の場合は足が好きといっても、
ただ足だけが好きなのではなく、女性の体を美術品のようにすみずみまで愛し、
その一部として足がある、という感じでしたから、これは愛される女性側としては
なかなか心地の良いものでした。

この、芸術作品のように愛する、という感覚は、さすがハイネの国ドイツの人らしい詩的な
情緒のあるものです。セックスにいたるまでのムード作りも、音楽やアロマを工夫したり、
良い香りのオイルを使って女性の体を愛撫したり、部屋の明るさをキャンドルで調整したりなど、
二人が最高に快感を得られる空間を作ることに対して、彼は実に細心に気を配るのです。

ややキザっぽく、こだわり過ぎかな、と感じられることもなくはありませんでしたが、そこは
「ドイツ人ってこうなんだな…」と諦観の気持ちで妥協しあえるのも国際恋愛の良いところと申せましょうか（？）。

さて、こうしたＤ君のフェティシズムは何ともほほえましいものでしたし、私もそれなりに愉しんでいたので、
彼がフェチであることで誰も迷惑をかけるわけではなかったのですが、時にはあまりにも度が過ぎて、
困ってしまう場合もあるようです。

例えば、本当に靴やらストッキングやら「だけ」が大好きで、実際の性行為に至らず、
女性が不満を溜め込んでしまうケース。それから、子どもがほしい夫婦なんかで
こんなことがあったらとっても切実ですよね。

そうした場合について、カプランの「臨床心理医学ハンドブック」では、
次のような治療方法が掲載されています。でもって、ちょっと笑えます。

その治療方法とは――靴やストッキングをネタに、満足するまで自慰行為をさせること！

まあ、飽きるまでさせてあげれば、そのあと生身の体にも多少は興味が湧いてくるのかもしれません　
でも、カプランにはこんな風にも書いてあります。

「治療は一定の効果を収めるに過ぎない」

つまり、フェチは死ななきゃ治らない！　ってことでしょうか。

■Ｍａｄｅｍｏｉｓｅｌｌｅ・Ｈ（マドモワゼル・アッシュ）　脳科学者。東大大学院医学系研究科修了、医学博士。
欧州などでのポスドク経験を経て、執筆活動を開始。脳と性を科学する。趣味は、計画を立てない一人旅。

ソース（ZAKZAK）：
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110225/dms1102251550014-n1.htm