【徳島】県立中央病院係長を収賄で逮捕

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県立中央病院の係長が、有利な取り計らいをしてもらいたいという
医療用機器販売会社社員の趣旨を知りながらノート型パソコンを
7台受け取ったとして22日、収賄の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、県立中央病院医療技術局の係長で検査技師の石本健司容疑者(49)です。

また、徳島市の医療用機器販売会社『大一器械』の社員、
大地泰行容疑者(38)も贈賄の疑いで逮捕されました。

警察の調べによりますと、石本係長は有利な取り計らいをしてもらいたいという大地容疑者側の
趣旨を知りながら、去年6月から10月までの間、数回に渡ってノート型のパソコン7台、
約80万円相当を受け取った収賄の疑いがもたれています。

警察によりますと、石本係長は平成21年4月から病院が購入する
医療用機器を選定する担当をしていたということです。

警察の調べに対し、2人は大筋で容疑を認めているということです。
警察は徳島市の医療機器販売会社や2人の自宅を家宅捜索するなどして、
犯行のいきさつや、医療機器の選定に不正がなかったか詳しく調べることにしています。

県職員が逮捕されたことについて飯泉知事は
「収賄容疑で逮捕され公務員にとってあるまじき容疑だ。遺憾というしかなく県民に対して申し訳ない。
捜査に全面的に協力するとともに原因の究明を行って関係者を厳正に処分したい」と述べました。
一方、贈賄の疑いで社員が逮捕された大一器械は
「知らせを聞いて驚いている。捜査の状況を見守りながら今後について検討したい」と話しています。

ソース:NHK徳島県のニュース 02月22日 20時48分
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8024217461.html