長野県警小諸署は3日、顧客の貯金を勝手に解約して約500万円をだまし取ったとして、
詐欺の疑いで、同県小諸市六供、元郵便局会社社員竹内智弘容疑者(46)を逮捕した。
逮捕容疑は、2008年3月上旬ごろ、勤務していた小諸郵便局(小諸市)の女性顧客から
定額貯金の解約を依頼されたように装い、500万4千円余をだまし取ったとされる。
「車の購入費に充てた」などと供述し、容疑を認めている。
同社信越支社は昨年8月、竹内容疑者を懲戒解雇。今年1月末に刑事告訴していた。
同支社によると、竹内容疑者は小諸郵便局で貯金や保険などの業務を担当。
その後に勤務した上田郵便局と合わせると数千万円の被害が出ており、同署は関連を調べている。
同支社は「チェック体制を強化し、再発防止に努める」と話した。
(中日新聞)
ソース:中日新聞 2011年2月3日 23時03分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011020390230320.html