時事通信社は24日、ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)
の記事で、運動部の50歳代の男性記者が、共同通信社の配信記事を
盗用したとして、同社に謝罪した。
時事通信社によると、同社は同日未明、ポーランドで行われたW杯で、葛西紀明選手(土屋ホーム)
が5位に入ったことについて、「葛西、今季最高の5位」との見出しで記事を配信。
しかし、記事の最後に配信元として「(共同)」
の表記があり、文章も共同通信の記事と酷似していたことなどから男性記者に事情を
聞いたところ、共同通信がインターネットに掲載した記事をコピーして使ったことを認めたという。
谷定文・時事通信社取締役編集局長の話「今回の行為は、
他社の記事を写すというメディアの倫理に反するものです。
記者は国際スキー連盟の公式記録で事実関係を確認していましたが、
言い訳はできません。今後は記者教育を徹底し、再発防止を図ります」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110124-OYT1T00582.htm?from=main6