千駄木在住のファッションデザイナー、KEIさんが
昨年12月、男性用ランジェリーブランド「TOKYO BOYZ(トーキョーボーイズ)」
(文京区千駄木2、TEL 03-3828-5456)を立ち上げた。
現在、全12種類のメンズランジェリーを展開する同ブランド。
「スパンコールやレース素材、Tバックなど、日本の
男性下着にはあまりなじみのないデザインを取り入れている」とKEIさん。
以前は女性用のランジェリーの世界で活躍していたものの、
その世界に飽き足らず、2007年より海外ブランドによる男性用下着の輸入販売を開始。
昨年12月に同ブランドを設立し、自ら製作に乗り出した。
「日本では男性用下着のほとんどがコットン素材を使用した
同じようなタイプのものばかり。素材やデザインなど、
もっとぜいたくなものを、という思いから当ブランドを立ち上げた」と意気込む。
男性用ランジェリーを手掛けるに当たっては、「特にパターンの制作に苦労した」
というKEIさん。「繊細な部分であり、男性の友人たちに履いてもらった感想を
聞きながら制作していった。前の部分をカップに納めるような構造にしたことで、
心地よい装着感を実現した」という。「日本人は海外とは比較にならないくらい、
多くの人がきれいなファッションをしている。
下着にまでこだわりを持って履いてほしい」とも。
ブランド名の由来については、「押上の職人に依頼して、ランジェリーを
製造していることから『TOKYO』という名前を入れている」と話すKEIさん。
「職人さんも『これまでこんなものを作ったことはない』と話していたが、
これまでに培った確かな技術で製作にあたってもらっている」。
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