江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿の肉筆画を用いた町おこしに力を入れる栃木市は
19日、歌麿作品の鑑定人を務める大和文華館(奈良市)の館長、浅野秀剛氏に
市特別顧問の委嘱状を手渡した。任期は平成24年12月までの2年間の予定。
浅野氏は歌麿研究の第一人者として知られており、市内などで発見された歌麿の肉筆画
「女達磨図」「鍾馗(しょうき)図」「三福神の相撲図」の鑑定を担当した。今後は顧問として、
新たに作品が発見された場合の鑑定や情報提供を行う予定。
浅野氏は「作品の鑑定や市とかかわりのある資料の提供などで、アイデアを
出せるものがあるかもしれない。市のお役に立っていきたい」と意欲を見せた。
ソース(MSN産経ニュース):
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/101220/tcg1012200154000-n1.htm