松川村が運営する温泉施設の男性従業員が、施設の券売機から
不正に入手した入浴券を客に販売し23万円を着服していたとして、
18日までに懲戒解雇の処分を受けました。
懲戒解雇されたのは、松川村が運営する温泉施設、「すずむし荘」の63歳の男性従業員です。
松川村によりますと、この男性従業員は、去年11月から先月までの間、
施設の始業前に券売機に現金を入れて入浴券を発行したあと、
券売機の売り上げデータを消して現金を取り戻す手口で
62万円分あまりの入浴券を不正に入手していたということです。
男性従業員は、不正に入手したこの入浴券を施設の窓口で
販売し23万円を着服していたということです。
複数の利用者から「どうして窓口で入浴券を売ってくれないのか。
男性従業員なら売ってくれる」という問い合わせがあり発覚したもので、
男性従業員は着服を認め「借金があって困っていた」と話しているということです。
残った入浴券と着服した23万円はすべて村に返されていることから松川村は、刑事告訴しない方針です。
ソース:NHK長野県のニュース 12月18日 12時38分
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015933651.html