オリコンが発表する『2010年年間“本”ランキング』(全国の推定売上部数に基づき集計、期間は
2009年11月23日〜2010年11月21日)の総合(BOOK)部門第1位を獲得した『もし高校野球の女子
マネージャーがドラッカーの“マネジメント”を読んだら(以下、『もしドラ』)』(岩崎夏海・著
/ダイヤモンド社)。今年最も売れた小説がAKB48の前田敦子主演で映画化されることが決まった。
『もしドラ』は、弱小野球部の女子マネージャーが勘違いから買ってしまった、米経営学者
ピーター・F・ドラッカーの経営書『マネジメント』を読み、その精神や理論を生かして、仲間と
甲子園を目指して奮闘する青春物語。2009年12月の発売から累計発行部数181万部(書籍172万部、
電子書籍9万部)、12月から『スーパージャンプ』(集英社)にて漫画化、来年3月からはNHK総合
にてテレビアニメ化も決定している。
映画初主演となる前田は「以前から(野球部、サッカー部といった)マネージャーをやってみたい
と思ってましたのでみなみ役をいただいたときは嬉しかったです。マネージャーという役を通して
周りの方たちをサポートする側にもなれるように頑張ります。チームプレーでステキな作品に仕上げ
たいと思います」と意気込んでいる。
映画化の総合プロデュースを手掛けるのは、秋元康氏。監督は、『タナカヒロシのすべて』『うた魂♪』
『雨の町』などの気鋭・田中誠。ほかに瀬戸康史、AKB48の峯岸みなみ、池松壮亮、川口春奈、野球部
監督役で大泉洋の出演も決定している。来年1月上旬にクランクインし、6月に全国で公開予定。
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