東京のインターネット関連会社の社長らによる出資法違反事件で、
逮捕された社長ら4人が、経営が破たんしていた関連会社について、
上場できるなどとうそをついて未公開株の代金として、
現金をだまし取ったとして、6日、詐欺の疑いで再逮捕されました。
4人は容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは、東京に本社があるインターネットサイト運営会社
「クリエイトネットワーク」の社長、藤田和久容疑者(47歳)と、
元役員の兵頭勝徳容疑者(49歳)ら、あわせて4人です。
愛媛県警察本部の調べによりますと、藤田社長らは、携帯サイトを運営する
関連会社の経営が破たんしていたにもかかわらず、上場できるなどと
うそをついて去年8月、愛媛県内の男性2人に未公開株を購入するよう持ちかけて、
あわせて300万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。
調べに対して、藤田社長は、「ほかの人がやったことでわからない」
他の3人は「だますつもりはなかった」といずれも容疑を否認しているということです。
一方、松山地方検察庁は、安部健児容疑者(44歳)について、
金融商品取引法違反の罪については、関与の程度が低いとして起訴猶予にしたほか、
谷口裕子容疑者(44)については、関与の程度が低いなどとして、
出資法違反と金融商品取引法違反の罪について起訴猶予としました。
ソース:NHK愛媛県のニュース 12月06日 18時42分
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005558861.html