男児の包皮むく「むきむき体操」巡り夫婦喧嘩勃発、医療界で論争絶えず

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1空挺ラッコさん部隊ρφ ★
息子のムスコを心配する母親たちの間で話題なのが、「むきむき体操」。赤ちゃんの男性器の包皮をむく
体操のことだ。厚木市立病院泌尿器科の岩室紳也医師の指導を受けた親のうち、完全にむけるようになるまで
通うのは約8割。脱落する理由は、親が我慢できないか、周囲の反対を受けるからだという。

 東京都に住む30代の夫婦は、むきむき体操をめぐって、それぞれの両親を巻き込む大げんかになった。
「風呂上がりに、妻が子供の股間をいじっていたので慌てて止めました。“一皮むける”にはいくら
なんでも早すぎます」(夫)「夫だけでなく、義理の両親まで“かわいそう”といって止めるんです。
私はこの子の将来を思ってやっているのに。いずれむけるなんて保証もないし、仮にそうなら今から
むいてもいいじゃないですか」(妻)

 日本小児泌尿器科学会専門医で、済生会栗橋病院小児科部長の白髪宏司氏が語る。
「確かに最近は思い煩われている親御さんが多いです。父親はそうでもないのですが、特に母親は、
“夫が本気になって話を聞いてくれない”なんておっしゃる方もいます。わからないことだらけで不安
なんでしょう」

 核家族、少子化が進む現代、女性の中には、母親になるまで、父や夫などの完全にむけた男性器しか
見たことのない人も少なくない。そうした人が、生まれた我が子のモノを見て、「正常なのだろうか」と
不安になるということらしい。子供の包茎に対してどのような処置をすべきかという問題は、小児医療界
でも意見が割れて、論争を引き起こしている。

※週刊ポスト2010年11月19日号
ソース:http://www.news-postseven.com/archives/20101113_5564.html