失業した人に生活資金を貸し付ける国の制度を悪用し、会社を解雇されたと偽って
160万円余りをだまし取ったとして、奈良市と上牧町の3人の男が詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、奈良市の無職、上原好順容疑者(58歳)と、
上牧町のコンクリート建設業、金谷泰一容疑者(47歳)、
それに奈良市の元不動産会社社員の大西勝容疑者(38歳)の3人です。
警察によりますと、3人は、上原容疑者が金谷容疑者が経営する会社を解雇され
社員寮から退居したと偽って、融資を受けるために必要な証明書を偽造して
ハローワークに提出し、失業者を対象にした国の制度で生活資金の貸し付けを
受ける資格があるとする証明書を受け取りました。
その上で、大和郡山市内の金融機関に提出し、去年2月から7月までの間に
あわせて160万円余りをだまし取った詐欺の疑いがもたれています。
3人はいずれも容疑を認めているということで、
警察は、だまし取った金の詳しい流れなどを調べることにしています。
ソース:NHK奈良県のニュース 11月09日 20時54分
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2055132041.html