【米国/メキシコ】国境で空調完備の巨大トンネル、麻薬密輸用か…国境付近でマリフアナ計３０トン見つかる

米・メキシコ国境付近でマリフアナ３０トン見つかる

ロサンゼルス（ＣＮＮ）　米カリフォルニア州とメキシコで計３０トンのマリフアナが見つかった。
両地域を結ぶトンネルを使って密輸されていたとみられる。米当局が３日発表した。

米入国・税関管理局によると、トンネルは全長約５５０メートルで、
メキシコのティフアナと米サンディエゴの倉庫を結んでいた。
トンネル内にはレールや照明、換気設備なども備わっていたという。

当局によれば、トンネルを通じて密輸されたマリフアナ約２６トンがサンディエゴの
倉庫で見つかったほか、５トンがティフアナの倉庫とトンネル内で見つかった。

ティフアナでは先月にも、近年で最大規模となる１０５トンのマリフアナが見つかっている。

当局によると、カリフォルニア州やアリゾナ州などのメキシコ国境沿いでは
過去４年間で７５の密輸用トンネルが見つかっている。
国境間の薬物密輸の増加に伴い、メキシコの国境沿い地域では暴力も深刻化している。

米当局は２００３年に、サンディエゴ周辺のトンネル密輸に対応する特別チームを組織し、
メキシコ当局と協力して対応に当たっている。隊員は鉱山作業員と同じような訓練を受け、
ロボットや最新の地下探知技術も使われている。

一方、密輸トンネルは、人がやっと通れる程度の初歩的なものから
照明や酸素ポンプ、レールなどを備えた高度なものまでさまざまだという。

ソース：CNN.co.jp　2010.11.04 Thu posted at: 11:55 JST
http://www.cnn.co.jp/world/30000775.html

米メキシコ国境で空調完備の巨大トンネル、麻薬密輸用か

［ロサンゼルス　３日　ロイター］　米国の税関国境警備局は３日、メキシコとの国境地下で、
麻薬密輸に使用されていたとみられる巨大なトンネルを発見したことを明らかにした。

このトンネルは全長５５０メートル。
カリフォルニア州の倉庫とメキシコのティファナ市にある倉庫を結んでおり、
レールを使った輸送システムのほか、照明や空調などの設備が整っている。
当局が捜査したところ、トンネルからは２０トン以上の大麻も押収された。

両国の国境付近では過去数年で警備が強化されているため、
メキシコの麻薬組織は地下トンネルを通じて密輸を行っているとみられる。
これまでに見つかった最も長いトンネルは、２００６年に発見された７３１メートルだった。

ソース：Reuters　2010年 11月 4日 11:26 JST
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-17987020101104

ティアナのマリアナかよ