本来、業者が自分で市のごみ焼却施設に持ち込んで重量に応じて金を支払い処分するごみを、
知り合いのサンダル業者から市の収集車にのせて運び、施設で無料で焼却処分したとして、
大和高田市は市のごみ焼却施設に勤務する嘱託職員ら3人を停職や減給の処分にしました。
これは、27日、大和高田市が発表したものです。
それによりますと、市のごみ処理施設のクリーンセンターに勤務する美化推進課の62歳の男性の嘱託職員は、
3年前の10月からおよそ3年間にわたり、知人である市内のサンダル業者から、本来は業者がみずから
クリーンセンターに持ち込み、重量に応じた金を支払い焼却処分するサンダルの切れはしのごみを、
市の収集車を使ってセンターに運び、無料で焼却したということです。
大和高田市は、公務員に準ずる職の信用を傷つけたとして、この職員を停職2か月の処分にしたほか、
去年4月から一緒に行った男性の41歳の職員と62歳の嘱託職員を減給10分の1、1か月の処分にしました。
市によりますと、焼却処分されたごみはおよそ3600キロ、本来は5万4000円を支払い処分されるもので、
市に対して、嘱託職員ら3人はごみを無料で市の車や施設を使い処分したことは認めていますが、
見返りとして、金などはもらっていないと話しているということです。
吉田誠克市長は、「不祥事を2度と起こさないよう綱紀粛正に努めます」とコメントしています。
ソース:NHK奈良県のニュース 10月27日 18時30分
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2054837551.html 関連スレ
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