不法残留していたパキスタン人の難民認定申請書を偽造したとして、
警視庁組織犯罪対策1課と神田署は、有印私文書偽造・同行使の疑いで、
茨城県守谷市薬師台、行政書士、松下薫容疑者(54)を逮捕した。
松下容疑者はすでに同罪で起訴されている。
また同課は20日、不法滞在していた別のパキスタン人の申請書も偽造したとして、
同容疑で松下被告を追送検した。同課によると、松下被告はいずれも容疑を認めており、
パキスタン人2人から報酬9万〜15万円を受け取っていたという。
逮捕容疑は、パキスタン人の男(31)に依頼され、平成20年12月〜21年1月までの間、
外国語で書かれたうその内容の申請書を日本語に翻訳するなど偽造し、
東京入国管理局に提出したとしている。
同課によると、申請書の翻訳者の欄には知人男性の氏名や住所が記入してあり、
男性の姓の印鑑が押してあった。また、申請理由として
「活動家だったのでテロ組織に命を狙われており、帰国すると殺される」などと記入されていた。
ソース:MSN産経ニュース 2010.10.20 11:14
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101020/crm1010201115013-n1.htm