三重県の伊勢市役所の支所に、実際には壊れていない下水道設備の修理を
求める電話を2日間にわたり約170回かけたとして、市内の47歳の男が
威力業務妨害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、伊勢市竹ヶ鼻町の平田実容疑者(47)です。
警察の調べによりますと、平田容疑者は先月6日と7日の2日間にわたって伊勢市役所の
二見総合支所に「下水道の修理を行わない市の対応はおかしい」などとあわせて
約170回の電話をかけて、市の業務を妨害した疑いが持たれています。
平田容疑者は、おととし6月から「実家の雨水を流す下水道設備が壊れている」
とたびたび支所に電話したため、市が確認したところ、設備は壊れていなかったということです。
しかし、その後も電話が続き、特に先月7日は正午ごろから午後5時にかけてほぼ3分に1回、
電話がかかってきたということです。
警察の調べに対して平田容疑者は「妨害をするつもりはなく話を聞いてほしかった」と
供述しているということです。警察は平田容疑者が電話をかけ続けた経緯などを詳しく調べています。
ソース:NHK三重県のニュース 10月05日 10時36分
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3006411331.html