神戸市環境局にトレーニングルーム!? 不明問題
2億円の公費流用が発覚した神戸市、今度はナゾのトレーニングルームです。
神戸市環境局の8つの事業所に豪華なトレーニングルームが
設けられていることがわかりました。公費は使われていないと主張していますが、
導入された経緯には不明な点が多いといいます。
まるでフィットネスクラブのようなマシンの数々。
実はここ、神戸市環境局の事業所なのです。
でも一体なぜ・・・?神戸市環境局兵庫事業所天野稔也所長は
「職員のケガ防止、健康管理を考えている部屋」と話します。
環境局はゴミの収集作業など体を使う仕事が多いため、
腰痛などを防ぐのが大事だと話す所長。
同じような施設は環境局の8つの事業所に設置されていて職員たちは
昼休みや就業時間後に日々、体力づくりに励んでいるといいます。
備品の帳簿を見る限り過去5年間は税金でマシンを買った記録はないということ。
しかしそれ以前については「買ったもの」か「寄贈されたもの」かハッキリと
分からないケースはすべて「寄贈扱い」になっているというのです。
何十万もするのを寄贈するのか?という記者の質問に対して
「ウン十万するか分からないが作業員がこういうのがあったほうがいいというので寄贈して貰っている。こ
れまで把握できていないのが大きな問題です。」と天野所長は答えました。
7月には同じ環境局で白紙伝票を悪用しマッサージチェアなどの業務に
関係のない備品を購入していたことが発覚。
今月、市は全体で約2億円の公費流用があったと発表しました。
「(白紙伝票の購入は?)それは多分ないと思うんです。
命を救う消防にこういう機器があればおかしくないという感覚、同じように力仕事をするので
健康管理という意味で感覚的にはおかしくない」と天野所長はトレーニングルームの
正当性を主張します。環境局は今後は備品の管理を徹底したいとしています。
ソース:関西テレビ ( 2010/09/30 18:58 更新)
http://www.ktv.co.jp/news/date/main.html#0352701 神戸市環境局 8事業所に豪華筋トレ施設 (兵庫県)
神戸市環境局のほとんどの事業所に豪華なトレーニングルームが設置されていることがわかった。
誰がなぜ設置したのかなどは分かっていないという。
トレーニングルームの設置が判明したのは神戸市環境局のごみ収集などを
担当する事業所8か所。職員らが自主的に運動器具を持ち込んだという。
市はごみ収集の際、腰を痛めないためにも筋力トレーニングは必要だとし、
使用は休憩時間や勤務時間外に限っているという。
公費で運動器具を購入した記録はなく、職員らから寄贈されたというが、
神戸市では先月、白紙伝票を悪用し業務に関係がない物品を
購入する2億円の公費流用が明らかになったばかり。
ソース:NNNニュース [ 9/30 12:13 読売テレビ]
http://www.news24.jp/nnn/news8895455.html