兵庫県立美術館の男性職員が、展覧会の無料の招待券を
インターネットのオークションで転売し、およそ390万円を不正に
得ていたとして、24日付けで停職3か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは神戸市中央区にある、
兵庫県立美術館に勤める橋本尚人指導主事(43)です。
兵庫県教育委員会によりますと、橋本主事は県立美術館や、全国の美術館から
送られてきた展覧会の無料の招待券を無断で持ち出し、インターネットのオークションで転売し、
先月までのおよそ3年間におよそ390万円を不正に得ていたということです。
先月、オークションで買い取った人からの通報を受けた県教育委員会が調査したところ、
橋本主事が「子どもの教育費に金が必要だった」などと、不正を認めたため、
24日付けで、停職3か月の懲戒処分にしました。
橋本主事は、390万円を美術館に預ける形で、
不正に得た利益を事実上、県に返還したということです。
県立美術館は「大変遺憾で、再発防止と信頼回復に努めたい」とコメントしています。
ソース:NHK兵庫県のニュース 09月24日 18時53分
http://www.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024178011.html