【南ア】「移民襲撃」「スト」、W杯の陶酔去り混乱の現実再び…治療が遅れ患者が死亡する事例も

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【ロンドン=木村正人】サッカーのワールド・カップ(W杯)を成功させた南アフリカでは、
W杯の陶酔は去り、国民は再び厳しい現実を突きつけられている。
しばらくなりを潜めていた、移民労働者に対する襲撃が“復活”し、
公務員による130万人規模のストライキで病院や学校はマヒ状態に陥っている。
一方、報道機関はズマ政権の情報保護法案に
「アパルトヘイト(人種隔離)時代を思いださせる」と反発している。

南アには隣国ジンバブエの難民300万人を含め、アフリカ近隣国から
計500万人が流入している。2008年には、仕事を奪われることを恐れた
南アの黒人貧困層が、移民労働者を襲撃する事件が多発した。
62人の死者を出し、10万人が居住地から追い立てられた。
それも、W杯が今年開催された“効果”で、移民への襲撃は収まっていた。

しかし、W杯終了後、ヨハネスブルクの黒人居住区で、ジンバブエ人が経営する商店が
襲撃されるなど、移民が経営する店が略奪されたり破壊されたりする事件が毎週起き、
数人が殺害されている。南アのシンクタンク、政策研究センターのオーブレイ・マットシキ氏は
「W杯終了を機に移民襲撃が再開されるとのうわさが駆けめぐり、
南アを去った移民も数百人から数千人いるようだ」と話す。

   □ □ □

8月18日に始まった大規模な公務員ストの影響も、日に日に深刻さを増している。
公立病院にはピケが張られ、治療が遅れ患者が死亡する事例も出ている。
介護が必要な高齢の患者は放置され、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者への投薬も止まった。
このため、軍の医務隊が公立病院に派遣され、医師免許をもつモツォアレディ保健相も
16年ぶりに一線に復帰し、ナイフなどで刺された患者十数人の傷を縫合した。

労組側は、インフレ率の倍に当たる8・6%の賃上げを要求している。
これに対し、政府側の提案は7・5%と双方の開きは大きい。
ストによる1日の経済損失は10億ランド(約114億円)ともされる。
訪中から帰国したズマ大統領は8月30日、主要閣僚に、
スト解決のため労組との交渉に全力を注ぐよう指示した。

ソース:MSN産経ニュース 2010.9.1 01:15
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100901/mds1009010117000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100901/mds1009010117000-n2.htm

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これは正論
自分達の雇用を守る正しい行動。